ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

コンパスの話

2023-01-12 03:30:54 | 占星術
占星学 を習い始めて、講師の先生が小学生の時にホロスコープを手書きで書いたという話を聞いた。
今は様々なサイトで自動的にホロスコープを作成できる時代なので
珍しく感じるのであるが、
数十年前まではおそらく、専門家でさえも手書きで書いていた時代だったのでは(しらんけど)

その話を聞いて、先生からのおすすめ書籍などを購入してパラパラめくり
自分でもホロスコープが書けるのか(いや、面倒だからしたくないけど)と思うようになった。(面倒とか言ってる時点で詰んでいる)

少なくとも、どこに蠍座とか 水瓶座とかあるのかわかるように
覚えるためにもホロスコープを描いてあらゆるところに貼っておくくらいのことをしないと、この脳味噌ではおぼえられそうにないと
テンプレートとなる二重円の土台を自分で用意することにした。
もちろんそんなものはネットを探せばいくらでも画像が見つかるのかもしれないが、なぜかコンパスそのものが欲しくなった。

というわけで、Amazonでコンパスを探して買ってみた

これは、スリムでまるで一本のペンのように使えるし、かっこいいと思って買ってみたのだが、
すぐにつかってみて、円の最終がとじない(ズレる)ので、ガッカリしてしまった。ネジを閉めてもだめ。コンパスが広がってしまう。
Amazonのレビューを参考にするのもたいがいにしなければならない。コンパスなのに円がかけないとは、暖まらないホッカイロとか、穴のあいた鍋とか、パンクした車みたい。作っているメーカーには申し訳ないけど、これは使えない。

つうわけで、
近所の事務機卸をしている会社へ出向き、普通のコンパスを買った。
これは3000円台だった。1個目はシャーペンタイプだったのだが、
これは太い専用の芯を入れるタイプ。これは絶対いい円がかけるだろうと期待したら、やはり終わりがズレる。どうも使い方の問題もあるのかもしれない。
何度か描き直して、なんとか満足のいく円が描けるようになったので、さっそく
ホロスコープのテンプレートを手書きしてコピーした。
ところが
鉛筆書きの部分を、印刷してくれない。肝心の円がないホロスコープになってしまった。濃くコピーすればいいのだろうがそれでは趣のないものになってしまう。

ここで辞めておけばよかったんだけど、
どうにも悔しくて 濃い(インクで描くような濃さ)描線で描けるコンパスを探して、もう一度検索した。結局カラス口(インクをつけるタイプ)のコンパスを買うことにした。これも3000円台。ドラバスというメーカーのものだった。
購入して手にしたけど、なかなかインクを出して使うところまでいかなそう。
それはいかん、と開封してみたのだが、肝心なことに気づいた。
サイズが小さすぎる。
円が、小さいのしか書けないことに気づいた
(ホロスコープはいろいろ書き込むからせめて直径10cmくらいの円が描きたいのだが、それは5cmもかけるかどうかという・・)
濃い描線を描けるコンパスということだけに意識を集中していたので、小さすぎることを見落としてしまった(おい)
もう、どうしようもない。
このさき、コンパスをもう一度買うのかどうか。

ドラバスのHPを見ながら、
どんどん深みにはまっていってしまうと、しまいにはワンセット2万円くらいする製図ツールを買いかねない。そんなに使わないのに。ただ、決まった形の円がかければいいだけなのに、どうしてこんなにトンマなんだ。

そう思いながら見つけたのがこれ

もう一つこれ

なんだーこんなのあったんだ、コンパスを二つも買わなくてよかったのに。
それにしても、ここへたどり着くまで、どれだけトンマなんだ。

アマゾンのレビューとか、どこかのサイトで
コンパスで、上手に円を閉じることができない(コンパスの針をさして、固定し、ペンを上手に滑らすことができない)子供がいる、という記述を見つけた

それは深刻だな
というか
こんなことに散財してしまう、私もかなり深刻だ。