東洋インキ、新タイプのステルスインキを開発 2002年10月15日(火)
東洋インキ製造は、通常の光源下では無色透明状態を保ちながら
特定波長領域の紫外線を照射することで文字・図形などが判読可能になる
汎用タイプのステルスインキを開発した。
従来のセキュリティ用ステルスインキは、専用の印刷基材や
特殊印刷装置が必要で一般用途への普及は困難だった。
これに対し同社では、特定の紫外線領域で可視できる特殊顔料を
ベースに通常のインクジェットプリンターで印刷可能な
インキとして最適化した。
同社では重要書類などのセキュリティ、ロット管理、偽造防止用の
タグ印刷といった用途へ新ステルスインキを販売していく方針。
日立マクセル、ステルス・インキを拡販へ 2002年12月19日(木)
日立マクセルは「ステルス・インク」というセキュリティ分野向けの
商品の大口受注に成功した。
ステルスは「見えない」という意味で、このインキで文字などを
印刷しても一般には読み取ることはできない。
セキュリティ分野向けのため用途はもちろん、技術の詳細も
明らかではないが、約5年間、事業化を進めてきて、今年度初めて
大口受注に結びついた。
同社は、ほかにもセキュリティ関連商品をラインアップしており
販売に弾みがつくことも予想される。 [IT/電子・機能材料]
小型カメラを使って、グラフィックや写真、文字の上に印刷された極小のドットのみを瞬時に読み取る、新しい情報認識システムです。
「見えないバーコード」として、さまざまなシーンでの活用が可能です。
eスキャナー専用に開発されたドットパターンを
Grid Onput(TM)と呼びます。
紙面に印刷されたドットの配列に、座標情報や数値情報が
埋め込まれており、これがeスキャナーで様々な情報を呼び出すための
起動スイッチの役割をします。
グラフィック(カラーイラスト)や写真の上に印刷することで
ドットが見えなくなります。
この見えないバーコードは、特殊な印刷機を必要とせず
通常の印刷工程にドットパターンを印刷する1工程を加えるだけ
という手軽さで、低コスト化を実現します。
また、このデータはコピー機で複写したり、スキャナーで
読み取ることができません。
すでにペン型の読み取り機(カメラ)も販売されていて
パンフレットやカタログなどに印刷されている見えないバーコードを
読み取る事で、印刷物に表現されていない情報を画像で確認出来る。
例えば・・・ 自宅にいてクルマのカタログに読み取り機を翳すと
キャンギャルのおまけ付きでプロモーション画像が見れる事になる。
なにげに楽しい展開が期待される。 それもリビングのTVで。