今日も、歩いて行こうか…

近郊の山歩きや、昔の街道・古道を歩いてみたり…、鈍行列車で知らない町を訪ねると、探していたモノが…きっと見つかる。

2016年「青春18きっぷ」で行く金沢1泊2日の夏旅…(1)

2016-07-30 23:54:07 | 知らない町を歩きたい…

今年も猛暑の夏旅になりそうとは思いつつ、「青春18きっぷ」を購入…

いろいろ予定を立て時刻表で調べている時が一番楽しいかも…(とにかく、全国で猛暑の予報が出たりで…)

昨年の夏旅も暑かったけど、今年も汗タップリで旅を楽しむことに。

<1日目>29日朝、芦屋駅7:28発の新快速・敦賀行で出発…(昨年は前4両が敦賀行きだったのに、今回は後4両だった)

昨年と同じだと思い、ホームの前方で待っていて、アナウンスを聞いて急いで後方へ移動。

平日の通勤時間なので大阪まで満員、大阪駅でようやく座り、敦賀へ…

敦賀から福井、そして金沢駅に12:41着。

電車を降りると金沢の町はムッとした熱気…暑い! 観光案内所に立ち寄り情報収集。

先ずは、定番(知らない町を訪れたら必ず…)の市内を高いところから眺めるということで卯辰山…

涼しかったら歩いて行くけど、猛暑なので路線バスで卯辰山・望湖台へ(一日2便しかなく、次は14:55)…。

バスの時間まで昼食と、金沢ふらっとバス(右回り)で市内を一回りして車窓からポイント確認を済ませ、路線バスに乗車。

金沢駅前からは乗客も多めでしたが次第に下車し、卯辰山に上る頃には他の乗客なし…

望湖台バス停15:16到着、バス停から歩いて約5分少々で展望台。

市内中心部が木々の間から見えて…(この眺望のみ)、樹木が成長して展望台が低くなったようです。

望湖台に到着時、ドライバー(若い女性)さんに望湖台以外の眺望ポイントもアドバイスして頂き、そこにも立ち寄ることに。

望湖台から約10分少々移動して「見晴らし台」、こちらの方が眺望は広がっていました…

日差しはきついですが、木陰に入ると山の上だけに心地良い風も吹き、ホッと。

卯辰山から「ひがし茶屋街」へ向かって歩いて下山…、途中、発見したのが…

兵庫県も昔はマッチ産業が盛んだったような?…そんな記憶でこの石碑が気になったわけです。

今回の目的の一つ””重要伝統的建造物群保存地区”の町並み「ひがし茶屋街」に立ち寄り…

外国からの多くの観光客たちがそぞろ歩き…、↑この団体さんはスペインから?(スペイン語が聞こえたような…)

昨年の高山といい、金沢の町も、外国人だけでなく観光客をもてなすすべを知り尽くしているようです。

汗だくになりながらの町歩き…、ひがし茶屋街を抜け、浅野川大橋を渡ると卯辰山が後方に…

橋のたもとの東屋で小休止…、日陰だけど風が無く暑くて汗も止まらず。

次の目的地=「金沢蓄音器館」へ…(建物の写真を撮影するのを忘れて…)

昔の蓄音器がたくさん収集され、レコードを聴かせたり…

展示物の古い蓄音器の音色は今のデジタル音とは全く違うもので、是非若い方たちに聴いて頂きたいものです。

蓄音器館を出て、近江市場界隈を歩いた後、金沢駅まで歩き…ホテルへチェックイン(17:45)

2日目に続く…

<閑話休題>

猛暑の中、よく歩きました…お陰で汗びっしょり! 金沢の最高気温34℃。

1泊2日の鈍行列車の旅なので、目的地での時間はいかに効率よく回るか…その為には下調べが大切。

もっとも、大半の人はスピード重視で鈍行列車が気に入らないかもなァ…(笑)

でも、鈍行列車の旅は、いろんなモノが見えて、それなりに楽しい・オモシロイ…。

 


2016年「青春18きっぷ」で行く金沢1泊2日の夏旅…(2)

2016-07-30 22:30:08 | 知らない町を歩きたい…

<二日目>

朝、ホテルを8:40に出発…、今日は午前中、数ヶ所を訪れ、昼には金沢を離れる予定…。

”金沢ふらっとバス”の左回りで本多町停留所で下車、歩いて約5分…「鈴木大拙館」へ。

この本多町で生まれた世界的な仏教哲学者・鈴木大拙の思想に出会いたくて…

出来れば観光客の少ない朝一番に訪れたかったので少し早めに到着(開館9:30)

開館準備をしていた施設の方が開館まで、隣の松風閣庭園(入園自由)を勧めて頂いたので、先ずは庭園へ。

静かな日本庭園、高い松の木の上でトンビが一羽、甲高い声で鳴いていたり、池の中では鮮やかな鯉の群れが泳いでいたり…。

庭園の日陰に群生するコケにも生命が輝き、感動し…

開館時間を少し過ぎ、「鈴木大拙館」へ…

「無心」…、あるがままに、なすがままに過ぎ行く時間をゆったり…時折通り過ぎる風が心地良く…

現実に戻って、今日のスケジュールをこなさなくては…と、いうことで退館。

次は石川県の歴史を知りたくて”いしかわ赤レンガミュージアム「石川県立歴史博物館」”へ…

本多町から小高い丘に上がる途中にある小さな急流(金城霊澤=湧水、兼六園?が水源?)に驚き…

上りきると前方に赤レンガの建物が見えて…

赤レンガの建物が3棟、かっての陸軍兵器庫だったもので、戦後は美術工芸大学、そして現在は県立歴史博物館。

重厚な建物はもちろん、展示物も見ごたえのある内容でした。

予定の時間が少々押し気味…、次は周遊バスの中から見て気になった「犀川大橋」へ…

昔ながらの木造建築物が多いイメージの金沢の町並みに、鉄骨の逞しさが”何ともたまらん”…

惚れてしまった鉄骨の橋を後にして、古い町並み=長町武家屋敷界隈へ…

予定の昼時間が迫り、香林坊バス停から路線バスで金沢駅へ…12:23着。

予定の電車は12:28福井行き普通…急いでホームへ、しかし、二両編成で満員だったので、次の電車に決定。

昼食を済ませ、13:30発の福井行き普通(4両編成)で金沢を離れ、次の目的地:今庄駅:昔の宿場の赴き…を。

福井駅から敦賀行き普通が二両編成で、次第に乗客が増えて、今庄駅下車は中止、このまま敦賀へ。

敦賀から16:57発、新快速:播州赤穂穂行きに乗り換え、芦屋へ…18:58着。

<閑話休題>

暑い夏とは思いつつ、今年も北陸は猛暑の夏でした…金沢の最高気温34℃、街中は暑くて・暑くて…汗びっしょり。

市内は外国人観光客が多く、夫婦連れや若者、団体さんまでが「日本」を楽しんでいるようでした。

帰りの電車の車窓から見えた”伊吹山”…頂上付近に雲が浮かんで、噴火のよう…

今回行けなかった「今庄宿」は宿題…、日帰り旅で行くことになるかも?

18きっぷ…残り3回分=泊まり旅?日帰り旅?はてさて…どうなることやら。