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7いるかと申します。

「ブスに花束を。」「私の少年」を主軸にその時好きな漫画のネタバレ感想。

私の少年 30話「アクセサリー」ネタバレ感想

2019-06-25 14:12:46 | 連載漫画
【あらすじ】

話しは菜緒のクリスマス会回想から始まる。
自分の上げたアクセサリーを付けて戻って来た真修。

後日のラインで、りおんは真修のアクセサリーが菜緒からだと気づいてない事を知り
「言った方がいい。てか早見くんを好きな事も言った方がいいよ」と煽り流す菜緒。
菜緒は小学時代の透明人間のように思えた真修に想いを馳せ頬を染める。

翌日、塾で真修が和樹からアクセサリーをくれたのが菜緒だと教わったといい
お礼と作り方と材料を買った店を聞き、菜緒と一緒に行くことになった。

友達からリップティントを借りおしゃれをした菜緒、何を話していいか戸惑う。
結局何も話せないまま、その場でアクセサリーを作ることにした二人。

意識しまくる菜緒に無頓着な真修の図で作業を進める。
課題の特技や趣味について話ながら作っているところに、菜緒の1年時同級生だった丸山を含む2人組が近づいて来て
2人を囃し立て始めた。丸山は菜緒を好きなようだ。

愛想笑いで対応する菜緒に対し、「二人も一緒にやる?」と問う真修。
「いや男3人に女1人でアクセサリー作りとかどんな集まりだよ、ないない」という2人に静かに怒りながら「普通だよ」と答える真修。

2人は離れてゆき「同性同士なら平気なのに、なんで男子と女子だと付き合ってるのか」聞かれるのかと憤慨する真修。

「ただ一緒にいるだけじゃだめなのかな」に対し「早見くんの普通ってすごくいい」と答える菜緒。

そしてアクセサリーを上手に作った真修は、翌日菜緒や同級生に配る。
それを見て笑う菜緒。


【感想】
中学生としての生活を楽しみ始めた真修を菜緒側から見た回です。

しかし菜緒は年齢の割に幼いですね。真修もですが。
おそらく菜緒は家族仲がよく、友人との付き合いよりも家族行動が多かったことからで
真修は自分の殻に閉じこもっていたからでしょう。

菜緒は真修に無意識の恋愛を感じているようですが、真修がそれに答えることはないでしょう。
りおんとの方がまだしもあるのではないでしょうか。なぜなら二人は似すぎている。
真修には、菜緒と恋人同士になるほどの感情の揺れは起きづらいと思います。兄妹、姉弟的な二人です。

そして真修の言う「普通」
そもそも「普通」って何でしょうね。大多数がそう思い考え実行することを指しますよね。
小さい頃は誰にでもそれぞれの「普通」があるものですが、成長し他者と比較することで
「自分の考えは変わっている」と考え世間の「普通」に合わせていく。これが大筋だと思います。

おそらく真修はユキさんや父の件でこの流れを経ないまま来たんだと思います。
真修に心酔している菜緒は受け入れていますが。まあ変わってる部類なのでしょう。

で、聡子との関係です。
真修は聡子への恋を意識する直前の20話、それ以前から「聡子への恋情」を指摘されることを嫌がっていました。
未知の世界が不安で怖いんだと思います。ですが、いったん恋を自覚した後は恐ろしいほど一直線。


そして今回の「ただ一緒にいるだけじゃだめなのかな」まあ無意識にでも聡子を意識しての発言です。
成人女性と未成年が一緒にいるには何らかの理由がいるでしょうね。

でもそれが恋愛を求めてないならば、そこまで難しいことでもない。マユや菜緒や秋ちゃんに同席してもらえば済む話です。
和樹や智哉でもいいですね。

が、直前に異性と一緒にいるだけで疑うなよというくらいなのに、恋愛を意識した以上聡子とはただ一緒にいるだけじゃだめなんですよね?
「二人っきり」でいたいんですよね。

この辺の矛盾と状況が絡んで今後どうなっていくのでしょうか。



★告知です。
去年の10月から、ツイッターで私の少年好きの人が集まって月1でチャット回を開催しています。
私の少年について話す回です。毎回トータル7-10人くらい集まります。
次回は7月1日の21時ー22時予定。

参加希望の方はコメントか https://twitter.com/na7iruka にお声がけ下さい。










ブスに花束を。37話「好きって知って。」細かい部分

2019-06-06 11:56:57 | 連載漫画
今回最初に気になったのは題名。

「好きって知って。」

これは上野くん視点の「田端~好きって知ってよ~」なのか田端さん視点の「上野くんが私を好きと知って」なのでしょうか。
おそらく前者かなと思いますが、どちらにも取れますし両方なのかもしれないですね。

圭介はうだうだ悩む上野くんを見て、田端さんに連絡しようとし止められていますが
もし電話してたら何を言ってたのか気になりますね。

にしても、五反田くんの家に行きいきなりうぐちゃんと鍋食べてたらそりゃ驚きますわ。
そういえば今回で3度目の登場となる五反田祖母の名前が判明「房江」さんです。プルプル震えてて可愛いですね。

うぐちゃんは五反田くんのおかげで解き放たれて、もう上野くんにはほぼ素を出しています。
クラスの友達相手にも素を出すようになるまではもう少しかかるでしょうが。


しっかしうぐちゃんの家事能力の高さはすごいですね。これで高1なんですよ。どれだけパーフェクトなのか。


自宅前といえ田端さんの恰好はJKとしては手を抜きすぎにも見えます。まあ汚れるからというのもあるのでしょうが。

2人の初デートのフラグが立ちましたねー。「今冬公開べり甘映画」おそらくこれで決まりでしょう。

今回本連載前のキンギョソウの台詞を盛り込んできているので
上野くんがキンギョソウ模様の何かをプレゼントする話もあるかな?




ブスに花束を。37話「好きって知って。」ネタバレ感想

2019-06-04 13:40:01 | 連載漫画
ヤングエース7月号「ブスに花束を。」のネタバレ感想です。
今月は7巻スタートなのでカラー。

【あらすじ】
陽介は朝布団の中で、昨日勢いで告白したことをうじうじ後悔していた。
食事中も負のオーラをまき散らし圭介に注意される。

圭介に突っ込まれた勢いで花に電話。「昨日のことをちゃんと話したい」というも
先回り忖度したいつもの花の応対に、自分の気持ちが全く伝わってないことを悟る。

困った陽介は相談の為に鉄男宅に出向き、慣れた様子で彼の部屋を開けるとそこにはすみれがいた。
2人はまるで夫婦のように鍋を囲み戸惑う陽介。
鉄男は「またゲーセンに行きたい」というすみれに、人に会わないよう自分の家で遊ぶことをすすめそれで来ていたのだ。


すみれの作った鶏団子鍋を食べながら、「わかってくれるまで好きっていいなよ」というすみれ。
鉄男は親戚から届いたみかんを陽介に持たせ、それを口実に家を訪ねろとアドバイス。

その時花は、陽介への好意を自覚したことを打ち消すように掃除に熱中。次は雪かきでもしようと外に出る。
雑念を振りはらうように、今冬公開のべり甘の主題歌を歌っていると後ろから陽介に声をかけられる。

人気のないところで話したいという陽介に答え公園に移動する2人。
いつも通り先走り勝手に納得する花。陽介はそれを遮り
「友達としてなんて皆と同じじゃなく 田端だけが好きだ。そういう好きだよ」と再度告白。

やっと陽介の顔を見た花に「好きだよ、今度はわかる?」と言う陽介。無言で何度もうなずく花。

しかし慣れない告白に顔面蒼白の体調不良になり、陽介は花をおぶって家まで送るのだった。


【感想】
キンギョソウです。キンギョソウ来たなというのが最初の感想でした。
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=52336937
台詞が同じです。何か感慨深いですね。


で、感想です。
クライマックスに近づいてきたのかなと思うくらい駆け足で色々なことが回収されてます。
ごたうぐはもう安定ですし、上野くんの自覚からここまでの流れが速い。

あとうぐちゃんの進化がすごいです。もう上野くんの前でも素ですし「田端を一番知ってるのは私よ」と言わんばかりのアドバイスに
大塚さん呼びだったはずのさーやをいつの間にか「彩華ちゃん」と言ってます。

それとさらっとですが、五反田くんが田端さんのことを「(陽介)の好きな女」と言ってますね。
当然知ってはいましたが口に出して言うのは初めて。
これ他の親しいメンバーもこんな感じの反応だったりして。

それと安定の圭介とのやりとり。上野くんが電話できたのも圭介煽られてな部分もあるし
今回もナイスアシスト役です。

最後におぶって田端宅に送って行った時、お父さんは想像通りの反応ですが
お母さんが意外にあっさり。もっとキャーキャー言いそうなイメージでした。


細かい部分は次にやります。