読書記録 2016-01-15 16:03:35 | 本 大島 真寿美 著 『ゼラニウムの庭』 ここ数年、注目している作家さんである。 帯に書かれた『ピエタ』程ではないが、読みごたえのある作品だった。 彼女‥嘉栄は、他人をそれ程干渉しない今の世の都会ならうまく生きていけたかもしれない。 外国で過ごした時期は、読者の想像に任せられているが、少し主観的なエピソードがあっても良かった。 巻末の懐古とは違う角度で。