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「ブスに花束を。」「私の少年」を主軸にその時好きな漫画のネタバレ感想。

ブスに花束を。61話「恋愛応援団・団長俺」ネタバレ感想

2021-07-02 11:42:25 | 連載漫画
ヤングエース8月号掲載

【あらすじ】
放送室無断使用の反省文を図書室に書きに来た開は、陽介が花の頬にキスする場面を見てしまう。
真相を聞こうと勢いで陽介の家を訪ね、「田端先輩にキスしてるとこ見ちゃっタンス!」と伝え
今後誰かに聞かれたら「彼女がいる」と答えた方がいいと言った。

青ざめ戸惑う陽介に「まさか付き合ってないとか?」
「いくら先輩でも付き合ってない女子にキスしたらダメ」と陽介の良心をぐさぐさ刺す開。

どう答えたものか困った陽介は
「俺が田端を好きなことはナイショ。困らせたくないから」と最小限の発言をした。

陽介の恋を応援することにした開は、行きつけの美容室(13話参照)でカット中の花と
客同士として会い、陽介のバイト先のお好み焼き屋に行くことになった。

そこでは、勤務を終え昼食を取ろうとしてた赤羽慎弥が
花と謎の大きい男の来訪に驚き「まさかたかり!?」かと、2人を見張る為に隣の席についた。

慎弥と開はお互いを「花の事が好き!?」と考え、陽介の為に牽制に走る。
不思議な空気に気づいた花もまた、ボロを出すまいと緊張するのだった。

緊張で席を立った隙に「あんなチャラそうな男とは仲良くしない方がいい。
ああいうのが裏では嫌な奴だったりするんですよ」という開に
「修学旅行で助けてもらったし、そんなに悪い人ではないと」と答える花。

その言葉で自省し、走って外に出た開を追いかける慎弥。
少しのやりとりのあと「あんたがいい人そうだから悪く言った。
田端先輩を好きだと困るから」と叫び、互いに誤解してることが判明。

「俺達、陽介先輩の恋を応援する同士っスね!」という開に
「重い重い重い」と言う慎弥。

結局3人でご飯の続きをする事になり、仕事中の陽介に不思議がられるのだった。

【感想】
赤羽くんと入谷くん。共通点が多い2人です。
1、各々うえたばの中学時代からの知り合い
2、山手線じゃない東京の駅名
3、田端さんの良さを知っている
4、上野くんの気持ちを知っている。
今後出るかはわかりませんが、2番の名前の人が出たらきっと同じ感じなのでしょう。

そして田端さん。
この件でこんなに上野くんを困らせていると知ったら、流石に周囲への告白を考えるんじゃないでしょうか。
上野くんのスキルアップが凄くて、上手く周囲を誤魔化せていますがそろそろきつい。
彼を困らせていると知ったら、今の彼女ならきっと告白するでしょう。機は熟しました。

「あんたも田端先輩を好きだと困るんだ」と言われた時の赤羽くんの表情。
思ってもない事を言われたから、赤くなっただけなのか図星なのか。
図星だとしても、今後赤羽くんが田端さんに告白することはないでしょうが
かなり気になる顔をしていました。

あと今回最大のポイントは、
田端さんが赤羽くんを庇ったことです。
修学旅行エピがなければ、この流れにはならず困った顔をしただけだと思います。
赤羽くんの禊は十分済みました。彼にも幸せになってもらいたいです。

あと13話で出て来た美容室に開も通っていたとは。
ブス花世界は狭いですね。

あーと、今回巻頭カラーです。それも3かプのペアルックで!