北陸の小京都：越前大野を訪ねて…

夏・青春18きっぷで鈍行の旅…Part－２

先ず、お得なお知らせ…2004年７月の福井豪雨で一部区間が
不通になっていたJR越美北線が今年６月末に完全復旧。
これを記念に越美北線の利用促進イベントととした
「大野市観光利用券」が、越前大野駅でもらえます。
2000円分の内容で、名物：おろしそば１杯無料券、買い物利用券、
観光施設入館券などが付いての一冊。もちろん、越美北線を利用
して、越前大野駅で出る際に駅員に頂くシステム。
皆さんも、ぜひこの機会に越美北線を利用して北陸の小京都へ！

さて、福井駅で越美北線に乗り換え、ワンマン車両で約50分。
静かな城下町に到着。駅の改札口で観光マップと観光利用券を
手に入れる。何も知らない観光客もおられるようなので、お忘
れなく…。

最初に、西方の小高い山頂に建つ越前大野城へ(駅から徒歩約30分)。
石垣は昔のままだが、お城は1968年に再建され、資料館になっている。
天守部から大野盆地の全体が眺めることが出来、市内の見当もわかる。
その後、城下にある武家屋敷・旧内山家へ。日本庭園から眺める大野城
(写真)、復元された屋敷内と庭園の造りを見ながらゆっくり過ごす。

石畳の七間道、寺町界隈、市内に残る昔の建物を探しながら散策…。
名物・おろしそばを食べようと市内の蕎麦屋を訪ねるが、昼の時間を
過ぎていたためにどこも閉店、結局、平成大野屋(観光協会)で食す。
その後、御清水へ…名水百選にも選ばれた名水で、地下から滾々と湧き
出す水を一口…。冷たさとまろやかさが喉を潤してくれた。
空になった500ｍペットボトルに頂き、帰宅後、この水でコーヒー…。
ウマイ…水道水で飲むコーヒーと違って本当に美味しかった。

歴史博物館にも足を伸ばしたが、16時閉館で間に合わず。
人々との出会いもあり、機会があれば、是非また訪ねたい町である。