アンビバレント
という言葉を知ったのは、
はるか昔
なぜ知ったのかというと
両親の喧嘩を体験したからだった
最愛の父母
どちらも、愛している
でも
喧嘩していて
どちらも 正しい
どちらの言い分も それぞれの世界から見れば
どちらも 正しい
どちらにも 正しさがある。
そのことを
辛いことを
乗り越えるのに、すごく辛かったけど
アンビバレントという言葉にたどりついた
どちらも正しい
どちらも間違っている
それが、同じ空間と
同じ時間に
同時に存在している
いろいろな正しさと
いろいろな間違っているが
同時に、いろんなレベルで 存在する世界
そこに生きているんだなあ
自分は積極的にどちらが正しいと言えない
自分は、どっちが正しいのか わからない
自分は、どっちにも正しさや
どっちにも、間違っているが
あるのだろうと思っているが
どちらかが、絶対的に悪いと言えるだけの
判断力を持たない
だけど、きまっているのは
両親とも 愛しているということだ。
真実は、それ
ただ一つの真実は、
愛しているということ意外はありえない。
