画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

「心が降り立つ」ポンデアスカールーブラジルー/描かずにはいられない

2012-07-31 11:29:52 | 2012「巡る」
ブラジルのポンデアスカールを
アクリル絵の具で描いた。

ブラジルのサンパウロに住んでいた頃、
リオに行く機会は何度かあったが、
ポンデアスカールには、
多分、1回しか行っていない。
けれど、コルコバードの丘から見る、
この景色は、私にとって、
ブラジルを象徴する景色になっている。

胸がギューっとなる、
懐かしい景色。
この気持ちは何処から来るのだろう。

ポンデアスカールは、
ポルトガル語で“砂糖パンの山”という意味。
かわいい名前に似合わず、ゴツゴツと険しく、
スッと真っすぐに、風景の中にそびえ立つ。

海は全てを映し込み、明るい青に変化させる。
ブラジルの濃い海の色。
白いヨットが点々とリズムカルに浮かぶ。
街を描きながら、
ブラジルの人々の事を思った。

暖かい気候のせいか、
街角に出ている人がとても多い。
立って話し込む男の人達。
いつも同じ所に、ずっと座っているおじいさん。
裸足でも、貧しくても、
生き生きとした少年の瞳。
色々な肌の色をした、
沢山の人々が、カラフルな色の服を着てる。
みんなバラバラなのに、
しっくりと街に溶け込んでいる。

ブラジルでは、人にも、景色にも、
同じ“coração”を感じる。
「コラソン」
日本語に訳すと、心だけれど、
私は、この言葉がとても好きだ。

ブラジルの太陽、大地。
4年しか住んでいないけれど、
この景色を見ていると、
たまらない気持ちになる。
描かずにはいられなくなる。

「描きたいから」
絵を描き続けて来た。

それが、
「描かずにいられない」
という思いに変化して行く。

感じる全てが、たまらなくて、
描かずにはいられない。


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洗える布団/当たり前の日常が幸せ

2012-07-30 12:27:52 | 家事

抱えていた洗いたての布団に、
息子がギュッと抱きついて来た。
それだけで、とても満たされた気持ちになった。


梅雨が明けてから、天気の良い日は、
“洗える布団”を洗ってる。
株式会社 ロマンス小杉の「清潔家族」
http://www.romance.co.jp/romancestyle/basic/seiketsu/index.html
「早く渇きますよ」
と言われたけれど、本当に、早く渇く。
洗った布団は清潔で気持ちがいい。

布団の管理は手間がかかる。
4人分のシーツやカバーをだいたい1ヶ月かけて順番に洗う。
マンションは布団が外側に干せないので、日に当てられない。
乾燥するために、1週間に1回は布団乾燥機をかけるようにしてる。
そして、たまーに、布団を洗う。

清潔なのは気持ちが良い。
体にも良い。
見た目のきれいさよりも、
匂いや、感触で、
人は清潔感を感じている気がする。
無意識に安心して、落ち着く。

娘が小さい頃、アトピーや喘息が不安で、
洗える布団を購入した。
あの頃は、
掃除しなきゃ、きれいにしなきゃ、洗わなきゃ、
と神経質になって、
掃除も洗濯も楽しむ余裕がなかった。

最近は、だんだん楽しめるようになって来た。
あの日々があるから、今がある。

きれいにする事はうれしい。
きれいなのも、うれしい。

当たり前の毎日の中に、
うれしい事は沢山ある。

うれしいものはうれしい、
かなしいものはかなしい。
どんどん単純になって行く。
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「海潮音」虹ノ松原ー佐賀ー/命のリズムに合わせて

2012-07-28 11:40:11 | 2012「巡る」
佐賀県の唐津にある虹ノ松原を
アクリル絵の具で描いた。
唐津城からの眺める景色。

懐かしい景色。
写真を見ながら、
そこに居る気持ちになる。

波の音が聴こえるよう。
淋しいような、悲しいような。
いつまでも続く波の音に
胸が苦しい。

「海潮音」が私の芯を刺激して、
ー生かされているー
ことを実感させる。

生きているんじゃない。
生かされている。

命のリズムに合わせ、
無理せず、焦らず、ゆったりと。
やるべき事をやって行こう。

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旅行に行ったのは、2年前の5月です。
その時の事を、ブログに書いています。→http://blog.goo.ne.jp/a-maru427iwa147/e/852babe5000e93413309243101b56a48

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やっとみつけた!網戸びっクリーン/ひとつひとつ 爽やかさを積み重ねる

2012-07-27 11:38:35 | 家事
「網戸を簡単にきれいにしたくて」
これだけの集まった。
ここになくて、処分した物も数点。

一日中のほとんどを 家の中で過ごしている。
そして、家の中から空を見ていると、
どうしても、窓の汚れと、網戸の汚れが気になる。
網戸は、家の中に入る、空気のフィルターでもある。
きれいな方がいい。

ホコリと排気ガス等の油性の真っ黒な汚れ。
なかなか、スッキリきれいにならない。
窓が6カ所もある。
どうのような方法でやるか、
時間的にも体力的にも効率の良いやり方を探し続け…。

やっと出会った、網戸びっクリーン


水に濡らして、絞って使うのだけれど、
ホコリと黒ずみが良くとれて、
すぐにバケツの水が真っ黒になる。
月に1回の掃除で、これだけ…
想像以上に網戸は汚れている。

網戸越しの景色が爽やかに。
私はこんな事が、うれしくてしょうがない。

以前はやってもやっても、
永遠に終わらない家事に気が重くなっていたけれど、
ー爽やかさは積み重なるー

どんどん積み重なって行く、
“やるべき”ことを崩すのではなく、
“爽やかさ”を積み上げるイメージで。

ひとつひとつ爽やかさを積み重ねる。



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「夢か現実か」オーロプレットーブラジルー/私が観たくて欲しいもの

2012-07-24 17:59:23 | 2012「巡る」
ブラジルのオーロプレット。
教会への坂道を、アクリル絵の具で描いた。

子供の頃、ブラジルに父の転勤で住んいた。
この場所を旅行したのは、12歳の頃だと思う。

バロック形式の建物と 石畳の坂道。
街並と動いている現実の人々がちぐはぐで
「これは、現実だろうか?」
と不思議な気持ちになった。

坂を登った教会へは、本当に行ったのだろうか。
私の覚えている、あの教会は、夢の中の景色ではないだろうか。
観る度に、描く度に、不思議な気持ちになる。

オーロプレットは18世紀の約100年の間に世界の金の半分以上を産出した街。
奴隷として働かされていた人も沢山いたところ。
華やかさと、重く、暗い歴史。

人が何かを“求めて”街ができる。
その ー何かー は街によって違う。
人が求める事、そのエネルギーの強さを感じる街。

この絵を描きながら思った。
ー私はちゃんと求めているだろうかー
夢だけを見てはいないか?
現実をしっかりと見つめ、受け入れ、
何かを得るために、求めているだろうか。

私は何処に行こうとしているのか。
あの坂を上り、坂の向こうには何があるのか。

本当は、こんなに森の中にはない。
絵を描いていた5月頃の、私の好きな森を描きたくなった。
私に向かって来るエネルギー。
森は私を突き動かし、前へ進めさせる。

ー求め続けて、やっと得られるものー
私が観たくて欲しいもの。

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「頂」冠嶽山ー鹿児島県ー/畏れを感じて

2012-07-07 19:28:30 | 日々の感動
鹿児島県にある、冠嶽山(かんがくざん)の頂を描きました。
その厳しい姿に、思わず頭を下げてしまう。

ー畏れー
この山は、人が内側に持っている、自然に対する気持ちを呼び起こす。
その気持ちを忘れたら、
人は、この自然の中で生きる事はできない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
去年の9月にこの山で産業廃棄物最終処分場建設の工事が始まった事を、
ツイッターで知りました。
それから、ずっと、この冠嶽山の事を思ってます。
昨年の12月にも、この事をブログに書きました。
(→鹿児島県の産業廃棄物最終処分場問題/山と繋がり、生きている)


進む工事に胸が痛く、
「どうして、この山に」
という気持ちで、怒っている事もあります。
でも、いつも、その気持ちを、
「山が、守られますように。」
という願に変えています。

明日は鹿児島県知事選があります。
大飯原発の再稼働決定後、初めての原発立地県での知事選でもあります。
とてもとても、気にしてます。

民間から、立候補している、
向原祥隆(むこはら・よしたか)さんのマニフェストがこのページに添付されていたので、
読みました。
→http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11280905542.html


ー産廃建設は白紙にー
と書いてあります。
しがらみのない方なら、どうにか出来るかもしれない。

産廃建設の問題も、そして原発の事も、
良い方向に変化すれば、
その波が、流れが、日本のあちこちに広がるかもしれない。

期待をこめて、明日の投票を見守ります。
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