好きな漫画は語らせる

7いるかと申します。

「ブスに花束を。」「私の少年」を主軸にその時好きな漫画のネタバレ感想。

ブスに花束を。35話「名前のつかない関係」細かい部分

2019-04-06 18:08:04 | 連載漫画
今回驚いたのはとにかく主役2人の出なさ加減です。
画像のシーンとうぐちゃんの回想に1上野くんで2人の登場シーンは終了。

私はうえたば好きなので物足りなくはありますが、これだけ主役外の2人のストーリーを描けるのは
「ブスに花束を。」の安定した人気の賜物だと思うので満足しています。
連載時には、ここまで五反田鶯谷の人気が出るとは作楽ロク先生も想定してなかったのではないでしょうか。

五反田くんのおばあちゃんは鋭い上に同級生のことをよく覚えてますね。
さーやが引っ越したことも知ってて、気にしてる子がうぐちゃんのだとまで当てていました。

そして2人の姉の京子さん、典子さん。
似ているか?といえば微妙なのですが、雰囲気は同じだし五反田くんが女性になったら確かにこんな感じ。

木村くんと井上くんは仲良しですねー。彼女を放置して2人でゲーセンです。
それにしても五反田くんといるうぐちゃんの自然なことよ。
親に対しても愛想よくするうぐちゃんが唯一素を出せる人なんでしょうね。

牛丼屋では周りの反応がリアルでした。
泣き出したうぐちゃんを見て「牛丼屋で別れ話?」「あんな可愛い彼女を泣かすとか」ってまあ確かに思いますよね。

「名前のつかない関係」とはその通りですね。恋人でないのは勿論友達とも違う。
いつかは名前のつく関係になるんでしょうが。

そして今回1コマも出てこなかった新橋は、この2人の関係を知ったら何を想い何を言うのでしょう。


次回36話は6巻ラストで5月2日発売です。

ブスに花束を花束を。35話「名前のつかない関係」

2019-04-04 16:38:34 | 連載漫画
【あらすじ】
すみれが最近元気がないと噂する男子たち。

それを聴いた鉄男は自宅で祖母に「失恋した女の子の立ち直り方」を尋ねる。
自分より姉の方がいいという祖母に、ノリノリでアドバイスをする2人の姉。
「うぐいすだにさんじゃないのかい?」と問う祖母に食いつく姉たち。

結局鉄男はすみれを誘い1日彼女の思うままに付き合うことになった。

お菓子作りの道具を見た後ゲーセンで盛り上がる2人。
その時背後から「五反田?」の声。遊びに来ていた木村と井上だった。
鉄男はジャケットですみれを隠し移動させる。

幸いばれずに済んだものの、鉄男に迷惑だろうと「ここで解散」のらいねーんを打とうとした時
鉄男が戻ってきて結局そのままご飯を食べに牛丼屋に行くことにした2人。

初めて食べるチーズ牛丼の美味しさに感動するすみれは、現在の陽介への想いを語る
「友達のままいればよかったのか。自分の告白が彼の足かせになっていないか」
しゃべり始めたら止まらず、ファミレスに場所を変え全てを話しすっきりするすみれとげっそりする鉄男。

「五反田くんて誰にでも面倒見いいね」という彼女に対し
「誰でもじゃない、お前が心配だったんだよ」と答える彼。

~理由なんてそれ以上でもそれ以下でもない~
吹っ切ったような顔をし「そう」と答えるすみれ。

翌日、森と黒川に突っ込まれながら鉄男にだけ「お礼」といいお菓子を差し出すすみれ。
「すげえ種類だな」といい軽く照れたように耳に手を当てる鉄男だった。

【感想】
今回主役の2人はほとんど、というかほぼ出てきません。
かつてここまで上野くんと田端さんが出てこないことはありませんでした。まるでスピンオフのようです。

2人の距離が段々近づいてきてるのは感じますが、特に今回五反田くんに驚きました。
結構積極的なんですよね。祖母に聞いたり、自分からメモを渡したり。
うぐちゃんの方はそこまでの変化は見られないものの「信用できる人」として信頼が見えます。

34話で存在がわかった五反田くんの姉ですがまさかの2人いました。
ロングヘアとショートヘアで2人の年は近そう。タイプは違うのですがどちらも雰囲気が五反田くんに似ています。

「別に誰でもじゃない。お前が心配だったんだよ」ってほとんど告白じゃないですか。
うぐちゃんも上野くんへの恋愛感情は一区切りつけたようです。
でも読んだ印象では、うえたばと同じくらいすんなりとまとまりそうにはないですね。

次回は細かい部分を考察します。

※画像は新橋と田端さんのように息の合う2人