今日も、歩いて行こうか…

近郊の山歩きや、昔の街道・古道を歩いてみたり…、鈍行列車で知らない町を訪ねると、探していたモノが…きっと見つかる。

JR「山陰めぐりパス50」を使って3泊4日の夏旅へ…

2014-07-24 19:08:37 | 知らない町を歩きたい…

最近、猛暑の夏は何もせず、ただ夏が過ぎ去るのを待つだけでした、が…

今年はJR西日本が4日間乗り放題の「山陰めぐりパス50」を発売、50歳以上なら一人で利用出来て、

購入も出発前日までOK!という使い易くてとてもお得なんです。

数年前までは「青春18きっぷ」を使って日帰り旅を繰り返していましたが、今回はお泊り旅。

<一日目…>

早朝、新幹線で岡山~伯備線経由で大田市へ昼過ぎに到着。バスで大森代官所跡(石見銀山資料館)へ…

ここ石見銀山は世界遺産に登録されて7年ほど経過、一時の観光ブームも去って、今は静かな大森の町に戻っているようです。

当時は代官所跡から龍源寺間歩まで約3.5K…バスがあったようですが、今は排気ガスの無い静かな町並みを守るため自転車か歩き…のみ。

観光客のほとんどは自転車、もちろん古い町並みを楽しむためには歩きました…でも、暑くて汗タップリ、汗だく…で龍源寺間歩に到着。

間歩=銀を掘るための坑道です。中に入るとヒンヤリ…汗も引き…

でも、出口に近づくにつれ再び汗…、あっという間に間歩を楽しんで代官所跡へ…

途中、珍しい被写体に遭遇…

消火栓も自販機も古い町並みに合っていました。

他にも羅漢寺の五百羅漢、古い住宅などありましたが、見るのに500円?…少し高いなァ?で立ち寄らず(苦笑)

バスで大田市駅へ~その後、出雲市へ戻り…スーパーホテル出雲駅前:泊

二日目…に続く。

 

 

 

 


JR「山陰めぐりパス50」を使って3泊4日の夏旅へ…二日目

2014-07-24 19:06:50 | 知らない町を歩きたい…

<二日目…>

朝、出雲市駅から宍道駅を経て木次駅へ…

限定日のみ走行する木次線の観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」に乗車しました。

 

( ↑ 写真のディーゼル機関車は復路の先頭車両で往路はトロッコ気動車)

この木次線の最大の特徴は”スイッチバック”で高度を上げていく鉄路があることで、鉄道ファンには涙が出るほど魅力があるようです。

のどかな谷あいの山村を走り、時には住民や幼稚園の子供たちが手を振ってくれたり…

トンネルに入るとトロッコ車両の天井におろちのイルミネーション…も。

出雲坂根駅で一旦休憩停車…その後、スイッチバックを繰り返しながら高度を上げて行きます…

木々の間から先ほど一時停車した出雲坂根駅が見え、駅の売店の人たちが手を振ってくれています。

しばらく走ると右前方に国道314号線の”奥出雲おろちループ”の赤い橋脚が…その先には道の駅。

油木駅には何も無いそうなので、手前の三井野原駅で下車し、ループ橋~道の駅まで歩くことにしました(距離約1キロ)。

 炎天下の車道を歩き、トンネルを抜けると橋の上…その先に道の駅、反対側から見ると木次線が山腹に見えます。

道の駅で小休止の後、同じ道を戻り三井野原駅へ…、駅近くの分水嶺の表示版を撮影…

同じ列車でやって来た出雲の家族連れ…息子さん夫婦が里帰りして子供たちにトロッコ列車を楽しませようと…。

戻ってくるトロッコ列車を待つ間に話をして、記念写真を撮りました。

帰りはトロッコ車両ではなく、冷房の効いた車両に乗車して(指定席は共通)木次駅へ…

 ↑ 写真の車両がトロッコ車両の前部…往路は先頭車両として走行します。

この観光列車…出発時はJRの職員がたくさん出て見送ってくれました。

また乗務員の対応も素晴らしく、駅ごとの案内やら、質問などにも親切に対応…ループ橋に行く時も、丁寧に教えて頂きました。

鉄道ファンならずとも、多くの観光客が利用されることを願っています…。

木次駅から宍道駅~出雲市駅へ戻り…ツインリーブスホテル出雲:泊。

三日目に続きます…

 

 

 

 


JR「山陰めぐりパス50」を使って3泊4日の夏旅へ…三日目

2014-07-24 19:05:46 | 知らない町を歩きたい…

早朝、出雲駅前からバスで…一度は訪れたいと思っていた出雲大社へ。

大社正門前で下車…大きな”二の鳥居”から…

拝殿、本殿などに参拝しながら、本殿の裏側を回って来る頃には団体さんも増え始め…神楽殿に立ち寄った後、正門から一の鳥居に続く参道を眺め…

鳥取県立「古代出雲歴史博物館」に立ち寄り…

常設展のテーマ別展示の数々を見て、勉強になりました…

冷房の効いた博物館を出るのは心残りでしたが、参道を下り…一畑電鉄:大社駅から旧JR大社駅へ…

一畑電鉄の駅には古い電鉄車両が保存され、車内に入ることが出来ます。

旧大社駅の建築物は、いつまでも保存しておいて欲しいです…展示物のある小部屋に地元の農産物を販売しているのが難点…

(展示物を見るにはスペースがありません…展示物の盗難防止を兼ねているのでしょうか??)

旧大社駅近くからバスで出雲市駅へ…(出雲市駅の駅舎もそれなりの姿です)

今日は出雲市駅から山陰線を西へ…パスで利用出来る益田駅まで特急列車の旅でいわゆる”乗り鉄”三昧です。

ホームでの乗り口がイマイチ不明=2両か3両で自由席車両が判りますが、案内が聞こえ難く…

そんなことで、同じように待っていた女性と知り合い…地元の方で益田へ行くとか…

車両が入って自由席も十分座れて、女性と益田まで”旅は道ずれ”いろいろと話をしているうち…あっという間に益田駅に。

帰りの特急まで約一時間…観光案内所で聞くけど、近くには何も無さそう…

彼女は駅からバスでおばあちゃん宅へ…バスの時間まで約40分待ち…

今日出会ったのも何かの”縁”…駅前の喫茶店で一緒にコーヒータイム。

バスの前で記念写真を撮ってお別れ…出雲大社のお陰だったかも(笑)

「特急まつかぜ」の車窓から日本海の波間を眺めながら…米子駅へ

風力発電の風車が何本も回っていたり、時には強めの波が押し寄せて日本海らしさを感じたり…

宍道湖付近では雲がかかり始めて、夕日が弱くなって少し残念…

米子駅に到着…、米子ワシントンプラザホテル:泊

四日目は、帰途に…米子駅から倉吉駅へ…倉吉発の”スーパーはくと”で智頭線経由で戻って来ました。

この”山陰めぐりパス”=往路と復路は同じルートが通れないという特徴がありますが、それがまた楽しみといえます。

昼過ぎには芦屋へ戻って来ました…暑い!