今日も、歩いて行こうか…

近郊の山歩きや、昔の街道・古道を歩いてみたり…、鈍行列車で知らない町を訪ねると、探していたモノが…きっと見つかる。

2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-30 01:25:53 | 知らない町を歩きたい…

関西だけでなく日本中が猛暑…、少しでも猛暑から逃れようと計画。

最初は7月前半の予定でフェリー、ホテルを予約していましたが…

その後六甲山にも大雨が降り、その影響も気になったので全てキャンセル、延期。

オフ中でしたが、六甲の影響チェックも済ませ、

週間天気で好天が続きそうということで改めて夏旅を…。

「夏休み自由研究:長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」と題して

夏旅へ出発…。

初めての長距離フェリーを経験、北海道・稚内も初めての訪問です。

稚内では観光協会が紹介している「フットパス」を歩くのが目的…

「フットパス」詳しくは…

稚内観光協会 http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp/footpath 

<1日目=7月23日:午後>…気温33℃の芦屋から新大阪へ…

新幹線で名古屋(予報では40℃近い気温)、

下車するとムッとする体感…

駅構内はエアコンが効いていますが一歩外に出ると暑くて…。

名鉄バスセンターでフェリーターミナル行きチケット購入、乗り場を確認…

地下街を散策しながら…朝食用のパンを購入、エアコンの効いた待合室へ。

バスセンター17:20発のバスは満席…臨時バスも出るとか。

強い日差しを浴びながら満席のバスの車内も暑かった…

18:00…名古屋フェリーターミナルに到着、

太平洋フェリーで手続きをして乗船。

「いしかり」船内2泊で正味40時間の船旅なので、ちょっとリッチに特等室…。

(通常期なら利用不可ですが、A期間中はシングルユース可)

19:00 出航…

名古屋港を出航してから、西の空に夕日…

日が暮れてもデッキを歩けます…上空に薄雲があり満天の星空は諦めました…

ゆったりの船室で船窓から飽きもせず海を眺めたり、本を読んだり…

(沖合いを航海中はネットにも繋がらず…

  船室のモニターには現在位置を示す画面などだけ)

<2日目=24日 5:49 千葉県沖>船窓から日の出を眺めて…

福島県沖を航海している時、津波で流された被災者に向けて手を合わせ…鎮魂。

仙台→名古屋に向かう僚船「きそ」に手を振り、お互いに汽笛を鳴らしてお別れ…

仙台港に到着(16:40)…カモメが飛び交い、歓迎フライト…ではなく、

餌をねだってすぐそばに…(乗り慣れた人がパンなどを上空に投げ…)

仙台港で一時下船(約2時間)が可能です…が、暑いので船内でノンビリ。

車両などの下船・乗船作業が終わり…出航(19:40)

翌朝、青森県沖の日の出…(25日 4:46)

下北半島・尻屋崎沖では濃霧…

津軽海峡を過ぎ、苫小牧沖を航行中…

<3日目=25日午前11時>苫小牧フェリーターミナルに到着…

曇り空でヒンヤリ…暑がりには最適でした。

バス=11:46発の「高速とまこまい号」で札幌へ…、

札幌駅前13:38到着=札幌も暑い。

駅周辺で昼食など済ませ、地下鉄で大通駅へ…

駅から急ぎ足で大通りバスセンターへ向かい到着14:50.

(地下鉄で一駅:南北線より東豊線の方が近いと思ったけど、

  駅からバスセンターまで意外と遠かった…注意が必要です)

15:00発の稚内行きの高速バスに無事乗車…

国道~高速道路~国道…途中二箇所で休憩をして、

稚内に20:50到着、ホテルへ。

●太平洋フェリー:今回の船旅=伊勢湾を出てから少し揺れましたが、

 船酔いするほどでも無し。

 航海中は、ほとんど凪の状態が続き、船旅をタップリ楽しめました…お勧めです!

<4日目に続く…>

 

 

 

 

 

 


2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-30 01:25:03 | 知らない町を歩きたい…

<2018年:夏休み自由研究~Part 2>

「稚内フットパス~:

宗谷岬から宗谷丘陵、メグマ沼自然公園、ノシャップ岬を歩く…」

<4日目=7月26日>

稚内駅前5:45始発の路線バスで宗谷岬へ…

6:35 岬に到着…早朝で観光客も少なく静かな最北端でした。

 

残念ながら樺太は見えず…、

岬を散策した後、海の反対側の丘からフットパスの始まり…7:00

 

宗谷岬灯台のそばを通り…

前方の風車のある建物のそばを通り…

緩やかなアップダウンの舗装路で車両も通行するので注意。

時間帯によっては観光バスも…(歩くには早朝がベストかも)

どこまでも続く一本道…(分岐にはフットパスの表示板あり)

両側は牧草地・放牧地で立ち入り禁止(電気柵の設置も)。

目印になるのが「丸山」…山頂には自衛隊の施設があり、

遠めには西洋のお城のようです。

 

時には近くに放牧された宗谷黒牛がいたり…

野生動物の獣道があったり…

道端には「コウリンタンポポ」が咲いていたり…

 

高台に進むと今歩いてきた道、丸山、岬方面も眺められ…

宗谷丘陵の広さが実感できます。

宗谷ウインドファーム=強い風が吹き通る丘陵では、

風力発電の風車が立ち並び、独特の景観です。

ようやく、お目当ての「白い道」に…

 

気温測定=25℃(8:58 日差しあり、風あり)…

白いのはホタテの貝殻…

 

廃棄物の有効利用…地道に敷き詰めています。

白い道と樹木の緑、遠くに青い海、稚内中心部…

ホント…絵になります。

 

この先が終着点=宗谷の集落、宗谷バス停まで下り坂…

 9:35 宗谷バス停に到着…約11k 2時間半ほど。

 次のバスまで時間があるので近くの宗谷歴史公園へ…

 

公園では芝刈り作業中…見物をしながら東屋で休憩。

10:27発のバスで駅前へ…

観光案内所で「メグマ沼自然公園」へのアクセスを聞いたり、

昼食を済ませて、11:40発で稚内空港へ…

 

空港前から12:15に出発、自然公園入り口に12:22着

ここから木道のルートへ…

 

案内看板を頼りに木道をあっちへ行ったりこっちへ行ったり…

空港のすぐそばだけに、飛行機の飛び立つ姿も…

日差し強く、強風が吹きつけて帽子が飛ばされそう。

花期の狭間?ほとんど花は見られず…

「ワタスゲ」が一輪、強風に耐えていました…

「カキツバタ」「ハマナス」などが僅かだけ咲いていました。

案内板の9割のルートを歩き周り入り口へ、

その後、空港ターミナルへ戻り…13:45着

駅前行きの空港バス15:05発を待ち、乗車…

飛行機の到着便が遅延で、15:18に出発…駅前に15:48着。

一旦、ホテルに帰って小休止…

稚内公園フットパスに行くか、ノシャップ岬フットパスか…

結果、夕日を見ようとノシャップ岬まで歩くことに…16:25出発。

 

海岸沿いのフットパス…コンブの干し場や漁船、加工場近くを歩き

ノシャップ岬:稚内灯台に到着…17:19

 

灯台の先にノシャップ岬…

バスでの団体、自家用車、バイクでの観光客などがチラホラ。

 

やがてバスが去り、土産物店も閉店、夕日待ちの人だけ…

帰りの路線バスのバス停が判り難く、探したりして時間つぶし。

水平線に分厚い雲が集まり、夕日は望み薄…

雲の上の夕日を撮影してからバス停へ…18:23発で駅前へ。

駅前に戻ってから「手打ち さぬきうどんの店 やまだ」へ…

 

釜揚げうどん=こしがあって期待通りの美味しさでした。

関西人は三日に一度は食べたくなる”うどん”…

風貌はこわもての店主…けど、話をするととてもフランクな方。

いろいろ話をして、来年も稚内へ来たくなりました。

稚内を訪れる機会がある方、ぜひ立ち寄ってみてください。

今日は、それなりの距離を歩き…運動不足もあって、歩き疲れ。

ホテルへ戻り、就寝…

●稚内フットパス=4コースのうち3コースを踏破。

 残るは市内の稚内フットパス「氷雪の門コース」だけ。

 やまだの店主も記念塔からの眺望がベスト…と、お勧めでした。

 

<5日目に続く…>

 


2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-29 23:38:52 | 知らない町を歩きたい…

<2018年 夏休み自由研究~ Part-3>

稚内での最終日…曇り

<5日目=7月27日>

稚内フットパス=残りの「稚内公園フットパス」…

手打ちうどん やまだの店主もお勧めでしたが、

目的地である山の上は濃霧が発生…断念。

JR特急の出発まで時間つぶしで、周辺を散策…

目立つ建造物=北防波堤ドームへ…

観光バスも必ずやって来る観光スポットのようです。

巨大でユニーク…この部分だけ何故??

港の岸壁沿いに歩くと利尻島行きのフェリー…

離れた埠頭には豪華客船も停泊中…

稚内駅は日本最北端の線路…

ここも記念撮影のスポットです。

駅の待合室で時間待ち…

13:01発のJR北海道・特急サロベツ4号に乗車…

旭川に定刻より14分遅れで到着、

旭川17:00発の特急ライラック36号に乗り換え…

18:25 札幌に到着…。

途中下車をして晩食を済ませ、朝食用のパンを購入し…

札幌発19:26の区間快速で小樽へ…

小樽に到着すると、今日は花火の打ち上がる音。

運河方面で花火が見えて、人出も多め…

フェリーターミナル行きのバス乗り場を確認した後、

花火を見ようと、運河方面へ…

着いた頃には花火も終了(20:25)

大勢の人が駅に戻ろうと混雑…

同じように来た道を引き返し、バス乗り場の待合室へ。

21:00発のバスで新日本海フェリー・ターミナルへ…

ターミナル内は大勢の乗船客でいっぱい…

夏休みだけに子供の団体、家族連れ、グループなどで満杯。

23:30に小樽港を出航…

新日本海フェリー=部屋は時期的に”ステートA”でした。

予想通り、船内は子供たちが走り回る足音、賑やかな声…

翌朝のレストランもすぐに満席…

この船…オープンデッキは後部だけ…

サイドデッキは立ち入り禁止…

往路の太平洋フェリーとは構造が異なっています。

結局、食事は購入しておいたパンで済ませ、

ベッドで本を読んだり…引きこもり状態…

航海中はほとんど揺れることなく、海は凪状態…

若狭湾に入って、船から最後の夕日・・・18:58

遠くに海上自衛隊の護衛艦が航行…

台風12号の接近=舞鶴に近づく頃にかなり揺れるかも…?

覚悟はしていたけど、結果、全く影響なしで到着…21:00。

下船すると風が少し強いかな…という感じ。

21:30発のバスで一路、三宮へ…所々で小雨…

23:22 三宮に到着、風雨も無く…

急いで阪神三宮へ23:26発で芦屋へ無事帰着。

帰宅後、未明に風雨が強くなっていたようです。

●今回の夏旅…長距離フェリーの船旅をとても楽しめ、

 猛暑の夏に汗もそれほどかかず、贅沢な旅になりました。

 来年の夏は、北海道に長期滞在したいなァ…?!