日々の事から

日々のあれこれ
by Kirari

読書記録📖

2020-09-06 14:49:16 | 日記
『私と踊って』 恩田 陸 著   2020.9.6 読了

最近は『読む』ことに集中するようになり、どのストーリーがどういう内容だったか気にならなくなった。
熱心に読んだものを語り合うグループがあるということも聞いたことがあるが、正直読んでる最中の感情の動きが自分にとっては重要になってきたせいもあるかと思う。
『私と踊って』は、恩田さんの短編集である。
内容より印象に残ったのは、あとがき的に筆者が各短編について解説しているところであろうか。
解説といっても、これまた内容ではなく、筆者の人となりが顕れていて面白いのだ。

本をあまり読まない人がいるが、本に書かれた色んなストーリーというものは、自分の価値観や感覚を矯正するのに役に立つ。
ものの考え方は一律ではなく、ある内容で大きく感じ入ることもたくさんあると思うのだ。
自分の価値観だけが是ではないと分かれば、世間で接することに自分をごり押しすることも無くなるだろう。
多くの小説はフィクションだから、あり得ない世界を体感することもできるのだ。
ニュース等も大切だが、メディアは思惑があって、正しい形で表現されていない場合がある。
本は各自の価値観で各自の能力を以て取り込めるから価値があると思うのだ。

この短編は実在しない場面が多く書かれているが、恩田さんらしいまとまりで、なかなか楽しんで読むことができた。
最初の『心変わり』でも、在りそうなサスペンス的なもので、ちょっとだけハラハラする。結末は分からない分、読者の来たい感も高まる。

その他18編。どれも読みごたえがあった。



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理解しがたい行動

2020-09-06 13:21:47 | 他人に思う事。
時々見かけるスーパーでの非常識。
店員が注意しないので他の客として何か意見することはしないが、正直見たくない光景で同じスーパー利用者ではいたくないなと思う行為。

よくあるだろう。商品を袋にしまう台にあるビニール袋をトイレットペーパーのようにぐるぐると手に巻き付ける人間。
何であんなにビニールが必要なんだろう?
うちなんて、スーパーで入れてくれる分が有り余っているのに。
今や安いビニールも売っている。あんなみっともない行為を公衆の面前でするくらいなら安い100枚入りビニール袋を買うがなあ...

それを禁止するつもりか、とあるスーパーで、買った肉や魚のトレー一個ずつについてビニールに入れてくれる店員がいた。これは正直迷惑だった。ごみが多くなるからやめて欲しい。

台にある巻きビニールだって経費でしょ? トイレットペーパーみたいに持ち帰る人間のせいで商品の個々の値段が上がりがちなのかもしれないのに。
いろいろ頭に浮かび、目撃するとうんざりする光景。

もうひとつは、同じく商品を袋にしまう台で、肉の入ったトレーを裏返している女に遭遇する。今のところ男性は見かけないので、女の心理に多いのだろうか。
何をしているのかと思ったら、上掛けされたビニールに入っていた肉を収め、巻きビニールにポイッと入れたのだ。
肉汁の付いたトレーは台の下のゴミ箱にポイッ。
あれで持ち帰るんだ... 雑踏の中に設置されたビニールに... 生肉を... へええーーーー...
と、見ているこっちは内心錯乱状態となる。あれも本当に理解しがたい。

肉汁の付いたトレーが棄てられたゴミ箱の袋を店員が毎日換えればいいけれど、数日そのままだったらコバエがわいたりするだろう...
清潔に見えるスーパーでもフルーツやトマトにコバエが飛び交っている時がある。
スーパーは出入口が閉まっていることが多いので、そういう虫の類いは発生すると厄介なのに。それを呼ぶような行為なのが解らないんだろうな。
大体、肉汁を触ってしまった手とかであちこち触らない欲しい。台の上にも垂れるだろうに。
それで持ち帰り、たまたま腹痛を起こしたら、お前んとこの肉で食中毒を起こしたとか店に訴えるのだろうか(笑)
勝手な行動でそういうクレーム言うやつが いそう。
そもそも、何のためにトレーを店で外すんだろう? ごみ減量? でも、余分にビニールを使って持ち帰ってるから、ごみは増えている。 世の中、その場でトレー外せる場面ばっかじゃないから、全て完璧にやれるとは思えないし。全く不可解な行動である。
自分が不衛生を率先しておこなってるだけで何のメリットも感じないよねー。
あんな肉を調理して『美味しいわよー』なんて出される家庭にゾッとする。

まあ、他人事なので見るとみっともなさに苦々しい思いがするだけの話。地下鉄での公衆面前での化粧とかと一緒だけど。
私の身近な人間にそういうのが居なければそれでいいけどね。
世の中の人は平気なんだね。寛大だなあ。

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