今年は晩夏の頃に東北を旅したいと思いつつ、天候不良で延び延びに…
10月下旬になって、東北の紅葉が例年より遅れているとのこと。
紅葉状況をチェックし、週間天気や天気図をチェックしながら実施日を設定。
ホテルも11月4~5日を予約、しかし、10月末に急な冷え込み…
急遽、ホテルの予約を変更、連休前、二泊三日の旅に行くことにしました。
1日目<11月1日(木)>晴れ…
芦屋を9時過ぎに出発、東海道新幹線で東京、東北新幹線で青森へ…。
新幹線の車窓から冠雪の富士山、岩手山を見て…冬の訪れを感じました。
(東北北部では前夜の寒波と降雨が山では初雪になったようです)。
新青森駅から青森駅に着くと小雨が降り、冷え込んでいて予想外(17:45)
ホテルにチェックイン…、市内で晩食を済ませホテルへ。
2日目<11月2日(金)>曇りのち晴れ…
早朝、ホテルの窓から青森駅が目の前に…
駅前からの十和田湖行きのJRバス(みずうみ2号)が7:45発
それまでに近接の”青函連絡船メモリアルパーク八甲田丸”へ…(7:05)
写真を撮って、バス停に向かうと早くも乗客の行列…(7:20)
並んでいると次々と乗客が並び、長い行列状態…係員が数え出したり…
行列の9割が中国人観光客でグループやらカップルやら…
定時便の他に臨時便も…丁度、臨時便の先頭になり少し安堵。
約15分遅れで発車…
このバスは八甲田山を経由して十和田湖へ向かうベストドライブです。
標高が上がるにつれ紅葉から落葉、積雪、標高が下がり始めると紅葉…
車窓から…
八甲田山の山頂も積雪…
出発が遅れた分、予定よりも15分遅れで奥入瀬渓流・遊歩道の出発地・焼山に到着…(10:00)
焼山(星野リゾート周辺)から遊歩道入り口へ、
ここから渓流沿いの紅葉をタップリと…
渓流沿いに子ノ口までバスも走る車道あり、マイカー観光客の姿も多かった…。
さすがに焼山から子ノ口まで約14kを歩く人は少なかったです。
水量豊富な渓流、樹木によっては紅葉から落葉もあったり…
水面に浮かぶ落葉も、それなりに絵になって…
両岸の断崖から流れる滝も数箇所あって…
終盤、渓流で一番落差のある銚子大滝は豪快な水しぶき…(13;25)
ようやく前方に十和田湖が近づき…
十和田湖畔・子ノ口に到着…(13:45)
(当初は13:30発の観光船で休屋に向かう予定でしたが、叶わず)
十和田湖から奥入瀬渓流への流れ…
湖畔は寒風が吹き、空はどんより…紅葉は終わりかけ。
子ノ口14:28発のバス(おいらせ24号)で八戸駅前へ…16:30着、ホテルへ。
3日目<11月3日(土・祝)>曇りのち晴れ…
今日は盛岡へ…
新幹線よりローカル線(青い森鉄道~IGRいわて銀河鉄道)を選択。
八戸駅7:13発の各駅停車の2両連結:ワンマン車両で出発…
目的地は渋民にある「石川啄木記念館」へ…渋民駅8:40着。
記念館まで徒歩約30分…冠雪した岩手山の麓に広がる渋民…
「ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」 (啄木「一握の砂」より)
標高2038mの岩手山に見守られながら「石川啄木記念館」に到着…(9:10)
展示物を拝見し、学芸員の方と話をしたり、
隣に移設された「旧渋民尋常小学校」「旧斎藤家」(共に盛岡市指定文化財)も…
耳を澄ますと子供たちの歓声が聞こえて来るような…(現代の教室とは違って、天井高がとても低いです…)
旧斎藤家の内部…
厳しい自然環境の中では、昔の建物の保守・保存など大変な苦労があるようです。
啄木ファンの方だけでなく、「啄木記念館」に機会を作って訪れられることをお勧めします。
盛岡中心部へ行こうと…記念館前のJRバス11:04発=待てど、一向に来ず…(約20分遅れ)…
ようやくやって来たバスに乗って盛岡市内へ…
盛岡駅手前の夕顔瀬橋バス停で下車、タクシーが来れば…と、
全く来ずで、結局、徒歩約20分で「聖寿禅寺」を訪れた後、再び歩いて…
市内中心部の「啄木新婚の家」に立ち寄り…
その後、盛岡駅へ向かい…到着(13:35)
14:50発の(はやぶさ24号)で東京…
東海道新幹線に乗り換えて新大阪~芦屋へ21時過ぎに帰着。
JR新幹線:乗車時間=片道約6時間半、座っているだけでそれなりに疲れました。
歩いている方が疲れを感じなかったのは、六甲の山歩きのお陰です。
次回の旅…今年最後の「紅葉を求めて日帰り旅」になるかも…??