今日も、歩いて行こうか…

近郊の山歩きや、昔の街道・古道を歩いてみたり…、鈍行列車で知らない町を訪ねると、探していたモノが…きっと見つかる。

2016年「青春18きっぷ」行く…近江八幡と彦根へ。

2016-09-09 21:14:12 | 知らない町を歩きたい…

今年の夏旅:最後の1回分は”滋賀県近江八幡市の古い町並みと国宝・彦根城に初登城…”です。

台風の影響も無く、日差しは強くてもカラッとした暑さの一日…もちろん、歩くほどに汗タップリ…

JR芦屋駅 8:38発の新快速で近江八幡駅に10:04着。

駅前の観光案内所でマップを頂き、駅前のバス乗り場へ…、10:15発で約5分の小幡筋・資料館前で下車…

先ず、知らない町を訪れたら最初の定番=高い場所に…

八幡山ロープウェイで(往復¥880)市内を一望できる”八幡山(標高271,9m):村雲御所瑞龍寺”へ。

ここは豊臣秀次が築いた八幡山城跡で本丸跡に瑞龍寺があり、周囲には城の石垣が残り、山城の雰囲気を漂わせています。

本堂にお参りした後、周囲を歩き…、眺望=市内はもちろん、琵琶湖の湖面、遠くには比良山系も…

苔むした石垣の間には木々が成長し、将来は石垣を崩すかも?…と、ちょっと心配。

ロープウェイで下山…、乗り場近くの日牟禮八幡宮へお参り…

この後、八幡堀で水路の情緒を味わい…

重要伝統的建築物群保存地区の新町通りで古い町並みを楽しみ…

壊れかけた土蔵を見て、何重にも塗り固められた土壁の堅牢さに驚き…

そして、生涯を近江八幡で過ごしたアメリカ人宣教師:ヴォーリスが設計した建築物などを探しながら街歩き…

池田町の洋館街へ向かう途中、おしゃれな八幡小学校も…

往路はバスで5分ほどでしたが、復路は強い日差しの下を駅まで約2k歩き…12:52発の普通電車で彦根へ…13:15着。

観光案内所でマップなどを頂き、バス便が無いので歩いて登城…

 ↑ 下から見た重文の”天秤櫓”に掛かる廊下橋… ↓ 上に上がって…

国宝五天守のひとつが彦根城・天守…

天守へは狭くて急な階段を上ります…

天守から伊吹山が…

沖に浮かぶ”多景島”

天守から見る彦根駅方面(広い通りの先に駅舎)…

天守では心地良い風が吹き込んで、眺望と共に爽やかでいつまでも居たい気持ち…

大小さまざまな石が組み合わされた天守の石垣…

城を出て、大名庭園として有名な”玄宮園”へ…

庭園を散策後…

見学できるスペースは少しでしたが、係員の方と歴史話から山歩きのことなど…話が弾み…。

また機会があれば訪れることにして彦根駅へ…

彦根16:23発の新快速で芦屋へ…17:59帰着。

今年の”青春18きっぷの夏旅”も終わってみれば遅延も無く順調に消化できました…次回は”秋旅”かなァ??

 

 

 

 

 

 

 


2016年「青春18きっぷ」で行く…飛騨高山:乗鞍岳へ

2016-09-03 10:06:13 | 昔探しの旅:街道・古道…

7月末頃から計画、週間天気予報を見ながら予定日の天候不良で延期続き…

乗鞍岳は諦め、長野県松本方面の計画をしたり…これも天候不良で中止、ようやく…9月1日実施出来ました。

朝8:38発の新快速で芦屋を出発…米原~大垣~岐阜を経て、高山に15:25着、約7時間の鈍行列車の旅。

<一日目>

高山は昨年の夏旅で訪れ、歩き回っているので街歩きはパス…「飛騨高山まちの博物館」だけ立ち寄り。

この博物館は無料で閉館時間も19時、展示内容もそれなりに興味深いので満足の場所です。

早めの晩食…ということで、ネットで調べていた「M」のカツ丼、結果は10点満点で4,5点。

(とにかく市内の飲食店は飛騨牛が中心、次いでラーメンが多い…)

<二日目>

6:45 ホテル出発…駅前の濃飛バスセンターで「乗鞍乗継往復きっぷ=¥4,530-」を購入。

7:00 バスセンターを出発→7:40 ほうのき平着、7:55発のアルピコバスで乗鞍畳平へ。

平湯温泉経由新穂高ロープウェイ行き=乗客はほとんどが登山客の様子…

自家用車での登山客は、ここに車を置いてバスに乗り換え(=乗鞍スカイラインはマイカー交通規制)…バスは、ほぼ満席で出発。

7:40”ほうのき平”着、7:55発のアルピコバスは乗鞍スカイラインの車両規制のゲートを過ぎ、次第に標高を上げて行きます。

車窓からは槍ヶ岳など中央アルプスの絶景を眺め、スカイラインを順調に快走…、8:43 乗鞍畳平に到着…

一気にバスで標高の高いところまで運んでくれるので”お手軽登山”…、中には普通の観光客の姿も…。

看板の後方に”富士見岳”、右後方に”コロナ観測所”…

畳平でバスを降りると少し風もあったので少しヒンヤリ、ウインドブレーカーを着て丁度いいぐらい。

空気が薄いといわれているけど、全く気にならず…、熊の出没情報も確認して…

剣ヶ峰を地図で確認して出発…(登山道は整備されてあり、好天であれば初心者でも問題なし)

8:45畳平出発 日差しが強く、歩き始めると汗…、ウインドブレーカーも脱いで…、富士見岳山腹の登山道(未舗装の車道)をひたすら…

目指す剣ヶ峰が前方に…

少し下って行くと山小屋”肩の小屋”前に…通り過ぎると”剣ヶ峰登山口”…9:15

ここからが本当の登山道、岩だらけの歩き難い急登でほとんどの登山者がバテ気味の様子…

こちらはいつも六甲を歩き回っているので、それほどバテることも無く順調…

汗タップリで歩き難い急坂を登って行くと”頂上小屋”、もう少しで頂上…

9:50 乗鞍岳最高峰:剣ヶ峰(標高3,026m)に初登頂…

好天に恵まれ、眺望は最高! 残念ながら富士山は見えず…、はるか下には”コロナ観測所””富士見岳”が…

山頂で眺望を楽しみながらゆっくりしたい気分でしたが、往路通り過ぎた富士見岳、お花畑にも…ということで、

10:00 下山開始… (岩場、岩だらけの登山道は下山時に一番注意が必要…)

往路を戻り、富士見岳へ…

10:46 富士見岳:山頂…(標高2,818m)

山頂から眺める畳平…

11:05 畳平に戻り、お花畑に向かうことに…

登山道でも咲いている花が少なかったので時期は終わったみたい…と思いながら…

途中、お花畑から戻ってきた方に聞くと、花は終わっています…とのことで中止。

富士見岳への登山道脇でわずかに残っていた「コマクサ」、あちこちに咲いていた 「イワツメクサ」…

お花畑への途中で「リンドウ」…

畳平にはバスで次々と登山客(外国人も…)がやって来ます…(貸切タクシーで来る中高年登山者も…)

こちらは…11:50発のアルピコバスで”ほうのき平”へ…、乗客のほとんどはここから自家用車で下山。

(畳平発、ほうのき平行き:毎時50分)

平湯温泉発:高山行きの濃飛バスへの乗り換え客は3人だけでした…

濃飛バスは平湯温泉発の高山行き…

高山バスセンター13:33到着、駅近くの「きくのや」で昼食(昨夜の晩食もここで済ませれば良かった)、ゆっくりした後、高山駅へ…

高山駅は昨年に引き続き、工事中…、14:48発の普通列車(4両編成)で美濃太田へ…

美濃太田に17:07着、17:27発の岐阜行きに乗り換え、岐阜駅18:04着。

岐阜駅構内の観光案内所に立ち寄り、パンフレットを頂き…18:21発で米原、19:18発の新快速で芦屋に20:59帰着。

新快速…次第に乗客が増え、満員状態=座っていても身体を動かすことが難しくなり、お尻が痛くなってきて(苦笑)

まァ、これが鈍行列車の旅のオモシロさ…(苦笑)

さて、”青春18きっぷ”…残りは後一回分、台風が来そうで天気が不安定?10日までに消化できるか少し心配なり…。