画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

月の光の道をゆく/絶対的な美しさ

2020-02-11 10:37:51 | 日々の感動

海に月が映って、道のよう。
あまりの美しさに。
頭の中の余計な思いがボロボロと落ちていく。

これだ。
絶対的な美しさは生きる力になる。


砂浜を月に向かって歩いてたら、
うれしくてたまらなくなった。

月に向かって歩いて行こう。

絵を描く時も、
家事をする時も。
月を思い出そう。


月が雲に隠れたら、
思ったよりも真っ暗に。

心が暗くなる時も、
光がないから暗いんだ。
「あ」
と気がついて、月の方。
光の方を向いて行こう。


これは海に行った前の日、
真上の月。
大きな大きな丸い虹がかかっていた。

世の中はもったいないぐらいの美しさに溢れている。
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30年ぶりの80号/描くよろこびを増やすための30年

2020-02-09 09:25:45 | 絵について


80号を描き始めた。
観察を続けた蓮の群像。
これぐらい大きなサイズは30年ぶり。


描く前は大変そう、と思ったけれど、描いてみたら気持ち良い!


筆を大きく動かして体を使う。
疲れるけれど爽快。


寝室にしている和室で作業。
背景は金のジェッソで。


新しく買ったNAMURAの筆は、
滑らかで描きながらとても気持ち良い。
塗面も繊細やわらかい雰囲気。


最近のお気に入りは。ホルベインのボトルから色を補充できるマーカー。
下書きや気になった時にささっと当たりをつけるのにとても便利。
使い方には少しコツがいる。
色によって粘度に差があるので、
混ぜる時に振るだけではなくて、
棒を入れてかき混ぜる必要があるものも。
そして、混ぜすぎると泡が立ち過ぎて溢れてくるから注意が必要。
ボトルからマーカーに移す作業は、
まだ慣れず、
マーカーは中の量が分かりにくい。
中を見るために内蓋を開ける際
手を汚すのでどうにかしたい。

とにかく 描く環境、描ける体力があることに感謝。
描きながら悩むけれど、
悩むことも含めて、
絵を描ける事がうれしくてしょうがない。

30年前には感じなかったうれしさ。
描くよろこびを増やすための30年。
本当に色々な事があった。
ひとつひとつが有難い。

ホームページでmaruの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/


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音と旅する鉱物展/密度を濃くしていく

2020-02-05 07:14:53 | 日々の感動


先月末に行った、
天神イムズ、三菱アルティアムの「音と旅する鉱物展」。



動きや環境が長い年月をかけて形や色を作り出す。




意思があるような個性。
キラリと光る輝きに、触らなくてもギュッと密度のある硬さを感じた。

石が手を伸ばし私に触れているよう。
ざらざら、ツルツル。
冷たい感触が今も残る。‬


宇宙から落下した隕石。


福岡の山の雲母も。

石の中に伝わり、染み入った音。
その土地の歴史、人の思い。
ジーンと何かが伝わってきた。

密度があるから美しい。
密度は何故作られるのか?

感じて震えるからかもしれない。

私も密度を濃くして行きたい。
石の音を聞きながら思った。

ホームページでmaruの絵を紹介してますhttp://maruartworks.com/

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