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7いるかと申します。

「ブスに花束を。」「私の少年」を主軸にその時好きな漫画のネタバレ感想。

ブスに花束を。65話「好きな人が輝いて見える事象について。」

2021-11-04 10:16:16 | 連載漫画
ヤングエース12月号

【あらすじ】
ファーストキスの余韻の中、あっという間に夏休みは終わり新学期。
朝、花の世話の手伝いをしてくれる陽介を、まぶし過ぎて直視できない花。

そんな中、皆は来る文化祭に向けて盛り上がっていた。
クラスの出し物は「ハロウィン喫茶」陽介やすみれの仮装に期待する生徒たち。

陽介は、佐々木に文化祭でやるバンドのボーカルに勧誘され
これ以上まぶしくなると直視できなくなると考える花だったが
彼は努の方が歌が上手いと逆に推薦し
陽介狙いの女子が排除出来ると考える佐々木と努も快諾(もてたい)

努がボーカルをすることに不安を覚えたのは彩華だった。
そんな彼女を見て察した花は彩華の為に、陽介とお昼中に努が文化祭で何を歌うか聞いたら
何と前にバイトした時の「73メガネメンズ」の「内緒の恋人」という曲だった。

相変わらずまぶしい陽介に緊張する花に、「ハロウィンの仮装」を決めてという彼。
その言葉に、いろいろな姿を想像し呼吸が荒くなり挙動不審になる。

少しして落ち着き、人気者の彼の仮装を決められる事に、優越感を覚えかけるも
頭を壁に叩いて煩悩を抑えるのだった。

女子組は、かぼちゃをおばけにする作業中。
彩華は「ウチはトムのボーカル嫌だし」といい、花とすみれに「トムが好き」だと告白。
盛り上がる会話の中で、すみれも一応隠しながらも鉄への好意を2人に告げた。

恋バナの盛り上がりにあてられ廊下に逃げてきた花は
73メガネメンズの曲が流れているのに気づき、努がいるのかと教室を見てみると
ギターを演奏しながら歌う陽介がいた。「相棒も参加してくれ」と言われたとのこと。

ただそれだけじゃなく「田端の好きな曲だったから」と喜色満面の陽介を見て
「大事にされてることがわかるようになってきたから、照れてしまって上手く見れなかったんだ」
としみじみ自覚する花だった。

【感想】
既視感覚えまくりの回でした。

花を飛ばす上野くん。壁に頭を打ち付ける田端さん。
うぐちゃんといえば出てくる佐々木くん。何と2年では同じクラスになってたんですね。
彼はうぐちゃん一筋かと思ったら「もてたい」という高2男子あるあるな男でした。まあそうか。

うぐちゃんが「上野くんは去年夏から田端さんを特別扱いしてた」と言いましたが
かつてコンビニで2人の買い物を見た時から、不穏な空気感じてた彼女らしい細かさです。
それと「73メガネメンズ」に歌わせる曲が「内緒の恋人」とは出来すぎです。

女子組はそれぞれの恋模様をよくわかっていましたが
これは3人がとてもわかりやすいからでしょうね。
意識した以上、気持ちを隠さない「トムが好き」宣言のさーやは格好いいし
五反田くんを想って話すうぐちゃんは可愛い。

そしてうえたば。
安定していて日々少しずつ進んでいる2人です。

それとかぼちゃ。まさかあれ本物じゃないですよね。
随分量ありましたが、どこから調達したのでしょうか。