画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

ボナール Pierre Bonnard/本の紹介/本物は色褪せない

2010-11-22 15:17:55 | 美術書について
ボナール展(伊勢丹美術館ほか・アート・ライフ発行・1991年)
の画集です。ずいぶん前に行った展覧会のものですが、
ずっと何度も見続けています。

ボナールは好きな画家の一人です。
先日、久しぶりに画集を開き、
以前にも増して、ボナールの色彩の美しさに感動しました。
ボナールの描く世界に引き込まれ、
胸が締め付けられました。

自分が進化している事に気がつかされました。
描く事、色の世界。
感覚が研ぎすまされて来ている。
でも、当然だけどまだまだです。
ボナールの絵に教えられ、
やる気にさせられました。

ボナールとは調度、100歳違う。
ボナールは1867年生まれ、私は1967年生まれ。
100年も前なのに、その絵の魅力は、
いつも強烈に新鮮です。
本物は色褪せない。

とても高い目標だけど、
自分もこうなりたい。
100年後に、誰かに新鮮な感動を与えたい。


J'S(じぇいず)にてMARUの絵の販売をしてます
じぇいず 〈インテリア 生活雑貨〉
福岡県 福岡市 中央区 大名 1丁目6-13
092-724-6882
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小倉遊亀 百四の春/本の紹介

2010-10-12 22:51:02 | 美術書について
「百四の春 小倉遊亀画文集」
著:小倉遊亀 編:小倉寛子
出版社:(株) 日本経済新聞社


小倉遊亀さんは母が好きな画家です。
母は、絵を描く私に、まだ10代の頃ですが、
「小倉遊亀さんのように、
晩年になって、ますます活躍できる画家になれるといいね。」
と言いました。

美術館で何度か作品を拝見しましたが、
画集を手に取り、
小倉遊亀さんの思いを読んだのは初めてです。

共感できる言葉が沢山ありました。
自然との調和を目指し、
書き続ける姿勢にとても励まされます。
105歳まで制作を続けられました。

私もあと何年、絵を描けるだろうか。
自分の先の先の将来を思いながら、
まず、今できる事を、
精一杯させてもらいます。


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「日本の色」/本の紹介 品のある色と色

2010-10-06 15:37:42 | 美術書について
「日本の色」
著者:コロナ・ブックス編集部/編
出版社名:平凡社

日本の伝統的な美しい色が紹介されています。
色の見本と一緒に載っている、
自然、そして絵や着物、伝統工芸の色彩に、
日本らしさが溢れています。

何度も何度も手に取って読んでいる本です。
見る度に内側の何かが刺激されて、
お腹のあたりがぐぐっとなります。

とても品のある色と色、
大切にしたい日本人の心が表れています。
私も、この「心」を表現したいと、
絵を描きながら思っています。

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長谷川潔/繊細で美しい黒 日本人である事

2010-09-30 20:42:41 | 美術書について
長谷川潔さんは私の好きな画家のひとりです。
この画集の表紙の絵を 10年以上前に横浜美術館で買い、
額に入れてずっと部屋に飾ってます。

この画集は
長谷川潔作品集―京都国立近代美術館所蔵
京都国立近代美術館【編】
(京都)光村推古書院
です。

画集には、何かズンと胸に来る暗さがありますが、
黒の表現が繊細で美しく、
単純な構図で表す世界に引き込まれます。

亡くなるまで60年間パリで生活した銅版画ですが、
西洋的な物を描いても、日本人の繊細な心を感じます。

日本人である事は、深く深く、
私達の体の中にもしっかり入り込んでる。
私も絵を描く度に、その事を感じます。
そしてそれを誇りに思います。


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日本の心/「運慶にであう」著者 山本勉-小学館

2010-08-31 17:25:59 | 美術書について
図書館で出会った本です。
著者の 運慶と仏像に対する
思いが感じられる内容です。
写真も素晴らしく、
何度も開いて見ています。

仏像は、小さい時から興味がありました。
高校生や大学生になると、
友達を誘い京都や奈良へ、
旅行するようになりました。

素晴らしい仏像の前に立つと、
手を合わせたくなる気持ちになります。
日本人の心だと思います。

日本には、沢山の素晴らしい仏像があります。
日本人である事の“誇り”を感じます。
絵を描き続けていて、
その“誇り”を大切に思うようになりました。


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