素人裸足稲作日誌 ~晴耕雨読ライフ~

イキイキ・伸び伸び、充実した『晴耕雨読』な生活を恋女房と二人慎ましく過ごしながら米作り・野菜作りに汗を流しています。

11連休、最終日。

2011-08-29 22:39:11 | 日記
朝から忙しいわけで・・・
恋女房は今日はお仕事なわけで・・・
籾摺りの後片付けは、一人でならねばなんねぇわけで・・・
だから写真撮ってる暇もなかったわけで・・・
籾摺り機をはじめ、各マシンを清掃・片付けして、
掃き掃除、ホコリ除去、水洗い、各各したわけで・・・
全行程が終わって残るのは、玄米の入った袋ばかりでなく
大量のホコリなわけで・・・
納屋の中には全体的にホコリが積もり、その除去・駆除には
相当の労力を費やすわけで・・・
ダーッと水ぶっ掛けて外に押しやってしまうのは簡単だが
適切な水分値に乾いた玄米がど真ん中に鎮座なさってる以上
安易には出来ないわけで・・・
箒やブロアーのエアで隅っこからちょっとずつやっつけていかねば
ならないわけで・・・
一日中、ホコリの中で連休最終日を一人きりで過ごしたわけで・・・
当然のごとく恋女房の送迎もしたわけで・・・
明日から会社なわけで・・・
当然のごとく行きたないわけで・・・
晴耕雨読の生活が憧れです。
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最終日。

2011-08-28 22:08:23 | 日記


積み上がってゆく。
平成23年度三重県鈴鹿産コシヒカリ30kgの袋。
積み上がってゆく。
予想を少し上回る155.5本。
1反あたり8.64俵(17.28本)の収穫でした。
自分の中では1反あたり9俵を超えると「豊作」としていますが
基準超え叶わなかったものの、まずまずの出来に一安心です。
トレーラーの修理あるいは軽トラの新調には頭痛いところですが・・・
天候にスケジュールを1転2転3転4転され、非常に押し目の最終日でしたが
まずはともあれ今年の「秋」の作業は全て終わりました。
※ここらでは稲刈りは秋の季語なんです。



あちらこちらでは籾殻を燃やす煙がたなびきます。
あの独特の懐かしいにおいが漂います。
ツクツクホウシが鈴鹿に秋の訪れを告げています。もう・・・秋です。
※昔、こうやって籾殻焼いてて、田んぼ中の藁を焼き尽くしておまけに
隣の田んぼまで焼き尽くして、親父を激怒させたことがあったなー。
それはそれでええ部類のメモリーなんだが・・・

今年も手伝ってくれた全ての皆様、ありがとう。来年も、ヨロシク。
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午後、最後の刈り取りへ

2011-08-27 21:54:12 | 日記


朝の大粒雨も短時間で上がり、



前日に収穫した籾も完全に乾き、排出中。
午後から最後の刈り取り作業に出撃。



どんな作業にも耐えます。丈夫です。というセールストークは
デマだった。4日間の激務に耐え切れず、穴が開いてしまった。
そんなもんだわ。



マシントラブル。
トレーラーのタイヤが・・・!
ロートルマシンゆえ交換部品もすぐには届くまい。
最後の収穫分が運べない。どうする?



「心の師」フリークさんが快く軽トラを貸してくれた。
助かった。これでやり切れる。やっぱりトレーラーはそろそろ限界かな?

午後4時。刈り取り全行程終了。やっぱり暑い暑い稲刈りだった。
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因果応報

2011-08-27 08:55:24 | 日記


昨日取り込んだ籾は乾燥機の中で順調に乾き続けている。
午前中早い時間で次行程の待機場所まで搬出できそうだ。
続けて残っているコシヒカリの刈り取りにと朝から準備を
すすめているとことの始末である。
何気に空に目をやると、大粒の雨が落ちてきた。またこれで
作業ペースは大幅に見直しを迫られる。濡れた稲は刈れないからである。
今年は最初から最後まで天候と良いお付合いをさせていただけそうも・・・・・ない。
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ようやく2回目の収穫作業。

2011-08-26 22:07:21 | 日記


今にも降ってきそう。



今にも降ってきそう。



今にも降ってきそう。



急げ!降る前に今日の分、終わらせちまえっ!



終わったら、晴れてきたってか!
完全になめられてるな。



日頃の行い悪くないの?悪いんだろうなー?



ウチのコンバインは袋詰めして、
一つ一つトレーラーまで運んで
一つ一つトレーラーへ積んで
一つ一つトレーラーから降ろして
一つ一つ乾燥機入れて

今は刈って溜めていきなり軽トラへ自動で張り込むコンバインが主流です。
ここらの農家は棺桶に片足突っ込んだような爺さんばかりだから
こういうタイプのマシンが飛ぶように売れるんだよ。でも・・・欲しい。
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籾摺り

2011-08-25 21:21:51 | 日記
朝からグズついているのだ。稲刈りに出撃できない。
4日も5日もスケジュールは押しているのに。
ということで恋女房と二人で、「うすすり」することにしたよ。
籾摺りとも言い、ようは刈り取った稲籾から玄米と籾殻を分離する作業なのさ。
全部刈り取ってからと思っていたが、こう押されてばかりでは新米を待っている皆様に
申し訳ない。
秋の作業のフローを絵を使ってご紹介しよう。



刈り取った籾はここにダーッと入れられる。乾燥機の搬入口である。



これが乾燥機。だいたい3反分の籾が一度に入る。
不作の年は4反分でも5反分でも入る。収穫量のバロメーターともいえる。
この中で籾を上下循環させながら、灯油の火で起こした熱風を吹きつけ
乾燥させるんだ。慌てて高温風を使うと実が割れてしまう。前述どおり。
じっくりゆっくり乾かしてゆくんだ。



乾燥機後部に伸びる排気ダクト。熱気がこもって実が蒸れないように使った
熱気は排気して新鮮な熱風だけを使う。かつ、籾についているほこりやゴミも
熱風と一緒に弾き飛ばし、奥の箱で回収する。



火を起こすための灯油タンク。50リッタ満タンで2昼夜程度の火を供給する。



ここは乾燥機隣のセクト。先日、大工仕事したところだよ。
ここには乾燥が完了した籾が自動排出される。
中央に座るジャイアンツカラーの「筒」は更にここから籾を隣の籾摺マシンへ搬出する代物。
一世代前のタイプ。一度買うとなかなか新調できない親父のこれも形見の一つ。



ジャイアンツカラーはこれに繋がる。これが籾摺マシン。
ここに送り込まれた籾は、中で2つの強固に密接したローラーの間を通り、
通った際に籾殻だけローラーに割られ、実である玄米と分離される。
分離された籾殻はマシンの発生させる強風に飛ばされ排出され、
飛ばされず残った玄米は別の口から排出される。



別の口から排出された玄米は、次にこのえもいわれぬ緑色のマシンの中を通る。
中には8角形のメッシュの筒が回転しており、その中を通ってくる。
その際、米になりきれなかった米モドキや胴割れして半分にわれてしまったような
物はこの時点でマシン下側に排出され2番米として分離される。
これはこれでゴミになるわけでなく、雷おこしの原料として業者が引き取ってゆく。



見事幾多の難関をクリアした優秀かつ容姿端麗な玄米だけがこのタンクに搬入され、
30kgごとに袋詰めされる。
マシン下側には秤がセットされており、タンクから袋に吐き出される玄米がちょうど
30kgに達すると吐き出しが自動で止まる。今は、全行程の緑色マシンとこれが
一体化された物が出ている。欲しい。



籾摺マシンの起こす強風が吹き飛ばした籾殻はここに集められる。
袋にいっぱいに詰め込み、稲刈りの済んだ田んぼに廃棄される。
田んぼでゆっくりと燃やし、トラで鋤き込み天然肥料として故郷に還るわけだわな。



乾燥機から乾いたばかりの籾が排出された。



ドンドン籾摺りが進む。山積まれる鈴鹿産コシヒカリである。
封緘は人の手でやらにゃならんのさ。これが手間なんですわ。



恋女房も頑張ってくれています。



3反分、26俵の収穫。上々の出来。あと1俵あれば『豊作』だったのだが・・・
贅沢は言うまい。ハイ。

 

作業完了。天然肥料の元を早速棄てに。積載オーバー?見逃してください。


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乾燥順調。

2011-08-24 09:16:26 | 日記


田んぼに出て行けない日は、こんな感じの上天気。
一通りアキタコマチの収穫は終わったようだね。

 

乾燥はすこぶる順調だよ。現在水分量20.9%、52℃の熱風を送り込んで
籾を乾かしている。16.5時間経過し11.1%の水分を飛ばした。
1時間当たり0.67%の乾燥率となる。順調だね。もう少し乾燥率は上げても良いかもしれない。
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秋本番ッ!

2011-08-23 22:50:11 | 日記


遂に始めました。2011年の収穫です。



コンバイン(稲刈り機)から吐き出される籾をセッセセッセとトレーラーに
積み上げていきます。出来は上々です。また上手い新米が食えそうです。



毎年申し上げるかもしれませんが、こんなトレーラー使っているのはここ周辺ではオイラだけです。
コンバインもトレーラーももっと作業効率のよい物があるのですが・・・
クボタ社製の農機具屋なのにイセキという姓の社長にはそろそろ新調しろと言われてるのですが・・・
親父の形見ともいえるこれは壊れるまで使うことになるかもしれません。




恋女房もおてったいです。
鎌で手を切らないか、熱中症にダウンしないか、日焼けで夜中うなされないか、大変心配です。
心配していたら・・・オイラが軽い熱中症になっちまいました。なんだそりゃ?歳はとりたくないもんですな。
水ぶっかぶって、身体を冷やして即復帰しました。気持ちだけは20代なのですがね。



今日は1反に満たない田んぼが2つあったことで必要以上に時間がかかりました。
午後5時、今日の全行程を終了し、乾燥機に火入れました。
籾の水分量が現在32%。これをこの機械で一昼夜かけて15%まで乾燥させます。
短時間に高温かけて乾燥させると「胴割れ」、米粒が割れてしまい商品にならなくなります。
ゆっくりゆっくり時間をかけて低温で乾かしていきます。1時間に0.7~0.8%程度
の割合で乾いていくのが理想的な行程です。23時間ほどかかることになります。
この機械が動いている間は、次の刈り取りが出来ません。明日はまた手持ち無沙汰?になりそうです。
4日押しになりそうですな。ハハハハハハハハハ。笑うしかないですわ。休暇延長することになるかも?
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ダメだね。スケジュール3日押し。

2011-08-22 08:45:32 | 日記


11連休4日目。
4日間のうち3日がこんなお天気。
田んぼに入れないのだよ。
お天気には愚痴ばかり言っても始まらない。
お天気には文句ばかり言っても始まらない。
じっと本を読みながら、空模様を睨みながら、恋女房と温泉でも行きながら
待つしかない。
まさしく晴耕雨読を実践している最中である。晴耕雨遊かも(⌒m⌒)
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3連雨。

2011-08-21 21:04:11 | 日記
 

所用で日曜日の市役所にいる。
雨である。夏休みに休みに入ってずーっと雨である。
稲刈りの予定が大幅にズレテイル。マイッテイル。
土砂降りの雨である。コマッテイル。
愚痴しか出てこない。ヨテイドオリウゴケナイ。
うー。
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のびすぎ。

2011-08-20 21:02:11 | 日記


メーテルか?いや貞子か?
何でもされるがままてか?ことわれよたまにはさ。
そんな格好はしたくないって。
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たくさん。

2011-08-20 20:59:15 | 日記


一番高いところが好きらしい。スズメか?いや、ヒヨドリだな。
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今日から11連休♪

2011-08-19 22:43:34 | 日記


朝からザザザッと突然の雨。
西の田んぼで朝もはよから稲刈りをしていた連中は、
慌てて帰っていった。
今日はこれにて終了だな。
稲は濡れると乾燥しにくくなるから翌日以降出直しだ。
残念ながら明日も明後日も雨予想。
ウチはささって(明々後日)から稲刈り予定。
暑い中溶けるな。きっと。



獅子唐も甘長ももちろんピーマンも暑いから元気♪
大量収穫♪



艶艶なすびもイイ頃加減♪
売り物にもなりそだね♪
なすびは1ヶ月前にひとしきり生った木を
葉を思い切り剪定し、根切りし肥料をガンガンに与え
放置しておいたら今になって第2弾の最盛期を迎えた。
プロに習ったなすび2段活用を十二分に実践。
まだまだ楽しめそう。



野菜を恋女房の実家へおすそ分けに向かう途中の珍風景。
電柱5本連ねて、何するんだろう???



トリコロールな夕山空景は幻想的。明日はホントに雨か?

11連休の初日がゆく。
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『妖の華』<あやかしのはな>はどうかって?

2011-08-15 21:48:24 | 日記


最近、刑事物のお話ばかり読んでいたもので
一応、登場人物の半分は刑事だったが
主人公が『吸血鬼』とわかったときには
呆気にとられはしたが、
元々誉田はホラー作家であり
本編は彼の初期作品であったことからして
当然の内容だったといえば当然なのだが・・・
死体300体以上、目が痛むほどの死臭常時
等々のストーリー展開はただただ目を点にして
読み耽ることとなった。
面白なくはなかったが・・・うーん、現実的な
内容でない分、無理な設定が少ししんどかったかなー
そんな感じで読んでみてくれ。
感想も聞かせてね。
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三重県一の避暑地。

2011-08-13 17:54:56 | 日記
暑い時は避暑に限る。
金はかからず、混んでもいない、そんなすんばらしいところが
三重県にもあるのをご存知か?
ということで出かけた。



途中でバラバラと10秒ほど嫌がらせみたいに降ったが・・・



紀勢道を大台で下りて、更に尾鷲に向かってしばらく走り



阿曽温泉のT字路を左折し、元あじさいの道を分け入る。



すると、山壁の途中にポッカリと穴が・・・



内部はだいたい20畳ほどの広さがあり
内温は17~18℃くらいの冷空間となっている。



足元には地下水が静かに流れており、その「つべたさ」は
足を突き刺すほどである。
低い水温が、空間全体の温度を快適なものにしているらしい。



小規模な鍾乳洞なのだろう。
こういうところならいるはずだが、天井面に蝙蝠は見られない。
ここへベッドとかソファとか持ち込んで1日読書出来れば
きっと良い避暑になるはずなのだが・・・あの入口の間口では
それも叶わないか?小一時間ほど涼んで、そのはす向いにある
八重湧水に冷水に浸る。



景色からだけでもその涼冷感を味わってみてくださいな。

  
 
 
 


で、冷えたからだを阿曽温泉でゆっくり戻して


 
 
 

帰りましたとさ。めでたしめでたし。



宇治金時を食ったことは言うまでもない。
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