ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

わけありの人生

2018-04-15 20:51:29 | 介護
三浦耕喜さんという新聞記者の人が、
お父さんとお母さんの介護をしていて、更に自身もパーキンソン病であるという

「わけあり記者」という書籍の紹介を
朝のNHKニュースでやっていて、見入ってしまった。


自分のことと重ねて、みていた。


NHKの取材時
ご両親とも、現在は在宅ではなくて一時的に入院しているみたい。

もともとは、ドイツに特派員として派遣されていたり、
メルケル首相にインタビューしたり、本をいくつか出版したり
第一線で活躍してきた人だったらしい。

それが、今は 両親とも介護しながら自分の体もままならない
それでも、
自身の状況をふまえて 
いろいろな「訳あり」でありながら、たくましく生きている人たちを取材して連載をしているという。


だれもに共通して起こりうる状況をいかに生きるか、
どう捉えて乗り越えるか

ああなったらどうしよう
こうなったらどうしよう
いつも、考えて
不安になったり自暴自棄になったりしていたけど

彼が
たくましく生きている姿を見せつけられると
なんだか自分の悩みがちっぽけに見えてくる。

とはいえ、まだ若い 彼の人生に答えが出たわけではないし
これからも、いろいろなことが続いていくだろうと思う。 それは私も一緒

薬だとか、手術だとか、お金だとか、医者だとか 知識だとか
食べ方、 体の動かし方
いろんな解決方法があるけど

最終的には どんなふうに考えるか、
心のありようなんだ


心で、しか 心は 助けられないし、
心が、

大事なんだなあ。