今日も、歩いて行こうか…

近郊の山歩きや、昔の街道・古道を歩いてみたり…、鈍行列車で知らない町を訪ねると、探していたモノが…きっと見つかる。

2015年「青春18きっぷ」最終回:日帰り乗り鉄の夏旅…

2015-09-10 20:14:40 | 知らない町を歩きたい…

今日が今夏の「青春18きっぷ」の期限:9月10日…偶然なことに昨日の台風が18号…

どうなることかと少し心配でしたが近畿ではそれほどの影響は出なかったので無事に夏旅の最終日を終えました。

18きっぷの残りが一回分(一日分)で、日帰り旅を計画しながら結果、目的地を姫路城に絞り、普通に行くことよりも

この切符の特徴を最大限に生かし、今まで乗ったことの無い路線を経ての「日帰り乗り鉄の旅」に決定。

芦屋を9:15発の新快速で姫路とは反対方向の京都へ…、京都から山陰本線で福知山、播但線で姫路に向かうことにしました。

東海道線に遅延も無く京都9:59着…山陰本線(嵯峨野線)に乗り換え…

10:07発の快速:園部行き…京都駅を出てから空に雨雲…10:44園部着、普通:福知山行きに乗り換え…

園部辺りから次第に小雨模様…、10:46発の電車は(二両連結のワンマン)各駅停車を繰り返しながら順調に福知山へ12:09到着…

福知山発12:11に乗り換え(二両連結のワンマン)、小雨降る中、和田山に12:47着…

ここで山陰本線に別れを告げ…12:50発:播但線の観光列車「天空の城 竹田城跡号」に乗り換えです…

一両のワンマン電車で、車両の片側半分の座席は窓側に向いていて、車窓を楽しめるようになっています。

乗客も少し多め、この列車は和田山~寺前間だけを往復しています。

寺前に13:41着、ここから13:43発の姫路行きに乗り換え…

寺前を出てから姫路に近づくにつれ、乗客も増えて…14:29に姫路到着。

駅前の大通りを真っ直ぐ約20分歩くと世界文化遺産:姫路城…

 ↓ 姫路城の魅力を探しながら撮影して来ました、ご覧下さい…

天守閣から眺める大通りの突き当りに「JR姫路駅」…

時に雲が流れて来ましたが、概ね青空…平成の大修理で白過ぎると言われたこともあった姫路城…でも”白鷺城”の名に相応しい姿。

城内では観光客も多く、今回は足早に見て歩きましたが、世界文化遺産:姫路城は見応えタップリ。

姫路駅に戻り、16:11発の新快速で三宮、途中下車(18きっぷならでは…)して買い物を済ませて芦屋に戻りました。

ギリギリで今夏の旅も無事終了…気温も例年より下がっているようだし、来週には山歩きを再開(シーズンイン)する予定です。

 

 

 


2015年「青春18きっぷ」で二泊三日の夏旅:飛騨高山へ…

2015-09-01 18:56:23 | 知らない町を歩きたい…

今夏の「18きっぷ」の残り三回分…どこに行こうかと時刻表と週間天気予報を見ながらスケジュール作成…

でも、日本中が猛暑続きで出掛けるのが億劫になりながらも、決めたのが飛騨地方。

岐阜県が”県の宝もの”に設定した「天生県立自然の森」へのシャトルバスを濃飛バスが運行していることを知り、

標高1400~1600m前後にある湿原やブナの原生林を歩いて楽しめる…ということで、それをメインに行くことに決定。

週間天気をチェックしながら8月15日にホテルを予約、あとは好天が続くことを願って…。

旅行日が近づくにつれ、天気図に秋雨前線が現れ、次第に雲行きが悪く…出発3日前に好天は諦めました。

<一日目…>

出発日の8月29日朝、曇り空の芦屋を8:14発の新快速で米原、岐阜を経て小雨降る飛騨高山に15:25着。

ホテルでチェックインを済ませ、駅横の濃飛バスセンターへ…

楽しみにしていた「天生の森」は大雨注意報も出ているし断念、定期観光バスツアー「世界文化遺産:五箇山菅沼と白川郷」を予約。

当初は路線バスで白川郷へ行こうと調べましたが現地でのバスの接続(バス会社が異なる)が悪かったり、運賃が意外と高くなったり…。

(定期観光バスだと現地の散策時間、昼食も設定されていて高山に夕方には戻って来れるのでとても便利です=¥6,690-)

バスの予約を済ませて、JR高山駅から「飛騨古川」に移動…

人の姿も少なく、小雨が降ったり止んだりの駅前から出発…飛騨の匠が作った建築物を楽しみながら散策…

土曜日でも17時を過ぎていたせいか、古川の町はひっそり…観光客の姿も少なく、小雨の中で静かな街並みが楽しめました…

古い町並みと瀬戸川の流れに身を任せる大きな鯉の群れ…

店舗も終わっている所が多く、それだけがすこし残念…1時間ほど歩き駅へ戻ると…

18時前のJR飛騨古川駅周辺には人の姿は無くなり、好天の昼間はどうなんだろうと…少し心配するほどでした。

 ↓ 駅のホームに掲げられていたプレート…

飛騨古川駅18:09発で高山へ…、夕食を食べようとあちこちウロウロ…

ところで、高山市内には”飛騨牛”を売りにした店舗の多いこと…ステーキ、焼肉、串焼き、たこ焼きではない”飛騨牛入り焼き”…

普通の商売の店先に持ち帰り専用の小さな店舗を作って団子、串焼き、コロッケを販売…けっこう売れているようです。

(また、本格的な夕食をすると店構えによって高いものになりそう…、贅沢な夕食は避けなければ…:笑)

まア、観光客が中心の町、外国人観光客も多いので”飛騨牛”がキャッチフレーズになるのでしょうね…

あとは、”高山ラーメン=中華そば”の店も多いです。

夕食は安く済ませた後、ホテルへ…

夏旅:二日目へ続く…

 


2015年「青春18きっぷ」で二泊三日の夏旅:飛騨高山へ…<2>

2015-09-01 18:56:02 | 知らない町を歩きたい…

今日も朝から雨、昨日よりも降雨量が多くなりそう…

定期観光バスの出発が10時半…、それまで高山市内を散策しながら時間をつぶして…

10時過ぎに駅横の濃飛バスセンターで料金の支払い、座席カードなどを受け取り出発時間を待ちます。

どうやら乗客は多くないような感じ…バスが到着し、乗客がそれぞれ乗り込みます。

外国人夫婦が一組、日本人家族づれが二組、大型バスでゆったりと楽しめそう…

先ずは「世界文化遺産:五箇山菅沼地区」へ、山に囲まれた158号線から東海北陸自動車道を走行して五箇山菅沼を目指します。

車窓からは雲に覆われた山並みを眺めたり、ガイドさんの説明もあったり…

途中、好天なら来るはずだった天生の森にある”籾糠山(標高1744m)”を、くり貫いた長い距離の”飛騨トンネル”を快適に走り…。

小雨降る”五箇山菅沼”に到着…

 ↓ 橋のない昔、対岸に渡るための”かごの渡し”が復元(使えません)展示されています。

五箇山菅沼地区をを散策後、白川郷荻地区へ出発…白川郷の最初は地区全体が眺められる展望台:天守閣(店名)で昼食…

昔、城があった小高い山で観光の目玉…バスのドライバーさんに聞くと城跡らしきものは全く無いそうで、少しガッカリ。

白川郷は五箇山菅沼よりもメジャー…観光客が大挙して訪れる場所、ここに住む人たちは大変そう…。

展望台で昼食後、駐車場へ向かい、そこからコンクリート製の吊橋”であい橋”を渡って、対岸の集落へ…

良く見かける写真ですが、それなりに被写体を探索して撮影して来ましたのでご覧下さい…

時に大粒の雨も降りしきり…でも、周囲の山々に雲が掛かった光景は、この雨ならではのこと…と、十分楽しめました。

15時過ぎに白川郷を出発して高山へ…

16時過ぎに濃飛バスセンターに到着。

高山市内を散策…市内を流れる宮川の水量も雨の影響で増水…

市内を歩いた後、一旦ホテルへ…

ホテルのスタッフに美味しい高山ラーメン店の情報を教えてもらい、夕食に…

鍛冶橋近くにある昔からの家族経営のお店”桔梗屋”へ…、なるほど昔から守り続けている中華そばの味でした。

食後、ブラブラしながらホテルへ…<泊>

<三日目に続く…>


2015年「青春18きっぷ」で二泊三日の夏旅:飛騨高山へ…<3>

2015-09-01 18:55:34 | 知らない町を歩きたい…

今回の旅の最終日…予報では曇り、降水確率は30%でしたが、朝から小雨…今日も折り畳み傘が手放せない空模様です。

ホテルを9時過ぎに出発、市内中心部の東に位置する東山遊歩道(東山寺町周辺)~城山公園を中心に歩く予定…

先ずは”宮川朝市”を見て…

朝市は少し遅かったのと、雨の影響で観光客も少なめでした。

その後、下二之町・大新町の古い街並みを歩き、桜山八幡宮~東山遊歩道~東山白山神社へ…

少しでも高い場所から高山市内を眺めてみたい…というのもあって、寺院群沿いの東山遊歩道をアップダウン…

小雨が降ったり止んだり、次第に空が明るくなり日が差してきた頃、城山の麓にやって来ました。

蒸し暑くなって来て、城跡を目指すかどうか思案…(ホテルのスタッフから聞いた話では、何も無いし眺めも良くないとか…)。

ここで山歩きの虫が山頂を目指そうと…(苦笑)

急な車道の坂道を上り、途中から山道へ…”クマ出没”の表示が…

ようやく山頂…高山城跡らしき石垣が一ヶ所だけ残っていて、城の説明版もありました。

樹木に囲まれていて、山上からの眺めは不可…、途中の木々の間から街並みが少しだけ見え…ホッと一息。

今回の旅で初めての汗だく…、日が差していたのに再び小雨が降り出し、中心部へ移動…、街並みに色を合わせたファミマで水分補給。

無料の施設”飛騨高山まちの博物館”に立ち寄り…予想ではたいしたことは無いと思っていたけど、意外に充実。

高山城の模型や解説、高山の歴史も一同に…しかも、特別展で”歌川国芳:木曽街道六十九次”の浮世絵が展示されていて大満足。

その後、街中の撮影素材をチェックしながら…江戸時代のお役所”高山陣屋”の見学へ…

(昭和44年から平成8年3月まで三次に渡って約20億円の費用を使い復元修理をした見ごたえのある建造物です)

相変わらず小雨が降ったり止んだり…、少々歩き疲れて陣屋前の東屋で休憩…買っておいたパンを食べながら時間調整。

JR高山駅 14:28発の美濃太田行きで高山を離れました…

JR高山線は単線運転で飛騨川沿いを走りますが、対向列車待ちで結構時間を消費…特急優先だから仕方ありません。

往路は飛騨川で鮎釣りの人も見えていましたが、復路では増水で渦を巻くほどの豪快な水量が流れていました。

美濃太田駅で岐阜行きに乗り換え、岐阜~米原~芦屋へ20:59に帰着。

(参考:JR普通列車で芦屋~高山間の運賃=片道¥5,620- 18きっぷ=1回分または一日分¥2,370-)

今回の夏旅、残念ながら天気が良くなかったけれど、雨の似合う飛騨地方に出合えて満点の旅が楽しめました。

さて、18きっぷも残り一回分…9月10日までに日帰り旅をしなくては…と、企画中。