今日も、歩いて行こうか…

近郊の山歩きや、昔の街道・古道を歩いてみたり…、鈍行列車で知らない町を訪ねると、探していたモノが…きっと見つかる。

紅葉を求めて…奈良県天川村:みたらい渓谷と観音峯へ…

2015-11-16 23:52:04 | 知らない町を歩きたい…

今週は天気が下り坂の予報…、先週の木~金曜の雨が紅葉を終わらせたかも…と、思いつつ。

今日は朝から晴れ、雨の心配も無いので奈良県天川村”みたらい渓谷”の紅葉を見よう…時間があれば”観音峯山頂”へ。

早朝、芦屋を出発7:06新快速で…(大阪に着いて判ったこと=後続の電車が人身事故、その後…架線切れで大幅に遅延だった)

環状線で天王寺、近鉄阿部野橋駅で「洞川温泉・みたらい渓谷散策きっぷ=往復¥3,780」と特急券¥510を購入。

 ↓ 8:10発の”さくらライナー”で下市口駅へ…

下市口駅9:10…奈良交通バス9:20発…バスが来る前に乗客が並び、整理員が数を数えて…全員が乗れないようで臨時バスを出すみたい。

こちらは無事に乗れて定時に出発(路線バスで狭い山道を走ります)…

天川川合バス停に10:14に到着、観光案内所でマップを手に入れ小休止の後、出発…(10:20)

紅葉は、やはり降雨でほとんど落葉状態でした…でも、渓谷の滝の豪快な水量など、見るにことかかない光景が楽しめました。

渓谷沿いの遊歩道は、階段状になった急坂道や落ち葉や湧水で滑り易そうな坂道などが続きます…

歩き続けて観音峯登山口休憩所に到着(11:35)

遊歩道から吊橋を渡って登山口休憩所、小休止の後、再度、吊橋を渡って観音峯展望台を目指します…(11:45)

けっこうキツイ坂、階段状の急坂などを汗だくで順調に…途中、観音の水、観音平休憩所、観音の岩屋を経て…

展望台に到着…(12:40)

展望台からは360度の眺望が…山上ヶ岳、稲村ヶ岳、弥山、眼下には洞川温泉の町も…

昼食と休憩、予定より早く着いたので観音峯山頂まで行くことに…13:00出発(写真=前峯:標高1285mを越えた奥の山)

前峯ピークに13:08、そのまま観音峯へ進みます…

13:25観音峯山頂:標高1347m、落葉後の木々の間から眺望も…、法力峠~洞川温泉へは次回の予定に…ということで折り返し下山。

前方に展望台のあるピーク(ススキに囲まれています)まで戻ります…

ハイカーのグループはザックを置いて山頂を目指して行きました。

こちらは一気に登山口まで下山して…登山口に14:20着。

ここから洞川温泉まで遊歩道を歩き…(案内マップが少し判り難く…ウロウロしていた時、単独さんと出会い、同じ目的地ということで一緒に…)

洞川温泉への車道を800mほど歩くと遊歩道の入り口、ここから渓谷沿いの山道を歩き…途中、”大聖大権現社”という祠に…

トチの木の大木・古木が数本、杉の古木も…トチの木の木肌には歴史とパワーを感じさせる趣きで、カメラ女子も夢中でシャッターを…

静寂の中の古木に癒された後、洞川温泉に到着(15:20)

単独さんは、洞川温泉を散策するとの事で、お別れ…、こちらは15:58発のバスで下市口へ…

近鉄:下市口駅17:18発の特急で阿部野橋、JR大阪、芦屋へ帰着。(今日は交通機関の遅延に巻き込まれず、最高に良かった…)

好天に恵まれましたが、風弱く…歩くほどに汗タップリ…でも、当初の予定より順調に渓谷歩き・山歩きが楽しめました。

(なお、渓谷の遊歩道・山での歩行時間=標準より歩きが速いですので、一般の方は参考にはなりません…)

 


穴子飯と紅葉を求めて、1泊2日の秋旅へ…<1>

2015-11-05 03:19:38 | 知らない町を歩きたい…

一日目…

阪神間では紅葉の時期はもう少し先…こうなると紅葉の名所をチェックして”初めての秋旅”へ…

交通費を抑え、宿泊は一泊に絞った結果、11月中旬に広島県宮島と中国山地の三段峡へ出掛けることに決定。

三宮から神姫バスで往復¥9,000-、ホテルも早期割引で¥6,300-で予約…

予約した頃は紅葉も11月中旬頃で見ごろ…のハズでしたが、急に気温も下がり中旬では遅過ぎるようになり、

11月に入ってからホテルの予約を3~4日に変更、週間天気予報でも晴れ…(当初より¥1,000-ほどアップ¥7,080-に…)

3日早朝、三宮から7:20発→ 休日の中国道も渋滞無しで順調に走行…途中、吉備SAで休憩した後、広島に定刻どおり到着。

広島バスセンターに到着後、広島電鉄の”一日乗車乗船券(¥840-)”を購入し、宮島口へ…

七年ぶりの宮島…前回は”青春18きっぷ”だったのでJRフェリーでしたが、今回は”宮島松大汽船”で…

休日で島内は観光客でいっぱい…外国人観光客も多く、厳島神社も周辺の商店街も満員状態…鹿たちもお疲れ気味の様子でした。

神社はパスし弥山から瀬戸内海の眺望を楽しむことにして、ロープウェイで山頂へ…(ロープウェイも少し行列気味…)

ロープウェイで下るつもりでいたが、待ち人多くかなり長い行列…結果、紅葉谷を歩いて下山することに…

(紅葉谷の下山ルートは階段も多く、慣れていない人には厳しいかも…)

宮島の紅葉は、紅葉谷入り口付近に少し色づいているぐらいで、見ごろはもう少し先…。

宮島といえば”穴子飯”…前回は宮島口の駅弁で有名な”うえの”、今回はネットで調べた島内にある店の味を楽しもうかと…

¥1,600-でした…ネットでは美味しいということでしたが、穴子にタレがしみ込み過ぎの感じで、くどさが気になりました。

こうなると…名店の味を食べないと後悔しそう…ということで、急いでフェリーに乗って宮島口の”うえの”へ…

(早く行かないと売り切れの可能性があります…それだけ全国から食べに来るお客さんがいるということ)

お店はやはり満席…店頭で弁当を購入(¥1,728-)…、口直しにホテルでの晩食です…

ホテルに戻る前に”原爆ドーム”周辺へ…

高校生や中学生の団体さんが、グループごとに説明を受けていました…

そばで聞いていると、福島の原発問題を強調している中年女性もいたり…で、例によってなんでも反対派の刷り込み傾向も感じられて…(苦笑)

さて、”うえの”の穴子弁当に戻りましょう…

やはり…この味です! 穴子本来の味があり、タレのしつこさは無く、”ホンマに美味いなァ~”の一言。

(クラシカルな包装紙、弁当の容器も昔のまま…化学製品の容器ではありませぬぞ!)

…と、満足の晩食を終えて一日目が終了。

★二日目に続く…

 


穴子飯と紅葉を求めて、1泊2日の秋旅へ…<2>

2015-11-05 03:19:03 | 知らない町を歩きたい…

二日目…ホテルを出てバスセンターへ…8:18発の高速バス(路線バス)三段峡行きで出発…

乗客は8割ほど、高速を通るので座席数しか乗客を乗せない…しかし路線バスでもあるので途中の停留所からの乗客もあります…が。

高速道に入るまではバス停に停車…最初のうちは乗れるお客さんも次第に席が埋まると積み残し…その都度、運転手が降りて説明したりで遅れがちに。

途中から乗った男性が隣に座って来られて話をすると、昨日は定時バス、臨時便も満員で乗れず、今日は何とか乗れた…とのこと。

紅葉シーズンなのにバス会社(ヒロデン)は融通のきかない会社のようです(シーズンだけでも直通のシャトルバスを運行すれば良いのに…)

三段峡正面口に約20分遅れで到着…(帰りの便に乗るためには早めにバス停で待つ必要がありそう…)

三段峡正面口から峡谷に、早速出発…(9:50)

黒淵渡船と三段滝方面の分岐…、渡船に向かわず急坂を三段滝方面へ…

黒淵のゆったりした流れを進む渡船を崖の上から撮影…カップルが手を振って…

正面口から黒淵に10:25着…先を急いで軽快なフットワークで紅葉と峡谷美を楽しみながら歩きます…

揺れる吊橋を渡ったり、大きな岩壁の紅葉や、峡谷の川原の大きな岩、透き通った水面やら…飽きない光景が次々と…

水梨口に11:00到着…(正面口からシャトルバスでここまで来ることも可能=¥700-、ほとんどの人は利用しているようです)

ここから猿飛・二段滝、三段滝方面に向かいます…

二段滝には岩肌に張り巡らされたロープを伝って狭い”猿飛=岩壁の間”を渡船に乗って進みます(¥500-)

水深=一番深い所で7メートル…とか。

二段滝前で一旦下船して、次の渡船に乗って戻ります…

見上げると…サルが飛んで渡った…というぐらい幅の狭いことが判ります…

12:00出発、次は三段滝へ…二段滝から約30分…

三段滝は対岸の崖の上から見ることが出来ます…、小休止の後、水梨口へ…

先に猿飛・二段滝に行って良かったです…水梨口から三段滝に進んでいるとけっこうな急坂でした(下る方が楽…)。

水梨口に12:55着…なお、記載の歩行時間は観光マップ(一般の歩行時間)よりも早いです。

★三段峡=峡谷沿いの狭い遊歩道が中心で、時に急なアップダウンも有ったりで体力必要…、また、降雨後は落石などの危険も考えられます。

水梨口では丁度、13:00発のシャトルバスがあり、正面口まで戻ってくれるのでそれに乗車…(¥700-)

シャトルバスのドライバーさんと話を…昨日(休日)は観光客がいっぱいで大変だったそうです。

狭い谷間の道路も自家用車が多くて走り難かったとか…

水梨口から一旦…深入山(標高1153m)の登山口(標高800mほど)まで上がり、そこから正面口へ下って…

標高が上がるほど見事な錦秋の装いをした山腹全体の眺め、地元の方らしい説明もして頂きながら順調に走行…運賃以上のおもてなしに感謝!

三段峡正面口に13:40着…、高速バスは15:00発。

時間があっても、積み残しの心配もあるし…往路で一緒だった方たちと話をしながら待っているうち、次第に行列が…

バスが来て、何とか全員乗れましたが、途中のバス停からの地元のお客さんが乗れず、お気の毒…

結果、バスセンターに約15分遅れで到着、予定していた神姫バスに土壇場で乗り遅れて…結果、復路は新幹線で…(当初より早く帰れましたが…)。

六甲の紅葉も少しずつ進んで来ているようです…、近日中に紅葉チェックを兼ねて山歩き…はてさて??