
京都に入った。

京都南インターを降り、桂川沿いを北上している。

嵐山。昨年9月16日の大洪水の傷跡は見た限り残っていなさそうである。

京福電気鉄道『嵐山駅』は大改装を行ったそうで

ホームの中まで無料で立ち入ることが可能となり、

そのホームにある足湯が入場料無しで利用することができるようになった。
ただし利用料は200円かかる。足湯に200円?さすが京都だといえる。
ホームには、キモノフォレストと名付けられた、「友禅」を用いたポール約
600本が林のように立ち並び、柔らかで、かつはんなりとした美しい光に
包まれた風景を醸成する。中の友禅が回るとかなんとかもうひと工夫あっても?
と思うのはオイラの勝手か?

道路を挟んだ対面には、以前多勢で賑やかに訪れた天龍寺。

ランチは、ぐるなびでまぁまぁの評価だった『嵐山琥珀堂』。
リーズナブルで、意外といけるといったコメントが大多数だったはず。その通りだった。

琥珀堂を出て嵐山名所竹林を目指す途中で山陰本線を跨ぐ。
3年前に乗ったトロッコ電車も
嵯峨嵐山駅から西に数キロこの線路を使う。トロッコは本日運休らしい。残念。
写真は、特急「まいづる」KTR8000形《タンゴディスカバリー》という。

竹林。覆い被さる笹の葉の恩恵で、ひんやり。夏が本格化したらいい避暑場になりそう。

美空ひばり記念館?のあったと思われる場所には複合商業施設が建っていた。
記念館はちょうど1年前の2013年5月31日、閉館したらしい。

前部分はバイク、後部分は車という鈴鹿界隈ではまずお目にかかれない乗り物が普通に走っている。さすが、京都。

移動。三千院へ向かう参道は、ほぼ、貸切状態。さすが、平日。ここも生い茂る新緑のおかげで
汗をかかず、登ることができる。

色違いのウチの長男。ヒゲはコイツの方が立派だな?

到着。

『宸殿』で何やらおつとめが多勢の僧侶により行われていたが、何のイベントなのか分からずじまいだった。
毎年5月30日に『御懺法講』と呼ばれる歴代天皇の法要が行われるが2日早いな。わかりません。

『客殿』から臨む『聚碧園』の緑は鮮やかで心和む。いつ来ても癒しの場所である。

陽が西傾を始めた。そろそろ発たないと、ウチに何時につくかわからなくなってくる。さぁ帰ろう。

8時には着くだろう?新名神を安全速度で巡航。

今年の恋女房へのバースデープレゼントは手作り工芸の最高峰と呼ばれる京象嵌のイヤリング。
ゴルフのボールマーカーに見えなくもないが、彼女が大変喜んでくれたので、黙っていよう。