好きな漫画は語らせる

7いるかと申します。

「ブスに花束を。」「私の少年」を主軸にその時好きな漫画のネタバレ感想。

ブスに花束を。41話「どこにでもある恋の話」細かい部分2

2019-10-09 10:38:35 | 連載漫画
ページ数も厚く内容も濃い今回。

「赤羽田端」「上野田端」の関係性が主軸でしたが本丸のうえたばです。


1巻の最初で「甘酸っぱい少女漫画みたいな恋はきっと私には訪れない」と言ってた田端さん。
今の自分をどう思うのでしょう。


初恋により察しがよくなったのはいいですが、上野くんは対田端さんには頻繁にネガを発動。


とは言ってもダブルデートとはいえ、べリ甘を見に来たのに他の映画を観たと言ったり
明らかに色々否定されたら彼じゃなくても疑ってしまいますね。
当然田端さんとしては「バイト同僚に自分といるのを見られた上野くん」を気遣ってのことなわけですが。

そんなわけで「田端は赤羽を好き」と勘違いした上野くんとすれ違う田端さん。

でもここで圭介に相談しようと思うとこが今までとは違う。
圭介がいないからと、促されたにしろ律子に悩みを話すのも、以前とは比べようもないくらい行動的。

そこからの律子さんのアシストにより漫画のような邂逅。

拒否しまくる田端さんを諦めず追いかけ説得し続けた上野くんに対し、ついに本音を爆発させる田端さん。

そして「両想いなだけだよ」と無自覚の決め台詞。

内緒で付き合う2人をしばし見ていたいけど、この2人ならすぐばれるでしょうね。
友達メンバーは喜んでくれるでしょうが、絵美と不快な仲間たち等がどう反応するか。


それとこれを書くために再度読み込んでみましたが赤羽くんの田端さんへの気遣いはかなりのものですね。
今回、彼は彼女に「失礼」「怖い」ことを何もしていません。再会した元同級生に対しての態度としてごく普通。
単に中学の時の怖いイメージが残ってるのでしょう。

さて。来月は発売早まって11月2日


最後に来月は念願の付録がつきますよー


ブスに花束を。41話「どこにでもある恋の話」細かい部分1

2019-10-05 07:12:49 | 連載漫画
まず気になったのは最初のシーンです。

新学期直後の係を決めていて赤羽くんが美化委員になったわけですが
自分をチラ見した田端さんにすぐ気づいています。

田端さんの性格からもガン見はしないわけで、かつ彼は立って発言をしてるわけですから
当然クラス中が今彼を見ているのに、田端さんのチラ見にのみ即反応。


罰ゲームの女子に嘘告白で田端さんに決まった時の表情(全部は見えない)と「田端はやめてよ」
その後の男子陣とのやりとりから、おそらくここは「ブ〇だから」的な事は言ったのでしょう。

が、現在の彼女とのやりとり後の「またやっちまったなあ」から、先の「〇ス発言(予想)」は本意じゃないとわかります。


おそらく赤羽くんは、田端さんに仄かな恋心か好意を抱いていたのではないでしょうか。
そして再会後も上手く振舞えなかった事を気にしている。


まだまだ彼は物語に絡んできそうですね。


で、うえたばです。
ストレートに田端さんに恋する上野くんですが、恋心自覚後彼女に対してだけのレーダーが過反応です。

今回も「田端は赤羽が好き」と決めて勝手に失恋していました。
それに対する田端さんの1カメ、2カメ、3カメとブス花あるあるも抜かりなし。

そしてキューピッド役になった律子さん。

41話はブス花の全てが凝縮されている神回でした。

ブスに花束を。41話「どこにでもある恋の話」ネタバレ感想

2019-10-04 10:41:23 | 連載漫画
ヤングエース11月号

【あらすじ】
場面は花の中学時代

花は今再会した「彼」の事について思いを馳せた。

彼「赤羽くん」との思い出は2つだけ。
春、じゃんけんで美化委員に決まった彼は「面倒だなあ、花とか枯らせちゃいそう」と言い
その時目があったのが花だった。「田端、もしかして変わってくれるの?」「はい、別に構わないですが」
というやりとり。

もう1つは冬。
友達とゲーム中負けて罰ゲームをやる事になった彼。
あみだで決まった花に嘘告白をすることになった。廊下で一部始終を見ている花。

一瞬考えた彼は「田端はやめてよ」といい続けて「流石にきっついって。だって田端はさ  じゃん」

その声に沸く男子たち。
花にとって彼は「人気者だけど少し怖い人」という印象のまま中学が終わった。


そして現在。
花と赤羽が知り合いなことに驚く陽介。陽介もバイト先の同僚だと紹介。

花は赤羽に陽介とデートだと思われないように必死に小細工し、がっかりする陽介。
その姿を見て意味深に「またミスったなあ」と呟く赤羽。

ショックを受けた陽介は、花が赤羽を好きなのかと誤解し帰ってしまう。


花は圭介に相談しようと神田生花店に行くも当然いない。
何かを察した律子に引き止められ、勧められたココアを飲みながら話しをする花。

律子は花の頭をぽんぽんし「好きなんだねえ 陽介くんのこと」といい
「私上野くんが笑っていてくれるのが1番好きなんです」と言った瞬間目の前に陽介が現れた。
さりげなく律子が呼んでいたのだ。

逃げる花を追いかけて捕まえる陽介。詳しく聞く陽介。
それでも拒否する花は最後に「だって私ブスだからあ」と泣く花。

「男子には他の子を探せ」「女子には私の方がいい」って言われるんですよという花の腕をつかみ
「誰が何を言っても俺は田端が好きだ。両想いなだけだよ」と涙を浮かべる陽介。

それを見た花も泣きながら「どんな上野くんも大好きです」と告白。

それでも交際は躊躇する花に「じゃあ隠れて付き合おう」と陽介が提案。
内緒で付き合うことになった2人。


【感想】
一気に進みましたね。
この次はpixiv版でどうぞという時系列になってました。

2人の関係進展はある意味予定調和ですが、気になるのが赤羽くんです。
罰ゲームで田端さんに告白することになり「田端はきっつい」と答えていて、普通これはブスだからと解釈するとこですが
赤羽くんの態度見てるとそうとも思えないんですよね。

24話のどうしようもない男子のようには見えないんです。再会後も画像のような感じですし。

かといって田端さんに恋愛感情抱いてる風には見えません。色々明かされるのが楽しみです。

律子さんは運動会以来「花ちゃん」と呼ぶようになってたみたいですね。
しかし律子さん、気の回し方がアップデート版圭介です。流石大人。


次回は細かい部分を考察します。