好きな漫画は語らせる

7いるかと申します。

「ブスに花束を。」「私の少年」を主軸にその時好きな漫画のネタバレ感想。

ブスに花束を。21話「小さな一歩」

2018-09-29 10:58:24 | 連載漫画
バーベキューの日に新橋と「自分を磨く」と近いあった花。
食事を減らそうとするも母に止められ、家ではだめだと公園に行きとりあえず手軽に出来る縄跳びを始める。


その頃陽介はお好み焼き屋のバイトを終え、バッグルームで同僚たちと雑談。
先輩女子が「彼氏の為にダイエットをしてる」と聞き「大変ですね」と答えるも先輩は「好きな人の為だから」と嬉しそう。

そんなもんかと帰路につき自販機でジュースを買い、何気に公園を見るとこの猛暑で縄跳びをしてる人を目にする。


【感想】
この回あたりから上野くんの感情が無自覚に暴走を始める。

熱中症をおこしかけた田端さんに、膝を貸す少女漫画王道の流れかと思いきや頭が逆に来るのはさすがのブス花節


しかし「ダイエットを始めた」=さっき先輩に聞いたやつだ。て事は田端恋してるの?がーんがーんな辺りどれだけ視野狭窄なんよ!
それに対して相変わらず自虐思考の田端さんはいつも通り。

帰りに送っていく時、声の小さい彼女の為に近づくのは聖人上野くんの面目躍如だけど
それも田端さんの声が小さい(上野視点で控え目)という捉え方からであり、日々理解者としての位置を高めていく。

そしてなんだかんだでアシストしてくれる母。



でもこの回最大のオチはそんなに皆に応援されながら
「1度!」ただ「1度」で縄跳びをやめてしまったという(22話にて判明)田端さんなのであった。

「丸の内さんっていう人は」 中村みも 

2018-09-28 13:44:12 | 連載漫画
去年の6月号までココハナで連載されたのち無期限休載。
今日ココハナサイトに確認に行ったら「連載終了」の枠に入れられてました。

予想できたことといえ寂しいもんです。秋なので感傷こみで語らせて頂きます。


丸の内さんっていう人は、は中村みもさんのデビュー2作目で5年くらい前からココハナに不定期掲載。
その後毎月掲載になり全32話でした。ギャグというかハートフル要素も含むミニ漫画です。


一体何がそんなに好きだったのかというと
主人公の丸の内さんはエレベーターガールでして、それを見守る管理センターの社員に河田という人がいました。
お気づきの方もいるでしょうが、登場人物は東京都内の駅名になっています。


で、この河田という人物。漫画によくあるイケメン風なんだけどとぼけた?天然?自由きままな人でして
誰もいないエレベーター内で真面目にふざけた事をする丸の内さんが気になって観察します。


最初は単に面白い生き物を見る目だったのですが、いつしか恋愛感情ぽいものを感じるようになり
丸の内さんが後輩男子にマンツーマンで教える時など用事を作ってエレベーターに出向いたり

傘を取られて困ってる丸の内さんに自分の傘を貸したりまあ色々無自覚にアピるわけです。

そんな彼を生暖かい目でも守る同僚や河田に恋する同僚なども交じりとてもギャグと思えないラブコメでした。


人生で1度も書いたことないファンレターを書いたらイラスト付きの返事も来ました。
コミックは出ていないから雑誌を毎月切り抜いて保存してました。
そのくらい好きだったんですね。

画像は結果最終回になった32話。「つづく」の文字が空しい

これからもここでたまに語って行こう

私の少年  「視点」

2018-09-27 08:43:46 | 連載漫画
友人が「私の少年」に興味を持ってくれたのでこれ幸いと読んでもらった。

彼女は聡子と同世代で子を持つ働く母でもある。


早速聞かせてくれた感想は大体こんなものだった。


「真修父に感情移入して読んだ。気遣いや行動はわからないでもないが聡子はやりすぎな部分もあると思う。
回転寿司の下りは、自分が真修に回転ずし初体験を与えてやれなくて可哀想。あと椎川のいう事もわかる」と。




目からうろこが落ちるというか多くの私少ファンからは出てこない感想だと思った。
多くのファンは真修か聡子のどっちかに感情移入していて、すると真修父と椎川は好感を抱くキャラにはなりづらいから。


でもリアルに起こったら多数の人が彼女と同じ事を思うだろう。

椎川は自分もそんな嫌いではないな。中2病を最近卒業したみたいだし。
真修父もあの立場ならああなるかもしれない。少なくともネグレクトとまではいえないと思う。


当たり前のことだけど視点を変えると物語は根本から変わる。
そしてそれは人の数だけあるんだ。


読んでくれた彼女も私少への興味は失ってないらしいので、これからも一緒に読み続けて欲しい。



兄弟犬 ともえ

2018-09-26 19:03:06 | 連載漫画
kissで連載中の「兄弟犬」コミックは2巻まで発売中。
LINEでも連載されてたね。

タラレバが終わった今、兄弟犬を読むためにキス買ってますだったのだけど
私の少年がヤンマガに来たので現在はコミックdays契約してる。


主人公は兄と弟のダックス。この2匹血は繋がっていないけど教えたがりの兄ちゃんと、天然のおとうとの組み合わせがずばりあって仲良し。

他にも単身赴任で1人暮らしのお母さん。
和犬(柴)のコジロー、アラスカンマラミュートの銀次、ゴールデンのごる
♀が異常に強いパピヨンのベル♀とロン♂のコンビ等、準レギュラーの犬がいい味出してる。


ただ唯一の不満点としてコミックに全話掲載されてないー!

2巻なんて、1番好きだったエピが始まった弾かれてた。ひどいわ

弟を欲しがる隣家の犬(プードル?)がシャンプー後の見慣れない自分の姿を鏡で見て
「やった弟だ」と思い挨拶するも無視(当然)というのが載ってなかった。

これは普通にひどいと思うわ~


とはいえこの漫画自体はとても面白いので機会会ったら是非どうぞ


ハイスコアガール Last credit BG vol10

2018-09-25 08:56:03 | 連載漫画
9月25日発売のビックガンガンで2010年から連載中の(途中2年休載)ハイスコアガールが最終回を迎えた。



小春の決死の訴えに、心を動かされたハルオは真にもらったバイクで空港へと向かう。
途中渋滞に止められたり、出発が遅かった事から飛行機は出てしまっていたが乱気流で空港に戻ってきていた。


ハルオと晶は抱き合い(1巻ラストを彷彿)ハルオは告白とプロポーズをし晶は快諾(表情でわかる)
幻のゲーセン。ガシャドクロの指輪は再び晶の元に。
そして今度こそ旅立つ晶。


【感想】

え    これだけ?

6割は移動と回想だし晶は結局しゃべらなかったし1巻ラストの焼き直し感がしてしまう。


いやハピエンだけどさ
2人の両想いは誰視点でもわかってたことだしもっと何かこう・・ないの?



8年の長さと2年の休載で過剰に期待しちゃったのもあるだろうけど
せめて移動を減らして2人のやりとりをもっと見たかったな。



押切先生長い間お疲れ様でした。