好きな漫画は語らせる

7いるかと申します。

「ブスに花束を。」「私の少年」を主軸にその時好きな漫画のネタバレ感想。

私の少年 34話「時間」感想2

2019-11-20 10:15:11 | 連載漫画
あまりに前回から変わったので色々書きたくなってしまいました。


たかが2年、されど2年。

7巻ラストの33話はもうここで終わってもいい位キレイに纏まってましたよね。
まあ元樹の件はありますが、その辺は漫画あるあるです。


ここまで変わるか?ちょっと置いてかれた感はあります。

椎川のくたびれっぷりはやばいですよ。彼も?まだ30代ですよね。マジで何かやらかしたんじゃないかと思うレベル。

そして真修。落ち着きすぎじゃない?
聡子に会ってるのにその菩薩のような微笑みは何。15話真修の人間味が薄れてる。
まあ、ファンの子が真修を晒して自分は隠すという怒ってもいいとこでボーっとしてるのはらしいですが。
真修が唯一熱くなれた聡子に対してもあっさり。

菜緒も落ち着けって感じです。りおんもりおんですが菜緒も菜緒。
りおんを増長させた責任は菜緒にもあるし、確かにお世話になった部分もあるでしょう。
まあリアルJKって感じですけどね。真修と菜緒のキャラ変が激しい。
今の菜緒は中学以前の真修と同じ1人しか見えてないですからね。りおんの大いなる片想いですね。

あと真修にいちばん言いたいのは「あれ?」
たかがJK1人の言葉に過去の自分の気持ちを疑うのは情けない。

確かに真修の聡子への気持ちは純粋な恋だけではなかったですよ。
でも恋慕も確かにあったしそれが真修の2年を突き動かしてたんじゃなかったか?

これは読者の余計なお世話で、今の真修こそが聡子の望む彼なんだからリアル的にはいいんでしょうが。

真修は今後夢中になるものって出てくるのでしょうか。
眉目秀麗、頭脳明晰、あ、運動神経は今ひとつか。

さて毎度章が変わるたびに2年ずつ動く私少。
もし次があるなら高1高3にしても仕方ない気するから大学編かな。さすがにここでラストだろうな。


何にせよまだまだ続きそうでよかったです。菜緒とりおんの制服可愛い。

そして八島がまた出てきたら笑う。まゆと達郎くんは子供抱いて登場しそう。













私の少年 34話「時間」感想

2019-11-18 10:21:06 | 連載漫画
第1部の小学時代はこれ以上ない悲惨さで終わり

第2部の中学時代はお互いを救いあって終わり。

さて今回8巻34話から第3部高校編スタート で すが


大分戸惑うことが多い。


この2年で
聡子は洗練さを増し、椎川は老いを増し、そして真修が別人のようです。
ガタイもよくなりあごがしゅっとし、国分寺王子として女子にモテモテ。


そして1番驚いたのが菜緒です。この2年でなぜそこまで真修にぞっこんになった?!
水曜日に待ち伏せし、気持ちを隠せず、真修の事になるとりおんにも意見し中学時代の優等生キャラも残しつつ暴走してます。


おそらくはっきりと自覚したらもうがんがん行くタイプなんでしょうね。やはりベースは真面目。


肝心の聡子と真修ですが、現在はいい理解者&友人です。
「恋」と聞いてすぐ聡子を思い出さないことから、現在の聡子への気持ちは恋ではないのでしょう。


2人が将来的にずっと寄り添う為には対等な関係が絶対必要ですから
中学以前と比べると後退したような2人の関係ですが、むしろ進んだと思っています。
中学以前のままの2人では永遠は無理でしたから。


となると菜緒が今後どう絡むのかがキー。
付き合うとこまで行くかはわかりませんが、今後真修と菜緒は今より近づいていくような気がしています。
真修は「恋」というものがわかっていない。それを菜緒が教える役になるのかと。

菜緒との関係の中で再度「聡子」について考える時が来るのでしょう。
菜緒は聡子との共通の知り合いです。菜緒の事を考えると結果聡子が脳裏に浮かぶ事も出てくるでしょう。


「世間の常識」としては今の皆の関係がベストだと思いますが、それでは私少ではありません。
菜緒本人には皮肉なことですが、今後の2人の関係を動かす為に彼女はいるのだと思います。
割れたファンデーションも何とも示唆的ですね。


序盤に意味深ぽく出てきた椎川ですが、すれ違った高校生があの時の少年だとは気づいてないと思います。
このまま消えないぞという高野さんからのメッセージです多分。

聡子は部署が変わったのかな。上司が中国人になってます。
椎川のあの様相から、もしかヨネサスを首になってたりして。夏海さんも消えちゃいましたしね。


しかし真修の称号「国分寺王子」はちとダサい



ブスに花束を。42話「新日常」細かい部分

2019-11-06 17:48:37 | 連載漫画
というわけで7巻ラストを飾る話は女子の友情物語メインでした。

しかし田端さん、自宅で考え込む時は洗面台が多いですねー。
今回の場合、腫れた顔が酷いので当然ですが、ボーっとしやすい場所なんでしょうね。

「普段なら、私の顔なんて誰も見てないけど、今日は目の腫れも隈も気になって仕方ない」
と元喪女らしい発言。
教室でのいつもの花世話中も前髪を気にしています。

そして彼女に少しでも早く会いたい為に、前の扉から入ってくる上野くん。
いつもの花チラ笑顔の後に照れ笑顔と笑顔が止まりません。

「田端に会いたくて」
上野くんが彼氏みたいな事をいう、私も彼女っぽい事を言わなきゃと考えながらも
尊すぎて直視出来ない彼女。

「顔が腫れてる」という田端さんを心配し、昨日あの後の事を心配する上野くん。
バレないように一旦離れると言った彼女を送りながら「田端が泣かなくてもいいように俺がしっかりしないと」


これは前回ラストで泣きながらも本音を話してくれた田端さんへの責任感がより増してるのでしょうね。
今まで決してストレートに本音を言えなかった人ですから、嬉しい責任感なんでしょう。


そして下駄箱でのうぐさや。
まだ昨日言われた「ホラー映画を見に行く」が残っているようで
さーやの言う「泣ける映画」に?なうぐちゃんが可愛い。
2人が上手く行くのは嬉しいが、上野くんからの報告がない事にお怒りのご様子。

その後もなんやかやで田端さんの世話を焼く2人。ぼっち飯も終了のようです。
田端さんってすごい人たらしですよね。


体育の時間、田端さんが転んだ事に気づき「田」と声をかけようとするも
さーやの呼び声にかき消されてしまう上野くんが頼もしい。

それまでの田端さんの様子を見ていて、とうとううぐちゃんがけしかけます。
(私、あんたとはもっと仲いいつもりだったのに)

「大丈夫なフリ、下手すぎだってば!」

うぐさやが心配してくれた事に気づかず反省し、可愛い笑みで答える田端さん。
「傷ついたり嫌な思いをしたことなんて一度もないですよ。上野くんは優しい方ですから」と。

そしてこの日は(おそらく)呼び出された上野くんも一緒に4人で階段ランチ。
いい加減教室に戻ってもと思うけど、内緒ことゆえそうもいきませんね。


全体的にふんわかした流れがいきなり風雲急を告げる。
バイト帰り、一人で歩いていた上野くんに赤羽くんが近づき
「…田端に伝言頼めない?」

こ れ は
まーたラストの上野くんが、らしからぬ迷惑顔なんですよね。
やっぱり彼女に近づく男にいい気はしないんでしょう!が全面。

赤羽くんは一筋縄じゃいかなそうですよ。
前回の2人の雰囲気でおそらくカレカノなのは察している、なのに上野くんにそれを頼むか。

田端さん視点では赤羽くんへの思い出は2つのみでしたが、彼側からは他にも何かあったのかもしれません。


そして今回全く出てこなかったトムはいずこ。

ブスに花束を。42話「新日常」

2019-11-02 08:11:42 | 連載漫画
ヤングエース12月号

【あらすじ】
花は洗面台の前で、興奮で寝つけなかった顔を鏡に映しながら考えていた。
普段は気にならない目の腫れもクマも今日は気になる。


学校に着いて、いつもの花瓶に花を挿してる最中も気にしている時、陽介が教室に入って来た。
「田端に会いたくて」という陽介の照れ混じりの笑みを噛みしめていたら
様子のおかしさを彼に気づかれ心配されてしまった。

バレないように互いに周囲を気にする二人。

下駄箱ではすみれと彩華が朝の挨拶。
彩華に映画デートの事を聞き「鍋の日から長かったなあ」と感慨を噛みしめるも
挨拶のない陽介にモヤっとするすみれ。


教室で花がおかしい事で「陽介やらかし案件」を疑う2人は、なんやかや花に気を使い階段飯まで付き合う。
最中に陽介からLINEENが来てさらに様子がおかしくなる花。

体育の授業中も挙動不審全開の花にいつも通り女子の注目を集める陽介に
改めてバレないように誓う花。

その様子を見ていたすみれは、何かと気を回すが花に遠慮されてしまい
本人のほっぺを掴み「大丈夫なフリ下手すぎ」という。

一緒にいた彩華にも
「嫌な思いをしたことは一度もないですよ。安心していただけると嬉しいというか」
の発言と嬉し涙で悟り「いつかちゃんと話す」とその場を収める。

そして今度も階段飯。が、そこにはバレて真っ赤になった陽介もいた。

2人になって「相談したい人がいたらどうぞ、上野くんが相談したい人なら大丈夫だと思うので」
と言われ満面の笑みのあと「時々は俺とも昼飯食べてね」という陽介。

~場面変わりバイト終わり~

1人帰る陽介の後ろから赤羽が現れた。コーンスープを渡し、映画デートを邪魔したことを謝罪。

陽介は「じゃあ俺もおごるよ」とコーンスープを買って差し出す。
「お詫びになんないじゃん」と言い受け取る赤羽
「上野くんってもてるでしょ」「そんなことないよ」のやりとりのあと

「田端に伝言頼めない?」と言われ「え?」という陽介。


【あらすじ】
7巻ラストメインは女子の友情物語でした。
いつもの田端さんとうぐちゃんが見られて安定感。

この2人にバレるのは当然として圭介と五反田にもすぐばれるでしょうね。
井上たちの前でもLINEENを見てにやけがばれるくらいなので、こちらもいずれかな。

でもうぐちゃんは田端さんの事大好きなんですね。さーやもそうだしいいアシストしてくれそうです。

そして前回嵐のように現れた赤羽くんがラストに登場。
やはり中学時代の「だって田端はさぁ」が気にかかってるのでしょうか。
三角関係にはならないでしょうが、ちょっとした波風的存在にはなりそうです。

細かい部分は次で。