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今日も、歩いて行こうか…

近郊の山歩きや、昔の街道・古道を歩いてみたり…、鈍行列車で知らない町を訪ねると、探していたモノが…きっと見つかる。

2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-30 01:25:53 | 知らない町を歩きたい…

関西だけでなく日本中が猛暑…、少しでも猛暑から逃れようと計画。

最初は7月前半の予定でフェリー、ホテルを予約していましたが…

その後六甲山にも大雨が降り、その影響も気になったので全てキャンセル、延期。

オフ中でしたが、六甲の影響チェックも済ませ、

週間天気で好天が続きそうということで改めて夏旅を…。

「夏休み自由研究:長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」と題して

夏旅へ出発…。

初めての長距離フェリーを経験、北海道・稚内も初めての訪問です。

稚内では観光協会が紹介している「フットパス」を歩くのが目的…

「フットパス」詳しくは…

稚内観光協会 http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp/footpath 

<1日目=7月23日:午後>…気温33℃の芦屋から新大阪へ…

新幹線で名古屋(予報では40℃近い気温)、

下車するとムッとする体感…

駅構内はエアコンが効いていますが一歩外に出ると暑くて…。

名鉄バスセンターでフェリーターミナル行きチケット購入、乗り場を確認…

地下街を散策しながら…朝食用のパンを購入、エアコンの効いた待合室へ。

バスセンター17:20発のバスは満席…臨時バスも出るとか。

強い日差しを浴びながら満席のバスの車内も暑かった…

18:00…名古屋フェリーターミナルに到着、

太平洋フェリーで手続きをして乗船。

「いしかり」船内2泊で正味40時間の船旅なので、ちょっとリッチに特等室…。

(通常期なら利用不可ですが、A期間中はシングルユース可)

19:00 出航…

名古屋港を出航してから、西の空に夕日…

日が暮れてもデッキを歩けます…上空に薄雲があり満天の星空は諦めました…

ゆったりの船室で船窓から飽きもせず海を眺めたり、本を読んだり…

(沖合いを航海中はネットにも繋がらず…

  船室のモニターには現在位置を示す画面などだけ)

<2日目=24日 5:49 千葉県沖>船窓から日の出を眺めて…

福島県沖を航海している時、津波で流された被災者に向けて手を合わせ…鎮魂。

仙台→名古屋に向かう僚船「きそ」に手を振り、お互いに汽笛を鳴らしてお別れ…

仙台港に到着(16:40)…カモメが飛び交い、歓迎フライト…ではなく、

餌をねだってすぐそばに…(乗り慣れた人がパンなどを上空に投げ…)

仙台港で一時下船(約2時間)が可能です…が、暑いので船内でノンビリ。

車両などの下船・乗船作業が終わり…出航(19:40)

翌朝、青森県沖の日の出…(25日 4:46)

下北半島・尻屋崎沖では濃霧…

津軽海峡を過ぎ、苫小牧沖を航行中…

<3日目=25日午前11時>苫小牧フェリーターミナルに到着…

曇り空でヒンヤリ…暑がりには最適でした。

バス=11:46発の「高速とまこまい号」で札幌へ…、

札幌駅前13:38到着=札幌も暑い。

駅周辺で昼食など済ませ、地下鉄で大通駅へ…

駅から急ぎ足で大通りバスセンターへ向かい到着14:50.

(地下鉄で一駅:南北線より東豊線の方が近いと思ったけど、

  駅からバスセンターまで意外と遠かった…注意が必要です)

15:00発の稚内行きの高速バスに無事乗車…

国道~高速道路~国道…途中二箇所で休憩をして、

稚内に20:50到着、ホテルへ。

●太平洋フェリー:今回の船旅=伊勢湾を出てから少し揺れましたが、

 船酔いするほどでも無し。

 航海中は、ほとんど凪の状態が続き、船旅をタップリ楽しめました…お勧めです!

<4日目に続く…>

 

 

 

 

 

 


2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-30 01:25:03 | 知らない町を歩きたい…

<2018年:夏休み自由研究~Part 2>

「稚内フットパス~:

宗谷岬から宗谷丘陵、メグマ沼自然公園、ノシャップ岬を歩く…」

<4日目=7月26日>

稚内駅前5:45始発の路線バスで宗谷岬へ…

6:35 岬に到着…早朝で観光客も少なく静かな最北端でした。

 

残念ながら樺太は見えず…、

岬を散策した後、海の反対側の丘からフットパスの始まり…7:00

 

宗谷岬灯台のそばを通り…

前方の風車のある建物のそばを通り…

緩やかなアップダウンの舗装路で車両も通行するので注意。

時間帯によっては観光バスも…(歩くには早朝がベストかも)

どこまでも続く一本道…(分岐にはフットパスの表示板あり)

両側は牧草地・放牧地で立ち入り禁止(電気柵の設置も)。

目印になるのが「丸山」…山頂には自衛隊の施設があり、

遠めには西洋のお城のようです。

 

時には近くに放牧された宗谷黒牛がいたり…

野生動物の獣道があったり…

道端には「コウリンタンポポ」が咲いていたり…

 

高台に進むと今歩いてきた道、丸山、岬方面も眺められ…

宗谷丘陵の広さが実感できます。

宗谷ウインドファーム=強い風が吹き通る丘陵では、

風力発電の風車が立ち並び、独特の景観です。

ようやく、お目当ての「白い道」に…

 

気温測定=25℃(8:58 日差しあり、風あり)…

白いのはホタテの貝殻…

 

廃棄物の有効利用…地道に敷き詰めています。

白い道と樹木の緑、遠くに青い海、稚内中心部…

ホント…絵になります。

 

この先が終着点=宗谷の集落、宗谷バス停まで下り坂…

 9:35 宗谷バス停に到着…約11k 2時間半ほど。

 次のバスまで時間があるので近くの宗谷歴史公園へ…

 

公園では芝刈り作業中…見物をしながら東屋で休憩。

10:27発のバスで駅前へ…

観光案内所で「メグマ沼自然公園」へのアクセスを聞いたり、

昼食を済ませて、11:40発で稚内空港へ…

 

空港前から12:15に出発、自然公園入り口に12:22着

ここから木道のルートへ…

 

案内看板を頼りに木道をあっちへ行ったりこっちへ行ったり…

空港のすぐそばだけに、飛行機の飛び立つ姿も…

日差し強く、強風が吹きつけて帽子が飛ばされそう。

花期の狭間?ほとんど花は見られず…

「ワタスゲ」が一輪、強風に耐えていました…

「カキツバタ」「ハマナス」などが僅かだけ咲いていました。

案内板の9割のルートを歩き周り入り口へ、

その後、空港ターミナルへ戻り…13:45着

駅前行きの空港バス15:05発を待ち、乗車…

飛行機の到着便が遅延で、15:18に出発…駅前に15:48着。

一旦、ホテルに帰って小休止…

稚内公園フットパスに行くか、ノシャップ岬フットパスか…

結果、夕日を見ようとノシャップ岬まで歩くことに…16:25出発。

 

海岸沿いのフットパス…コンブの干し場や漁船、加工場近くを歩き

ノシャップ岬:稚内灯台に到着…17:19

 

灯台の先にノシャップ岬…

バスでの団体、自家用車、バイクでの観光客などがチラホラ。

 

やがてバスが去り、土産物店も閉店、夕日待ちの人だけ…

帰りの路線バスのバス停が判り難く、探したりして時間つぶし。

水平線に分厚い雲が集まり、夕日は望み薄…

雲の上の夕日を撮影してからバス停へ…18:23発で駅前へ。

駅前に戻ってから「手打ち さぬきうどんの店 やまだ」へ…

 

釜揚げうどん=こしがあって期待通りの美味しさでした。

関西人は三日に一度は食べたくなる”うどん”…

風貌はこわもての店主…けど、話をするととてもフランクな方。

いろいろ話をして、来年も稚内へ来たくなりました。

稚内を訪れる機会がある方、ぜひ立ち寄ってみてください。

今日は、それなりの距離を歩き…運動不足もあって、歩き疲れ。

ホテルへ戻り、就寝…

●稚内フットパス=4コースのうち3コースを踏破。

 残るは市内の稚内フットパス「氷雪の門コース」だけ。

 やまだの店主も記念塔からの眺望がベスト…と、お勧めでした。

 

<5日目に続く…>

 


2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-29 23:38:52 | 知らない町を歩きたい…

<2018年 夏休み自由研究~ Part-3>

稚内での最終日…曇り

<5日目=7月27日>

稚内フットパス=残りの「稚内公園フットパス」…

手打ちうどん やまだの店主もお勧めでしたが、

目的地である山の上は濃霧が発生…断念。

JR特急の出発まで時間つぶしで、周辺を散策…

目立つ建造物=北防波堤ドームへ…

観光バスも必ずやって来る観光スポットのようです。

巨大でユニーク…この部分だけ何故??

港の岸壁沿いに歩くと利尻島行きのフェリー…

離れた埠頭には豪華客船も停泊中…

稚内駅は日本最北端の線路…

ここも記念撮影のスポットです。

駅の待合室で時間待ち…

13:01発のJR北海道・特急サロベツ4号に乗車…

旭川に定刻より14分遅れで到着、

旭川17:00発の特急ライラック36号に乗り換え…

18:25 札幌に到着…。

途中下車をして晩食を済ませ、朝食用のパンを購入し…

札幌発19:26の区間快速で小樽へ…

小樽に到着すると、今日は花火の打ち上がる音。

運河方面で花火が見えて、人出も多め…

フェリーターミナル行きのバス乗り場を確認した後、

花火を見ようと、運河方面へ…

着いた頃には花火も終了(20:25)

大勢の人が駅に戻ろうと混雑…

同じように来た道を引き返し、バス乗り場の待合室へ。

21:00発のバスで新日本海フェリー・ターミナルへ…

ターミナル内は大勢の乗船客でいっぱい…

夏休みだけに子供の団体、家族連れ、グループなどで満杯。

23:30に小樽港を出航…

新日本海フェリー=部屋は時期的に”ステートA”でした。

予想通り、船内は子供たちが走り回る足音、賑やかな声…

翌朝のレストランもすぐに満席…

この船…オープンデッキは後部だけ…

サイドデッキは立ち入り禁止…

往路の太平洋フェリーとは構造が異なっています。

結局、食事は購入しておいたパンで済ませ、

ベッドで本を読んだり…引きこもり状態…

航海中はほとんど揺れることなく、海は凪状態…

若狭湾に入って、船から最後の夕日・・・18:58

遠くに海上自衛隊の護衛艦が航行…

台風12号の接近=舞鶴に近づく頃にかなり揺れるかも…?

覚悟はしていたけど、結果、全く影響なしで到着…21:00。

下船すると風が少し強いかな…という感じ。

21:30発のバスで一路、三宮へ…所々で小雨…

23:22 三宮に到着、風雨も無く…

急いで阪神三宮へ23:26発で芦屋へ無事帰着。

帰宅後、未明に風雨が強くなっていたようです。

●今回の夏旅…長距離フェリーの船旅をとても楽しめ、

 猛暑の夏に汗もそれほどかかず、贅沢な旅になりました。

 来年の夏は、北海道に長期滞在したいなァ…?!

 


2017 紅葉を求めて…岡山県:奥津渓へ

2017-11-09 21:59:28 | 知らない町を歩きたい…

紅葉情報では”見頃”ということですが、昨日の降雨が気になりながら…日帰り旅に出発。

奥津渓は津山市の北、美作三湯の一つ、奥津温泉の近くです。

(津山には、15年前の桜シーズンに18きっぷで訪れたことがあり、それ以来…)

公共交通機関を利用すると少々不便な所で、JRで津山まで向かうのに時間が掛かるし…

(+津山駅から奥津温泉までは路線バスで約1時間ほど掛かる)

結局、大阪駅前から高速バスで津山駅、津山駅から路線バスで奥津渓へ向かいました。

朝7時に出て、JR芦屋~大阪駅へ…JR高速バスチケットセンターで8:00発、帰途の便も購入。

定刻に出発…新大阪などを経由して中国道へ…吹田・伊丹宝塚辺りで渋滞に巻き込まれ…

渋滞を抜けた後は順調に走行…加西パーキングエリアで10分休憩。

津山便はJRバス西日本と神姫バスの共同運行で、乗車したのは神姫バスでした。

津山駅に約10分遅れで到着(定時10:54)。

駅前の観光案内所で奥津渓のマップを手に入れようとしましたが、尋ねても無いとのこと。

駅前から奥津温泉行きの路線バス=11:45発、

時間があるので昼食用のパンでも購入しようと思い、吉井川を渡って商店街へ。

地方都市特有、ほとんどの店がシャッター通りの様相…

GoogleMapで探したパン屋さんでパンを購入して駅へ戻り…

早めにバス停に来ていた中鉄北部バス(路線バス)に乗車。

路線バスだけに各バス停を巡りながら次第に山間部へ…

奥津温泉の下流にある奥津渓に一番近い”小畑”バス停で下車、坂道を下ると”奥津渓”。

昭和7年4月に文部省により「名勝地・奥津渓」に指定されています。

吉井川の水の流れが数十万年の歳月を掛けて作り上げた甌穴群は東洋一とか。

秋はモミジ・カエデ・ブナなどが色鮮やかに紅葉して岡山でもベスト3の紅葉名所。

では、彩り鮮やかな紅葉をお楽しみください…

渓流沿いの遊歩道を歩いて下流の般若寺温泉、大釣温泉、白淵の甌穴群へ…

その後、車道を戻りながら紅葉をタップリ楽しんで…

奥津渓から吉井川沿いに奥津温泉へ…奥津橋にある銅像:親子が川で洗濯している様子。

温泉街の雰囲気を楽しもうと…でも、意外にそういう雰囲気はありません。

この二軒の温泉旅館が風格を残していました…

復路の路線バスの時間まで、”奥津歴史資料館”へ立ち寄り。

(内容的には簡素…今のうちにもっと明治・大正・昭和の資料収集をするべきでは…)

14:34発の路線バスで、津山駅へ戻り…15:30着。

津山発大阪行きの高速バス…予定よりも早く戻れたので16:00発に変更。

定刻通り16時に津山駅を出発(JRバスでした)…

帰途は往路よりも渋滞発生で、大阪駅に約40分遅れで…19:40着。

長時間座った状態は、結構ツライ…久しぶりにお尻が痛くなって…(苦笑)

さて、奥津渓の紅葉は見頃ピークで楽しめましたが、やはり降雨の影響もあったようで少し落葉も。

今週末、予報では未明に強風雨の可能性…一気に落葉してしまうかもしれません。

近日中に、紅葉を求めての旅をしようと計画していますが…はてさて??

 

 

 


2017年 近鉄:新春1dayチケットを使って初詣に…

2017-01-05 10:52:29 | 知らない町を歩きたい…

年末に大阪難波駅で購入…年明け三が日は人出が多いだろうと考え、4日に奈良に向かいました。

普段、山歩きをしているので初詣は山・自然に関係する寺社へ行こうと…

先ずは吉野山・金峯山寺「蔵王権現」、次に桜井・三輪山をご神体とする「大神神社」に初詣。

早朝に起床、JR芦屋を8:12発の新快速で大阪~天王寺へ…、近鉄阿部野橋駅で特急券を購入。

阿部野橋9:10発の特急の座席に座ったところで、人身事故の一報、この特急が運転取りやめに…

係員によると事故処理などで最低でも1時間は運行出来ないし、その後もダイヤが乱れるだろうとの事。

こうなると急遽、スケジュール変更ということで、窓口で特急券の払い戻しを済ませ、近鉄路線図を見ながら思案…

とりあえず、JR天王寺(9:26)から鶴橋へ向かい、そこから近鉄に乗り換えて大和西大寺へ…

車内で路線図を見ながら、二番目に訪れる予定だった大神神社へ向かうことに。

(10:13)大和西大寺で乗り換え、大和八木~桜井…、JR桜井~三輪駅下車~大神神社へ(11:25)…

正月三が日が過ぎているので参拝客は一段落の様子…大鳥居までの参道の露天商も稼ぎ時は過ぎた感じ…。

参拝客の中には会社ごとのグループ参詣の姿もあったり…、小さな子供連れの家族での参詣も…

本殿で参拝の後、狭井神社へ…

この神社のすぐ横からご神体である”三輪山”への登拝口があり、拝殿横で申し込んで登ることが出来ます。

聞くと、往復2~3時間掛かるとの事…、今日は予定が変わったので断念(次の機会に登拝したい…)。

本殿参拝の後、戻り…

この広い境内をゆっくり時間を掛けて巡りたいと思いましたが、吉野へ向かうためJR三輪駅へ…

こじんまりとしたローカルな駅舎…大神神社の祭礼のときだけ賑わいそうです(三輪山側に臨時の降車口が設けられていました)。

きっぷの販売機が2台だけなので、購入するのに少し行列…、タイミング良く桜井行きがホームに入り、終点桜井駅へ。

近鉄に乗り換え、大和八木駅から橿原神宮前へ…

橿原神宮前で吉野線に乗り換え…駅構内のパン店(リトルマーメイド)でパンを購入、電車待ちの間に昼食タイム。

人身事故の影響が未だ少しあるようで、表示の急行も3分遅れでホームに入って来ました。

(ホント、人身事故は迷惑なこと…事故処理も簡単ではないうえ、警察による現場検証などが終わるまで時間が掛かります)

急行に乗車して吉野駅に到着(13:24)…

今までこの吉野:金峯山寺には二度来ていますが、駅までは下山するばかり…今回は初めて急な坂道を登ります。

テクテクと約15分登ったところで振り返ると遥か下に…吉野駅が見えます。

舗装された車道はクネクネですが、整備されたショートカットの歩道があるので時間的には楽かも。

参道沿いの店は、ほとんどが休みで、人の姿もまばら…参拝客も少なめ。

31日、1~2日は、金峯山寺の祭事があったので参拝客も多かったと思われます。

黒門を通り抜け…金峯山寺の脇を通り、正面から参詣…

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つ…役の行者が開祖とされる修験道の総本山:金峯山寺蔵王堂へ…(13:50)。

「金剛蔵王権現」のお姿は拝見できません(秘仏公開日は別)が、山歩きの安全と無事を祈念して…。

小休止をしながら次はどこへ行こうかと思案…、奥吉野に向かうには時間と登り坂がツライということで吉野駅へ下山。

吉野駅から大和西大寺へ戻り、時間によっては奈良市内へ向かおうかと思いながら…、

14:37発の急行で橿原神宮前(15:30)~乗り換えて(15:36)急行で大和西大寺(16:00)着…。

奈良市内へ向かうと日暮れで動き難いと判断し、大阪難波へ帰ることに…、難波で一旦改札を出て、改めて阪神で芦屋に。

新年早々、急遽スケジュール変更でしたが、それなりに目的を果たして満足な”乗り鉄・日帰り旅”でした。

 

 


2016年「青春18きっぷ」行く…近江八幡と彦根へ。

2016-09-09 21:14:12 | 知らない町を歩きたい…

今年の夏旅:最後の1回分は”滋賀県近江八幡市の古い町並みと国宝・彦根城に初登城…”です。

台風の影響も無く、日差しは強くてもカラッとした暑さの一日…もちろん、歩くほどに汗タップリ…

JR芦屋駅 8:38発の新快速で近江八幡駅に10:04着。

駅前の観光案内所でマップを頂き、駅前のバス乗り場へ…、10:15発で約5分の小幡筋・資料館前で下車…

先ず、知らない町を訪れたら最初の定番=高い場所に…

八幡山ロープウェイで(往復¥880)市内を一望できる”八幡山(標高271,9m):村雲御所瑞龍寺”へ。

ここは豊臣秀次が築いた八幡山城跡で本丸跡に瑞龍寺があり、周囲には城の石垣が残り、山城の雰囲気を漂わせています。

本堂にお参りした後、周囲を歩き…、眺望=市内はもちろん、琵琶湖の湖面、遠くには比良山系も…

苔むした石垣の間には木々が成長し、将来は石垣を崩すかも?…と、ちょっと心配。

ロープウェイで下山…、乗り場近くの日牟禮八幡宮へお参り…

この後、八幡堀で水路の情緒を味わい…

重要伝統的建築物群保存地区の新町通りで古い町並みを楽しみ…

壊れかけた土蔵を見て、何重にも塗り固められた土壁の堅牢さに驚き…

そして、生涯を近江八幡で過ごしたアメリカ人宣教師:ヴォーリスが設計した建築物などを探しながら街歩き…

池田町の洋館街へ向かう途中、おしゃれな八幡小学校も…

往路はバスで5分ほどでしたが、復路は強い日差しの下を駅まで約2k歩き…12:52発の普通電車で彦根へ…13:15着。

観光案内所でマップなどを頂き、バス便が無いので歩いて登城…

 ↑ 下から見た重文の”天秤櫓”に掛かる廊下橋… ↓ 上に上がって…

国宝五天守のひとつが彦根城・天守…

天守へは狭くて急な階段を上ります…

天守から伊吹山が…

沖に浮かぶ”多景島”

天守から見る彦根駅方面(広い通りの先に駅舎)…

天守では心地良い風が吹き込んで、眺望と共に爽やかでいつまでも居たい気持ち…

大小さまざまな石が組み合わされた天守の石垣…

城を出て、大名庭園として有名な”玄宮園”へ…

庭園を散策後…

見学できるスペースは少しでしたが、係員の方と歴史話から山歩きのことなど…話が弾み…。

また機会があれば訪れることにして彦根駅へ…

彦根16:23発の新快速で芦屋へ…17:59帰着。

今年の”青春18きっぷの夏旅”も終わってみれば遅延も無く順調に消化できました…次回は”秋旅”かなァ??

 

 

 

 

 

 

 


2016年「青春18きっぷ」で行く金沢1泊2日の夏旅…(1)

2016-07-30 23:54:07 | 知らない町を歩きたい…

今年も猛暑の夏旅になりそうとは思いつつ、「青春18きっぷ」を購入…

いろいろ予定を立て時刻表で調べている時が一番楽しいかも…(とにかく、全国で猛暑の予報が出たりで…)

昨年の夏旅も暑かったけど、今年も汗タップリで旅を楽しむことに。

<1日目>29日朝、芦屋駅7:28発の新快速・敦賀行で出発…(昨年は前4両が敦賀行きだったのに、今回は後4両だった)

昨年と同じだと思い、ホームの前方で待っていて、アナウンスを聞いて急いで後方へ移動。

平日の通勤時間なので大阪まで満員、大阪駅でようやく座り、敦賀へ…

敦賀から福井、そして金沢駅に12:41着。

電車を降りると金沢の町はムッとした熱気…暑い! 観光案内所に立ち寄り情報収集。

先ずは、定番(知らない町を訪れたら必ず…)の市内を高いところから眺めるということで卯辰山…

涼しかったら歩いて行くけど、猛暑なので路線バスで卯辰山・望湖台へ(一日2便しかなく、次は14:55)…。

バスの時間まで昼食と、金沢ふらっとバス(右回り)で市内を一回りして車窓からポイント確認を済ませ、路線バスに乗車。

金沢駅前からは乗客も多めでしたが次第に下車し、卯辰山に上る頃には他の乗客なし…

望湖台バス停15:16到着、バス停から歩いて約5分少々で展望台。

市内中心部が木々の間から見えて…(この眺望のみ)、樹木が成長して展望台が低くなったようです。

望湖台に到着時、ドライバー(若い女性)さんに望湖台以外の眺望ポイントもアドバイスして頂き、そこにも立ち寄ることに。

望湖台から約10分少々移動して「見晴らし台」、こちらの方が眺望は広がっていました…

日差しはきついですが、木陰に入ると山の上だけに心地良い風も吹き、ホッと。

卯辰山から「ひがし茶屋街」へ向かって歩いて下山…、途中、発見したのが…

兵庫県も昔はマッチ産業が盛んだったような?…そんな記憶でこの石碑が気になったわけです。

今回の目的の一つ””重要伝統的建造物群保存地区”の町並み「ひがし茶屋街」に立ち寄り…

外国からの多くの観光客たちがそぞろ歩き…、↑この団体さんはスペインから?(スペイン語が聞こえたような…)

昨年の高山といい、金沢の町も、外国人だけでなく観光客をもてなすすべを知り尽くしているようです。

汗だくになりながらの町歩き…、ひがし茶屋街を抜け、浅野川大橋を渡ると卯辰山が後方に…

橋のたもとの東屋で小休止…、日陰だけど風が無く暑くて汗も止まらず。

次の目的地=「金沢蓄音器館」へ…(建物の写真を撮影するのを忘れて…)

昔の蓄音器がたくさん収集され、レコードを聴かせたり…

展示物の古い蓄音器の音色は今のデジタル音とは全く違うもので、是非若い方たちに聴いて頂きたいものです。

蓄音器館を出て、近江市場界隈を歩いた後、金沢駅まで歩き…ホテルへチェックイン(17:45)

2日目に続く…

<閑話休題>

猛暑の中、よく歩きました…お陰で汗びっしょり! 金沢の最高気温34℃。

1泊2日の鈍行列車の旅なので、目的地での時間はいかに効率よく回るか…その為には下調べが大切。

もっとも、大半の人はスピード重視で鈍行列車が気に入らないかもなァ…(笑)

でも、鈍行列車の旅は、いろんなモノが見えて、それなりに楽しい・オモシロイ…。

 


2016年「青春18きっぷ」で行く金沢1泊2日の夏旅…(2)

2016-07-30 22:30:08 | 知らない町を歩きたい…

<二日目>

朝、ホテルを8:40に出発…、今日は午前中、数ヶ所を訪れ、昼には金沢を離れる予定…。

”金沢ふらっとバス”の左回りで本多町停留所で下車、歩いて約5分…「鈴木大拙館」へ。

この本多町で生まれた世界的な仏教哲学者・鈴木大拙の思想に出会いたくて…

出来れば観光客の少ない朝一番に訪れたかったので少し早めに到着(開館9:30)

開館準備をしていた施設の方が開館まで、隣の松風閣庭園(入園自由)を勧めて頂いたので、先ずは庭園へ。

静かな日本庭園、高い松の木の上でトンビが一羽、甲高い声で鳴いていたり、池の中では鮮やかな鯉の群れが泳いでいたり…。

庭園の日陰に群生するコケにも生命が輝き、感動し…

開館時間を少し過ぎ、「鈴木大拙館」へ…

「無心」…、あるがままに、なすがままに過ぎ行く時間をゆったり…時折通り過ぎる風が心地良く…

現実に戻って、今日のスケジュールをこなさなくては…と、いうことで退館。

次は石川県の歴史を知りたくて”いしかわ赤レンガミュージアム「石川県立歴史博物館」”へ…

本多町から小高い丘に上がる途中にある小さな急流(金城霊澤=湧水、兼六園?が水源?)に驚き…

上りきると前方に赤レンガの建物が見えて…

赤レンガの建物が3棟、かっての陸軍兵器庫だったもので、戦後は美術工芸大学、そして現在は県立歴史博物館。

重厚な建物はもちろん、展示物も見ごたえのある内容でした。

予定の時間が少々押し気味…、次は周遊バスの中から見て気になった「犀川大橋」へ…

昔ながらの木造建築物が多いイメージの金沢の町並みに、鉄骨の逞しさが”何ともたまらん”…

惚れてしまった鉄骨の橋を後にして、古い町並み=長町武家屋敷界隈へ…

予定の昼時間が迫り、香林坊バス停から路線バスで金沢駅へ…12:23着。

予定の電車は12:28福井行き普通…急いでホームへ、しかし、二両編成で満員だったので、次の電車に決定。

昼食を済ませ、13:30発の福井行き普通(4両編成)で金沢を離れ、次の目的地:今庄駅:昔の宿場の赴き…を。

福井駅から敦賀行き普通が二両編成で、次第に乗客が増えて、今庄駅下車は中止、このまま敦賀へ。

敦賀から16:57発、新快速:播州赤穂穂行きに乗り換え、芦屋へ…18:58着。

<閑話休題>

暑い夏とは思いつつ、今年も北陸は猛暑の夏でした…金沢の最高気温34℃、街中は暑くて・暑くて…汗びっしょり。

市内は外国人観光客が多く、夫婦連れや若者、団体さんまでが「日本」を楽しんでいるようでした。

帰りの電車の車窓から見えた”伊吹山”…頂上付近に雲が浮かんで、噴火のよう…

今回行けなかった「今庄宿」は宿題…、日帰り旅で行くことになるかも?

18きっぷ…残り3回分=泊まり旅?日帰り旅?はてさて…どうなることやら。 


紅葉を求めて…奈良県天川村:みたらい渓谷と観音峯へ…

2015-11-16 23:52:04 | 知らない町を歩きたい…

今週は天気が下り坂の予報…、先週の木~金曜の雨が紅葉を終わらせたかも…と、思いつつ。

今日は朝から晴れ、雨の心配も無いので奈良県天川村”みたらい渓谷”の紅葉を見よう…時間があれば”観音峯山頂”へ。

早朝、芦屋を出発7:06新快速で…(大阪に着いて判ったこと=後続の電車が人身事故、その後…架線切れで大幅に遅延だった)

環状線で天王寺、近鉄阿部野橋駅で「洞川温泉・みたらい渓谷散策きっぷ=往復¥3,780」と特急券¥510を購入。

 ↓ 8:10発の”さくらライナー”で下市口駅へ…

下市口駅9:10…奈良交通バス9:20発…バスが来る前に乗客が並び、整理員が数を数えて…全員が乗れないようで臨時バスを出すみたい。

こちらは無事に乗れて定時に出発(路線バスで狭い山道を走ります)…

天川川合バス停に10:14に到着、観光案内所でマップを手に入れ小休止の後、出発…(10:20)

紅葉は、やはり降雨でほとんど落葉状態でした…でも、渓谷の滝の豪快な水量など、見るにことかかない光景が楽しめました。

渓谷沿いの遊歩道は、階段状になった急坂道や落ち葉や湧水で滑り易そうな坂道などが続きます…

歩き続けて観音峯登山口休憩所に到着(11:35)

遊歩道から吊橋を渡って登山口休憩所、小休止の後、再度、吊橋を渡って観音峯展望台を目指します…(11:45)

けっこうキツイ坂、階段状の急坂などを汗だくで順調に…途中、観音の水、観音平休憩所、観音の岩屋を経て…

展望台に到着…(12:40)

展望台からは360度の眺望が…山上ヶ岳、稲村ヶ岳、弥山、眼下には洞川温泉の町も…

昼食と休憩、予定より早く着いたので観音峯山頂まで行くことに…13:00出発(写真=前峯:標高1285mを越えた奥の山)

前峯ピークに13:08、そのまま観音峯へ進みます…

13:25観音峯山頂:標高1347m、落葉後の木々の間から眺望も…、法力峠~洞川温泉へは次回の予定に…ということで折り返し下山。

前方に展望台のあるピーク(ススキに囲まれています)まで戻ります…

ハイカーのグループはザックを置いて山頂を目指して行きました。

こちらは一気に登山口まで下山して…登山口に14:20着。

ここから洞川温泉まで遊歩道を歩き…(案内マップが少し判り難く…ウロウロしていた時、単独さんと出会い、同じ目的地ということで一緒に…)

洞川温泉への車道を800mほど歩くと遊歩道の入り口、ここから渓谷沿いの山道を歩き…途中、”大聖大権現社”という祠に…

トチの木の大木・古木が数本、杉の古木も…トチの木の木肌には歴史とパワーを感じさせる趣きで、カメラ女子も夢中でシャッターを…

静寂の中の古木に癒された後、洞川温泉に到着(15:20)

単独さんは、洞川温泉を散策するとの事で、お別れ…、こちらは15:58発のバスで下市口へ…

近鉄:下市口駅17:18発の特急で阿部野橋、JR大阪、芦屋へ帰着。(今日は交通機関の遅延に巻き込まれず、最高に良かった…)

好天に恵まれましたが、風弱く…歩くほどに汗タップリ…でも、当初の予定より順調に渓谷歩き・山歩きが楽しめました。

(なお、渓谷の遊歩道・山での歩行時間=標準より歩きが速いですので、一般の方は参考にはなりません…)

 


穴子飯と紅葉を求めて、1泊2日の秋旅へ…<1>

2015-11-05 03:19:38 | 知らない町を歩きたい…

一日目…

阪神間では紅葉の時期はもう少し先…こうなると紅葉の名所をチェックして”初めての秋旅”へ…

交通費を抑え、宿泊は一泊に絞った結果、11月中旬に広島県宮島と中国山地の三段峡へ出掛けることに決定。

三宮から神姫バスで往復¥9,000-、ホテルも早期割引で¥6,300-で予約…

予約した頃は紅葉も11月中旬頃で見ごろ…のハズでしたが、急に気温も下がり中旬では遅過ぎるようになり、

11月に入ってからホテルの予約を3~4日に変更、週間天気予報でも晴れ…(当初より¥1,000-ほどアップ¥7,080-に…)

3日早朝、三宮から7:20発→ 休日の中国道も渋滞無しで順調に走行…途中、吉備SAで休憩した後、広島に定刻どおり到着。

広島バスセンターに到着後、広島電鉄の”一日乗車乗船券(¥840-)”を購入し、宮島口へ…

七年ぶりの宮島…前回は”青春18きっぷ”だったのでJRフェリーでしたが、今回は”宮島松大汽船”で…

休日で島内は観光客でいっぱい…外国人観光客も多く、厳島神社も周辺の商店街も満員状態…鹿たちもお疲れ気味の様子でした。

神社はパスし弥山から瀬戸内海の眺望を楽しむことにして、ロープウェイで山頂へ…(ロープウェイも少し行列気味…)

ロープウェイで下るつもりでいたが、待ち人多くかなり長い行列…結果、紅葉谷を歩いて下山することに…

(紅葉谷の下山ルートは階段も多く、慣れていない人には厳しいかも…)

宮島の紅葉は、紅葉谷入り口付近に少し色づいているぐらいで、見ごろはもう少し先…。

宮島といえば”穴子飯”…前回は宮島口の駅弁で有名な”うえの”、今回はネットで調べた島内にある店の味を楽しもうかと…

¥1,600-でした…ネットでは美味しいということでしたが、穴子にタレがしみ込み過ぎの感じで、くどさが気になりました。

こうなると…名店の味を食べないと後悔しそう…ということで、急いでフェリーに乗って宮島口の”うえの”へ…

(早く行かないと売り切れの可能性があります…それだけ全国から食べに来るお客さんがいるということ)

お店はやはり満席…店頭で弁当を購入(¥1,728-)…、口直しにホテルでの晩食です…

ホテルに戻る前に”原爆ドーム”周辺へ…

高校生や中学生の団体さんが、グループごとに説明を受けていました…

そばで聞いていると、福島の原発問題を強調している中年女性もいたり…で、例によってなんでも反対派の刷り込み傾向も感じられて…(苦笑)

さて、”うえの”の穴子弁当に戻りましょう…

やはり…この味です! 穴子本来の味があり、タレのしつこさは無く、”ホンマに美味いなァ~”の一言。

(クラシカルな包装紙、弁当の容器も昔のまま…化学製品の容器ではありませぬぞ!)

…と、満足の晩食を終えて一日目が終了。

★二日目に続く…