9月27日に御嶽山が噴火して、今日で4日目。多数の登山客が、いまだ頂上付近で安否もわからぬままとなっている。
死者・心肺停止者は確認されただけで50名近くに登り、その他安否のわからない方々も多数おられるという。
週末毎に山に入っていた頃、御岳も2度、登った。30数年も前の当時も山頂近くのあちこちから白い噴煙を上げていた御岳。
そのはるか以前から山は、『生きていた』わけである。我が国に多数ある活火山の一峰ゆえ、いつ噴火しても不思議でないわけだが
今回の噴火に遭遇された方々にとってはただただ不運としか申し上げようがない。
そこに山があるから山男・山女は登るわけで、決して命を落とすために無謀な行動を行うわけではない。
登頂の充実感を得るために山に足を踏み入れ、悲劇に遭われた方々に哀悼の念をお送りし、いまだ生死が分からぬ方々には
ひとりでも多く、無事に歩いて生還いただくことを、同じ峰を歩いたものとして、祈るばかりである。
そして、捜索を担われている方々には、2次被害に遭遇されぬようお願いします。