以前
ペリリュー島(戦地)より帰還した方から
伺った話
題名
<50万円の水の価値>
ペリリュー島で、生き延びたものの、
感染症にかかってしまい
高熱で倒れた
その時
水が飲みたくて、飲みたくて、
水、水・・と水を求めていたところ
百円だせば水を飲ませてやる
と
言われ、
(当時、百円は50万円相当だった)
そ、そんな高い金額・・
払えない・・・
ああ・・困った・・・
と
うなされた。
結局それは夢だった。
でもその時、
とても困り果てたことを
今でも思い出すのだと。
※かなり前の話なので、夢の中で請求された金額の内容はあまり覚えていないのですが、
たしか、50万円だったなあ、では元の(要求された金額は100円か??)
ということで書かせていただきました。
絵を描いてそこに「50万円の水の価値」と題名をつけて、話してくださいました。
私のつたない文章では伝わらないかもしれませんが、
困窮して疲労困憊して喉をからして、水を強烈に求めている心には
水をやるから50万円を払えと言われたことがどの位ショックを与えたのか、
そういう夢をいつまでも覚えていたことから伺い知ることができると思いました。