日常の人間不審

今日はホームセンターに行った。
まず入り口付近の商品陳列にマスクやら消毒液やら。
これまで買ったマスクはなかなか思うようなものはなく、コスパの良さを求め、買わないけれどつい覗いてしまう。
陳列の棚に近づくと、その前にいた男性が、右から左に動いてきた。
そもそも周囲に気配りのない人種は動きで解る。
少し動かせてみようと数秒待って距離を取っていたら、案の定突然左に勢いよく歩き出した。私が棚に近づいていたらこっちを見ずに体ごと当たってきたのだろう。気持ち悪い。
避けていて良かったと思う。
最後になって こっちをチラと見たが悪びれるでもなく。視野の狭い男だ。店を出るときも見かけたが、足が先に歩き出しているため、片付けようとするかごが収まらずガチャガチャいっていた。全体的に不細工な動作のようだ。カッコ悪い。

次はレジを通るとき。
レジの不快は店員の手際もものをいう。
今日は１万円と端数の小銭を渡したが、千いくらと声に出しながら受け取った。レジが自動で読み取るので指摘はしなかったが、何をよそ事を考えてんだ。
それと、私の後ろに並んだ会社員風の男だ。
コロナでコンビニでもどこでも足元に立ち位置をマークしてあるご時世なのに、私に接近して立つ。しかも咳き込むし...
私の前の人が会計をやってるときに、私はマークしてあるところに居たわけだが、まるで私が前を詰めない愚鈍なおばさんとでも言いたいような接近のしかたでうざかった。
それがそのままレジをしているときも続き、イライラさせられた。

非常識な、自分しか見えない人間たち。
昨日のやり取りが帳消しな人間たち...
今日も暗澹たる気持ちに戻ってしまった。
自分中心な人間は社会生活しないといいのに。無理だよねーこんな人たち。みんなマナーを守る努力してるのに。
買い物とかに差別意識がないことを有り難く思ってほしいものだ。

普通の人間関係

心に深く傷を負い、原因が自分としては仕方なくやっていたことだったので立ち直る術もなく今に至るが、時が経っても相変わらず人に対しては関わりたくない気持ちでいっぱいだ。
大人になれた人ならば私が迷惑を被った人間たちのような『自分の思うこと＝みんなも同じ』的な考えを持つ人間は少ないんだが、人として成されない人達には無理だね。兎に角 今は誰に対しても信用がならない。
それでも普通に常識を持って過ごしている人に失礼だと思うので、少しずつ日常に戻れるよう試そうとするのが私の浅はかさなのかもしれない。
また嵌められるのか...とも思うが、暮らしづらいのでこれもまた仕方のないことなのかもしれないな。

お盆なので今日は墓参りに行った。墓所は木立がなく、今のような熱波の環境では自分の健康が心配である。
ここ数年、迷惑な奴らの世話で自分を放置したために、体調も悪くなっているので (それはそうだろう。チャット機能で傍らに居るような状態で束縛され、家にいる間は四六時中会話を強いられていた。日常ではあり得ない状況なのでこちらの言葉で『そろそろ休憩しようか』などと言葉を投げてみたが、意味は解釈できず、あの手この手で阻止していた。やっぱ頭がおかしいな...と思っても本人は都合よく自分は病気じゃないと言うし、通常の『普通』が通じる相手ではないので殆ど諦めていた。DV男から逃げられない女性もこんなだろう。
家族に気取られたら『そこまで付き合う必要あるか？』と、止めさせられる状態だと自覚していたが、端々で脅迫じみた言動があり無下にできなかったのだ。無下にできない...ここが『隙』。知ってはいるが職場も同じで困った状態なのだった。
それにしても自分が用があるときは不通。状態が良いことが発生すればそちらに傾倒しアクセスが止まった。話せば なんだかんだ言い訳をした。
勝手だなと強く思うのは、私がこんな健康状態であっても自分が原因とは全く思わないおめでたい感じ。まあ、そういう勝手さがなければ他人に依存するなど恥ずかしくてできないがな。) 、
話は逸れたが、今は無理はしたくない状態のため、今日行くにしても明日行くにしても15時以降にしてくれ、と頼んだところだ。
明日は日曜で翌日仕事である。外出は時間を要すので今日にしたかった。16時に墓地に着いたくらいなので墓所の端の方にある墓周囲は周囲の林の木に影を作ってもらえていて非常に気が楽になった。
墓の通路を挟んで隣の墓に一人掃除をしている人がいた。熱心に墓をぬぐっているので声をかけるのを憚られたが、向こうから挨拶をなさった。気が楽になった。
それが普通の人の日常。

帰りに動物霊園に寄る。
合同供養されている塔に寄ったら、コロナ対策で屋内には一組ずつ入れと書いてある。
背後から勢いよく来た夫婦がおり、気が気じゃないので先を譲りたかったが、自分の家族がさっさと入ってしまったので譲ることができず、思いきって先に参らせてもらった。
出てきたときに『お待たせしてすみませんでしたー。』と言ったら、『いえいえ、ありがとうございます。』と奥さんがおっしゃった。
ありがとう？と不思議に思ったが、私の言葉に対する礼であろうと解釈させてもらい有り難く思った。
これも普通の方の日常であろう。

普通のことにも怯えてしまう。これは社交辞令の際たるもので心など微塵も込められていないのではないかという想い。人間不審となると普通のことがギクシャクしてしまう。それの原因者がのうのうと生きていることが未だに理解できないことにいつも思いが至り怒りが満ちてくるのだ。
親も兄弟も常識外れだと吹聴していたから常識はずれで当たり前の資質なんだろう。次の犠牲者が出ないといいね。いや、こんな根気ある人間は居らんから、今後は周囲が距離を置くばかりとなるだろうけど。

今日は少しの感動があって糧にしたいと思った。
些細なことだけど他人を喰いものにする人間と分けて考えないと。