好きな漫画は語らせる

7いるかと申します。

「ブスに花束を。」「私の少年」を主軸にその時好きな漫画のネタバレ感想。

オッドタクシー ネタバレあり感想

2022-05-28 09:26:56 | 連載漫画
今更オッドタクシーにはまりました。

アニメ、映画、オーディオドラマ、ノベライズ、コミカライズ全て観ました。
が、知れば知るほどわからなくなる、考察したくなる作品なんですよね。

関連の全てをチェックしないと理解できない
いや、チェックしててもわからない、それがオッドタクシー。
主に自分が気になってるところメインに考えていきたいと思います。

1、なぜ白川さんはあのタイミングで駆け付けられたのか?
ノベライズで彼女が「ドブの指示でGPSをつけた」とありますが
だとしても駆け付けるの早すぎじゃないですか?
流石にストーカーはしてないでしょうし、GPSだけでは説明つかない。
となると事前にそこにいた?あの工事現場は曰くつきの場所ですしこれくらいしか説明つかない。


2、和田垣ザコ説
作品ではサイコパスのような描かれ方をしていますし、オーディオドラマでは不穏でしたけど
映画で小戸川は言うまでもなく、タエコの生存は確認できてますし長島も?いたような。
あの状況で殺しきれないで最終的につかまってるし結構ザコなんじゃないかと思いました。

3、三ツ矢ユキ
最期まで顔を見せてくれませんでしたが、センターになれるほどのオーラ
ルイをも凌駕するスター性のようなので第2期があればぜひみたいです。

4、探偵役
いや、何であの3人なのかと。佐藤は特に。
でもこのキャラを無駄にしない姿勢は好きです。

5、白川謎過ぎる
探偵役のキャバ嬢とも知り合いのようですし、過去金銭に困って夜バイトしてたとか?
そこでドブと知り合ったのならすごくすんなり行くんですが。
「4年付き合ってた」との事ですが、現在でもお金の付き合いは継続してたようですし
恋人として別れたけど、お金関係だけは維持って難しいんじゃないのでしょうか。

6、ドブと白川
5の続きです。小戸川も言っていたように共依存にあるということなのでしょう。
ドブも性悪ではないので、恋人としての関係では彼女が幸せになれないと考えたんでしょうね。

で、ここで疑問が。
小戸川に「白川をけしかけたのか?」と聞かれ否定していますが、
だとすると6話の白川さんの話が嘘になる。どちらかが嘘を言ってる事になりますね。

自分は、これ以上小戸川を刺激しないようにと思ったドブが嘘をついたと思っています。

なぜなら白川さんが嘘をついたのなら「今日は本当の事しか言ってない」に齟齬が生じますし
その場合最初から小戸川を好きだった事になり、少し無理があるように感じるからです。

白川さんが、小戸川とのかかわりで彼に惹かれていったのはその通りでしょうが
6話の告白は真実だと思いました。
映画版での動物園デートは、これだけで1話作って欲しいくらいいい感じでしたね。

7、映画ラストの考察
「視覚誤認をしてたのは小戸川だけじゃなく、観ているあなたもですよ」
という監督のお遊びかなーと。


とても書きたりないので一旦ここで切ります。











ブスに花束を。70話「陽介と花(前編)」ネタバレ感想

2022-05-02 14:18:41 | 連載漫画
ヤングエース6月号

【あらすじ】
テレビにより大々的に2人の交際がバレた翌朝。陽介は皆に囲まれ質問攻めにあっていた。
その様子を見て、教室に入るタイミングを計りかねる花。

そこに開が堂々と入って来て、陽介の手を振り回し2人を祝福。
陽介は嬉しそうにお礼を言い、花との交際を皆の前で宣言した。
こそこそしていた花は、その姿を見て自分の態度を申し訳なく思うのだった。

意外に平和な様子に安堵する彩華だったが、すみれ曰く「水面下で戦いが始まってる」と言う。
あれ以来のろけまくる陽介を見た女子たちは、その情報を元に「量産型田端さん」になっていった。

それを聞いた花は「皆やはり上野くんが好き」
「頑張らないとすぐに(自分の)上位互換が現れる」とネガティブになり
すみれと彩華に可愛くなる方法を相談。

ヘアアレンジをした姿を陽介が褒めると、即それに追従する女子たち。
鏡を見て「こんな顔じゃなかったら」と気に病む花。

場面変わり放課後ショッピング中の「陽介、鉄男、努」の3人。

努の「田端っちのマネする女子増えた」発言と、鉄男の「田端も不安なんだろう」に対し
「俺が好きなのは田端。マネする女子なんか好きにならないよ」という陽介。
2人の話を聞いて「俺はまだ不安にさせてるのかな」と考え込む。

花の方は、美化委員の活動でいつもの仕事を量産型女子に取られ困っていたら
そこにいつも花を手伝ってくれる陽介が現れ、量産型女子を手伝う姿を見て
「私が彼女なのに、割って入る勇気が持てなかった」と沈む。

1人帰宅する花に陽介が追いつき
「急に当番が変わったんだって?」
「上野君は優しいから、私じゃなくても手伝うのかと思って」
「どうしたら、俺は田端を安心させてあげられる?
ごめん、八つ当たりした。今日は一人で頭冷やすよ」と言って去った陽介。

残された花は「八つ当たりをしたのは私の方だ…」と思うのだった。


【感想】
意外過ぎるほどあっさり「告白」は受け入れられ、別方向の心配が出てくるという
予想できない展開になりました。この辺ブス花ならではですね。

「田端みたいなのが好みなんか!?」とは聞いても「ブス」というワードは出てこず
開の乱入で自然に皆に宣言もできてました。

しかし女子たち。量産型田端さんとは。
いや「さすがに真似してもどうにもならないだろうー」と思いますが。

今回トムが思いっきり田端さんにシンパシー感じてましたね。
上野くんは本来の性格に加え、モテモテ人生を送ってきたゆえ
弱者の心情に疎いとこがあります。
勿論悪気はないのですが想像できないんでしょうね。マイナス思考のパワーの強さを。

田端さんの方は、今回はっきり嫉妬してるし無自覚のいらだちもあるようです。
2人して初めての感情に戸惑いといらだちを感じてる。
まあ付き合えばいずれは突き当たる問題にやっと来たって感じでしょうか。
後編に期待。

3人の買い物は彼女のクリプレを買いに来てたのかな?
それと告白を知った「森、黒川、井上、木村」たちの反応もぜひ見たいものですね