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2016年LPGAツアー公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)第2日が、5月6日、茨城県つくばみらい市・茨城ゴルフ倶楽部東コース(6,605ヤード/パー72)で行われた。通算7アンダーの首位は2日間、ノーボギーと抜群の安定感を示したフェービー・ヤオ。
1打差の2位にイボミ、渡邉彩香、レキシー・トンプソン、飯島茜がひしめく大混戦となった。
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ザ・自然体。美しいスイングがよみがえった。フェービー・ヤオが予選ラウンドの2日間、ノーボギーの安定感を披露。
単独首位で決勝ラウンドへ臨む。「今週は、すべてがいい。中でも、スイングが一番です。
おかげで、思ったところにボールを運べる。ゲームプランニングを含め、とても満足している」と納得の表情だ。
今季の最高成績は、Tポイントレディスゴルフトーナメントの22位タイ。出場した6戦で予選落ちが4回という不振が続いている。前週はコーチがスイングをチェック。そうすると、意外なウイークポイントが見つかった。
「緊張している時、ここ一番のショットを-そんなシーンになると、体幹が左右に動いてしまう」。
自分ではわからない、心の葛藤がすぐさまクラブに伝わる。前週は、そこを修正。
ただ、それだけでもプレーが大きく変わった。「ショットが良ければ、トラブルを未然に防止できる。
当然、ボギーを叩くことがありません。今日も、長いパーパットが残ったホールもありますけど、ラインが比較的やさしい。
ツキまで戻ったような気がします」と言葉を弾ませる。揺れる心は、スイングまで揺らす。今季7戦目の大変化だ。
もうひとつ。幸運があった。「最終日なら別だけど、第3日はレキシーと同組でプレーするのは…。
あれだけの飛距離差があると、どうしても穏やかではいられない」と漏らしていた。その気になるトンプソンは、1組前で回る。「この2日間やってきたスイングを、そのままできればチャンスがある。優勝? どうかなぁ」といいながら、「これから、たくさんぜんざいを食べてエネルギーを補給します」。日本の食べ物で最も好きなのは、ぜんざいだという。
ちなみに、初めて食べたのが一休禅師で、あまりのおいしさに「善哉」と叫んだことが、語源のひとつ。
善哉とは、よきかなの意味だ。まさに、大勝負へ挑むヤオには、ピッタリではないか。
以上、日本女子プロゴルフ協会
台湾出身のフェービーヤオ、本物か、あと2日頑張り抜けは優勝です。
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