画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

北斎の模写/おかげで足の冷えが良くなった

2024-01-30 17:34:00 | 絵について


自然な動きは、
美しい形になる。

生き生きとした人の動き。

グッと踏み込む。
スッと抜く。

足の動きから感じる、
会話のような、音楽のような、
力とエネルギーの動き、
人と人との力の関係。

描いていて楽しくて、
模写を続けているけれど、
だんだんと模写から変化させて、
筆も自由に動き出した。

まだまだ感じるだけで、
描く技術は技術がないけれど、
楽しさは増している。

描き続けていたら、
足の表情に興味が出てきた。
足って、どうなってる?

自分の足も観察。
触って、動かして、
気がついた事が沢山!!

やさしく関節の位置を確認したり、
ゆっくり、大きく足首を回したり。
足の間を広げたり…。
だんだんと足の冷えも良くなって、
毎晩必要だった、湯たんぽが必要なくなり、
足もつらなくなった。

指先は、丸い。
やさしい形。
その足先、で感じる感触が
頭の先まで伝わるのを感じるとなんか落ち着く。
これも感動のひとつ。

目で観て美しいと感じる感性も、
きもちいいいと感じる感覚神経も、
当たり前な感動が、
生きている実感につながる。

動きも、形も、感触も???な私の足。
右足と左足の形のアンバランスは、
感じることが、アンバランスだから?

目で足で、耳でも感じる。
全ての五感で生きて行きたい。
その全ての感動を絵にしたい。

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高野山 金剛峯寺 西塔/神秘性が開かれる

2024-01-21 18:28:00 | 絵について


「高野山 金剛峯寺 西塔」 410×318mm アクリル画 キャンバス

神秘性、
静かな静かな美しさ。
西塔は凝縮したように
その美しさを内に秘めている。
絶妙なバランス、精密な構造。

描きながら、次々と観えてくる世界が、
それ以上、まだまだ先に、
もっと美しい感動がある事をおしえてくれる。

想像以上の絶対的な美しさ。

私を次の世界へ連れて行ってくれるのは
いつも大きくて深い感動だ。

やっと西塔の絵が完成した。
この絵を描くのを一度やめたのは、
5年ぐらい前だと思っていたが、
娘は、10年ぐらい前ではないかと言う。
思い出せない。

あんなに苦労していたのに、
空も、
今回はさらりと描けた。
何色かの青も、
何種類かの白も、
迷いなく不思議と手が動いた。

美しさの感じ方、見え方は
人それぞれ、
その時々で違う。

この塔の素晴らしさを
20年前の私は気がつけなかった。
観る、という事は、
興味を持つ事だ。

「なんだろう?」

興味を持つことの大切さを
この塔がおしえてくれた。

なんだろう?
興味を持って観る、
興味を持って話を聞く。

相手に近づくことで、
神秘性が開かれる。
人も全てのものも。

存在する全てのものの内側に、
美しいものが隠れているかもしれない。

今、とてもワクワクしている。
有難い。

何かとの比較、相対的ではなく、
絶対的な美しさ、
ひとつひとつの神秘性、
それぞれの個性と役割、
光る何かを見つめ続け、描き続けたい。

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高野山 西塔(部分)/畏怖の念を描く

2024-01-06 13:14:00 | 絵について

高野山 西塔。

昨日、新たに感動を深める出来事があり、
勇気を出して、
再び、この絵に向かおうと思い立つ。

5年前ぐらい?コロナの前だ。
この絵は、筆が止まり、
描くのをやめていた。

美しい造形や
繊細な装飾の素晴らしさは、
描きながら、
少しづつ鮮明に見えてきた。

描く理由は、
対象に近づきたいから、
もっと感じ、
そのものになりたいから。

素晴らし過ぎる
凄すぎる。
描く度に、
畏怖の念が強くなる。

西塔の創建時、その時代は、
生きることが今よりもっと厳しかった。
どのような願を込めて、
この塔を作ったのか。

猛威を振るう、自然への畏敬の念。
生きている事の、感謝と実感。

これだけのものを作り上げる、
人の思いを想像し、
自分に足りないものを感じた。

足りない、
足りなすぎる。
遠い、
遠すぎる。

急に怖くなった。

それでも、近づこう。
再び描きはじめよう。

昨日は、勇気を頂いた。
思いを受け取り、
前に進む。

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竜/やさしい竜が立ち上がる

2024-01-02 19:18:24 | 絵について



竜のように、
立ち上がろう。

目標を見続ける
その目を描きたかった。
絶対に目を離さない。
見つめ続ける目を。

エネルギーの形、
流体としての竜。
有るようでない、
無いようである。

竜巻のように、
周りを巻き込みながら、
立ち上がる。

立ち上がるエネルギーは、
感じることで生まれて来る。

自然の美しさや、
生きているものの健気なことに感動し、
理不尽な事に、悲しみ、怒る。

全ての心の動きを
味わうように、
深く受け止めて感じる年にしたい。
どこまで感じ、どこまで受け入れるか。

自分の興味がある事だけに敏感なのは、
不調和を生む。
本当に気をつけないといけない。

周りに興味を持って、
もっと人の心を感じたい。
全身でしっかりと話を聞くようにしたい。
そして、その時、その場、その人に、
やさしく、最適な自分でありたい。

それぞれの場所で、
心にも
やさしい竜が
立ち上がりますように。

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