ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

ギャラクシー街道を突っ走る

2018-04-24 15:29:50 | 思ったこと
昨日は、もう一度 ギャラクシー街道を見た。

こんなに面白いのに、どうして酷評が多いのか、私にはわからない。

思うに、なにか期待するチャンネルが違ったんじゃないかな。

なんにも予備知識も期待もしないで観たので、かえってよかったのかもしれない。

下ネタだらけだという感想もあるけど

この映画が公開された
2015年の次の
2016年

ベッキー騒動があってから、
世の中不倫の話題だらけで
どれだけ、
みんな
頭んなかがエロなんだという世界を観てきているので

今、この映画みても
(「これはAVだ」と評する人さえもいたというのだが)
私の感覚では
「下品な いやらしさ」は感じない(私がおかしいのか?)

それよりも、終始 表情が硬い「ノア」という人物を演じている香取慎吾さんが
唯一演じる ラブシーンというか
優香演じる 元カノの巨大な花の頭を愛撫するシーンが
なんとも艶かしく
その他のところはただ、真面目に人生や、奥さんとの関係に悩んだり
苛立ってきついこと言ったりするシーンばっかりなんだけど
セクシャルな部分はまったく演じていないことがかえってすっげーセクシーな感じがする。

三谷幸喜監督は、この映画で、香取慎吾さんのもつ、セクシーさや、魅力を
究極までひきだして、それを わざとわからせないように、演じさせたのではなかろうか。

私は、笑顔の「おっはー」と言っている香取慎吾さんのイメージしかなかったので、
こんな笑いもしない演技が意外だったけど、

最近の彼をみていると、『オッハー』は、やっぱり「ビジネスアイドル」の部分であって
そろそろ40代だし、
否応なく出てくる、
素の部分
本質的な部分を表出していく

いい時期だったのかも。
(他の、彼の映画やドラマはほとんど見たことがないので私見ですが。
「家族ノカタチ」は、騒動があったから興味をもって観たけど、
こんなに笑わない演技でいいのか心配になったっけ・・)


作られたアイドルや、作られたスターでもなく
シナリオで描けない、
どうしてかわからないけど、注目をあつめてしまう

本質的なスターとしての人生を

彼は歩み始めているのかもね
などと
ちょっと思ったりした。