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7いるかと申します。

「ブスに花束を。」「私の少年」を主軸にその時好きな漫画のネタバレ感想。

私の少年 28話「イルミネーション」ネタバレ感想

2019-03-26 13:26:39 | 連載漫画
【あらすじ】
皆で交換する用のプレゼントとは別に、女子だけで男子に上げるプレゼントを渡すことになった菜緒。
くじで「真修」を引いた為真修と親しい聡子に付き合ってもらう。

予算は1000円で菜緒が選んだのは「ターコイズ」を使って作るミサンガに決定。
真修の趣味をよく知り臆面もなく手作りアクセサリーを渡せる菜緒を羨ましく思う聡子。

クリスマス会中にも聡子にlineを送り「今日会えませんか?」と問う真修。
返事がない事を気にし、祖母を理由に帰ろうとするとこと廊下で菜緒にプレゼントを渡される。

聡子はその時歯科治療中だったためlineに気づかなかった。
外に出た真修は電話をかけ歯医者が終わった聡子は出る。

「今どこにいますか?」の問いかけに答えた瞬間2人はお互いを見つけた。
その時聡子は「私たちはどこにいてもお互いを見つけてしまう、それは互いしか見えてないからだと気づく。

でもそれは真修の世界を閉じる事で生まれる現象だと思い
「私と同じくらい真修に会いたがってる人はいるのだから、今夜はそっちを優先させて」といい
「じゃあ今度は聡子さんから連絡下さい」といい戻る真修。

その後ろ姿を見て「私は真修の世界を開き、そこでまた真修と会いたいんだ」と思う聡子。
その場を立ち去ろうとした聡子に真修から着信。

言われた方を見ると大きいクリスマスツリーがあった。
「メリークリスマス」と言い合う2人。


【感想】
菜緒が真修のうさぎ好きを知っているのは3話からわかりますが、ターコイズは真修が見に付けていたりしたのでしょうか?
普段から真修をよく観察しているのでしょうね。

「真修にはおそらく好きな人がいる」に対して何を思うのでしょう。
「遠くにいる」という情報から、それ以上話しを広げて考えないのか、身近にいないから気にしないのか。

実はすごく身近にいるわけなんですけどね。

聡子は菜緒に対し軽く嫉妬めいた感情を持っているようです。
でもまあ聡子もつらいとこです。今後真修にはっきり恋愛感情を抱いても、菜緒と同じスタートラインには立てないでしょうし。

真修はその辺あまりに考えなさすぎな気もします。
子供といっても中2はそこまで子供でもないですから、自分の事思い出しても今以上に大人な部分もある世代ですよね。

それだけ離れてた時間がトラウマになっていて今を失いたくないって感じなんでしょう。
聡子もそんな真修を危惧しているようで、今後2人が関係を続ける為には真修の覚醒は必須ですからね。

聡子の腹は決まってる。
普通の中2の人生を歩き始めた真修は最終的に何を選ぶのでしょうか。

ブスに花束を。34話「ギャルと喪女」細かい部分

2019-03-06 16:57:40 | 連載漫画
読み直しながらつらつら突っ込みや感想を言っていきます。

1巻のように女子に騒がれて久しぶりに上野くんがクラスのアイドルしている回ですが、新橋にダンスを教える下りは「出来る人あるある」だと思いました。
本人は全てがスムーズに出来るから他意はなく教え方がざっくりなんですよね、

先生が「クラス混合でチームを作って下さい」と指示してますが、そこで出来たチームが
「鶯、大、田、女子2人」これ不思議じゃないですか?黒川森がいないのを置いておいたとしても
田端さんが積極的に動くとも思えないので、面子的におそらくさーやが「鶯・田」を誘ったのでしょうがなぜそこに森黒川じゃなくその2人。


うぐちゃんと五反田はパッと見完璧なとこが共通していますね。今回回想で登場してはいないけど姉の存在が判明した五反田くんです。
当然のようにキレッキレでさーやに「あら、かわいい」と言わせたうぐちゃん。

しかし恋を自覚しても上野くんは上野くんですね。恋のかけひきは全くご存じないようです。
で、想像の田端さんに教える男子がイケメン風。普段なら新橋を思い出しそうな場面ですが
先ほど自分がダンスを教えたので、ここは恋愛マスターの出番じゃないと思ったのでしょう。

そして上野くんの恋愛事情に耳をそばだてる田端さん。
上野くんほど鈍くないはずなのに自分の気持ちには気づかないものなんですね。
というか神格化しすぎて、本当にアイドル、いやそれ以上の人だと思っているのかもしれません。

意識した上野くんは2人になった時、さりげなくアピールしているのですが当然届きません。
それにしてもあの上野くんが「話題」と困る様子はとても可愛い。


いい子だけかと思いきや、24話の中学時代の友人や今月の女子2人はリアルに描かれています。
おそらく現実はこっちが圧倒的なのですが、ブス花はファンタジーとリアルのバランスが上手いですよね。


さて次回は誰が主役でしょうか。楽しみです。



ブスに花束を。34話「ギャルと喪女」ネタバレ感想

2019-03-05 10:42:30 | 連載漫画
ヤングエース4月号に掲載されています。

【あらすじ】

体育の創作ダンス。容姿もダンスもアイドルレベルの陽介に興奮する女子2人。

女子はすみれ、彩華、花と前述の女子2人で1チーム。
「そろそろ練習を」というすみれたちに「今日は見る専で」と頼む彩華。

女子は陽介と同中だった彩華に、中学時代の恋愛状況を聞くも花がそばにいることもあり言葉を濁す彩華。

彩華が「見る専」と言ったのは、実はダンスや音楽関係が破壊的に苦手なためだった。
花もダンスが苦手と知り、陽介を呼び出し「ダンスを教えていいとこ見せろ」という彩華。

陽介の気遣いで3人でダンスレッスン。陽介が彩華がダンスを苦手な事を花にばらしてしまうが
「誰にでも得手不得手はあります」と気遣う様子に満足そうな陽介。
途中気をまわして、飲み物を買いに行くといい2人にしてあげる彩華。
その雰囲気の良さに微笑むと共に過去を思いだす。

~ここで回想~
中学時代、陽介が合唱が苦手な彩華を気遣い練習に誘うが拒む彩華。
人気の陽介と仲がいいということで、やっかむ女子の噂の的になっていたのだ。
ならばと鉄男を連れて再度誘う陽介。その気遣いに感謝し練習する彩華。


別の日、陽介がバイトのため練習は2人。そこにやってくる女子2人。
陽介目当てだったのに彼がいない事に腹を立て彩華を責め始めた時
花が慣れないダンスで自分に注目を寄せ戦意喪失した2人は立ち去る。


陽介と花は自分が損になるくらい優しいところが共通してると花に告げ、中学時代の思い出を話し始める彩華だった。


【感想】
25話のうぐちゃんが聞いた「上野くんと仲良くなったきっかけ」についての答えが出ましたね。
音楽の練習を通してということでした。同時にさーやが上野五反田を普通の友達として見てる事も確定。

それといきなり出て来た女子2人。17話の女子2人より今どきというか攻撃的です。
上野くんはとにかくモテモテですから、きっと水面下で今もこういう争いはあるんでしょうね。

うぐちゃんは元気になったようですが、画像のコマの複雑な表情がなんとも言えません。
それと上野くんの恋愛関係にぴくっ、そわっする田端さんと隠すために苦労するさーや。
上野くんの方も、さーやがダンス苦手だとばらしても笑わない田端さんに自分の事のようにどや顔です。

この2人の両片想いは絶好調ですね。

それと中学時代の回想で初めて五反田くんも登場。今より少し幼くなってます。
そして姉の存在も判明しました。

細かい部分は次のブログで書きます。