日本民謡フェスティバルラジオ放送が昨日あった。 この日をどれだけ待ったことだか。 すべての出場者の唄が
ラジオにて聴けると信じていたのだったが、非情にも残念なことだったが、上位30組までの唄しか流れなかった
厳しい
テレビは、そうだったが・・ まさかラジオも同じ条件になったなんて、私はショックを隠せなかった
民謡仲間の晴れ舞台での唄を、ラジオで聴きたかったからだ。 ああ残念でしかたなかった。
私がこれだけ残念なのだから、出演されて、放送されなかった競技者さんのことを想うと涙が出る。
去年までは、60組全てが、ラジオでは放送されたと思ったのだが、私は自分の夢を失ったような気がした。 私だって、いつの日か地球がひっくり返って、優勝できる日が訪れる可能性があるかもしれないので、この厳しい
上位30組のみというのは、厳しすぎる、私が何を言っても駄目なことはわかっているつもりだが・・ せめて、テレビでは上位30組を放映し、ラジオでは、残りの下位30組を
漏れなく放送していただきたいものですね
もう、こうなったらギリギリとか、誰かが失敗したからとか、そういったラッキー的な優勝などは、しない方が良い。 相当の実力がないと、上位なんて無理である。 そうそう、話は題に移りますね
民謡って、本当に素晴らしい
今年も私の心に残った民謡曲は、表彰がなかった
だけれど・・ それでいいんです
民謡ってのは、心に響く
ツボが、人それぞれに全く違うものなので、聴く人、それぞれに感動する唄があって当然なのでございます。
私の心の中で、心を癒してくれた今年の唄は、正調狩干切唄(せいちょうかりぼしきりうた:宮崎県民謡)唄:益田 雛乃さん の唄だった。 私が思うに、唄う声の中に勝負の気持ちが見え隠れしてしまう唄には、私は感動があまり起きない(といいまして、私がいつも決勝の舞台上で意識しちゃってるんですよ
)。 逆に、それを全く感じさせない唄は、まさに唄から、詩の内容である土地の風景画が浮かんでくるのが最高だと感じている。 もっと詳しく言えば、どんなに技術が優れても、技術でカバー出来ないところがあって、それが一体、何なのか
を
一生命を注ぎながら探ってゆく
そのことこそ、民謡の素晴らしき真髄であるのだと、私は心の底から感じている。
優勝をする人が一番、民謡がうまいなんて、私、一人だけは考えてはおりません
私にとって、一番情景が浮かんできた方が、益田さんだったということだけなのです。 更には、伊予節を歌われた 宮岡 明日香さんも、なんとも幻想的で、引き込まれました
次に島根県民謡は、出雲追分を唄われた 妹尾なおみさん、音の弱い部分に心がこめられており、そこから出雲の山の風景が広がってゆくようでした
そして、那須松坂を唄われた栃木県の飯村充代さんの唄は、唄の中に感謝の気持ちと、種を大事に私が育てるんだっていう愛の思いが伝わってきて、微笑ましく感動を誘う素晴らしい唄でございました
私は、どちらかといえば、イケイケ形よりは、静かに泣かせるような唄に憧れるみたいです。 なので、どうしても、このような唄を好む傾向はございます。 きっと癒されたいんでしょうね~
皆様の好きな傾向民謡曲って、ございますでしょうか
とにかく、民謡フェスティバルって、やっぱりすごいですね。 みんな、すごいお声
と心をお持ちですよね
私が行くようなところじゃーないことは
確かな様でございます
私に行く力がありませんので、いつの日かあの世にいったら、幽霊になって、観覧席上空3メートルほど上の特別特等席
(無料透明席)でゆっくりと観戦したいと考えているんですよ
本日も誠にご拝読ありがとうございます
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