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小野寺五典元防衛相「過去ここまで厳しい安保環境は日本になかった」「一番しんどい今この瞬間、政治判断を間違えないよう…」 千葉「正論」懇話会で講演

2017-08-02 20:17:55 | 日記

千葉市美浜区のホテルニューオータニ幕張で1日に開かれた千葉「正論」懇話会(会長=千葉滋胤・千葉商工会議所顧問)の第60回講演会。講師の衆院議員で元防衛相の小野寺五典氏は「我が国の防衛と安全保障」と題した講演の中で、軍備増強を進める北朝鮮や中国、ロシアに隣接する日本の厳しい安全保障環境を説明した上で、今後の日米同盟や自衛隊のあり方について、変化に応じた政治判断の必要性を訴えた。

                     ◇

 要旨

 東アジアの状況は、そこに住んでいる人にとっては緊張感がないと思うが、外から見ると実は大変な状況にある。

 北朝鮮は核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を繰り返し、世界で唯一、外交的なチャンネルを持っていない国でもある。

 

 中国は日本の防衛費の3倍以上で軍事力を増強している。その中国と東シナ海で緊張関係にあるのは日本である。

 さらにロシアは極東に重層的に部隊を配備しており、宗谷海峡ではロシアの艦隊が冷戦時代以上に頻繁に行き来するようになった。航空機のスクランブルも急増するなど、極東ロシア軍は過去最大の増強をしている。

 こうした現場に直面しているのが日本であり、過去にここまで厳しい安全保障環境を日本は経験したことがないと思う。

 

 これからは日本が紛争の当事国となって、どこかの国と対峙(たいじ)するかもしれない。万が一のときは日本が同盟国の米国を巻き込んで国際社会の力を借りないと、領土と国民を守れない状況になっている。

 もし皆さんが防衛大臣になって、役所からレクチャーを受けて、実際に指揮命令を出す立場になったら、この危機感というものを共有していただけるのではないか。「こういう立場になれば、こういう現実を常に考えて対応する」ということが必要ではないかと思う。

 

 いま直面する一番大きな課題は、北朝鮮への対応である。日本の主要都市は、完全に北朝鮮の弾道ミサイルの射程圏内にある。日本はミサイル防衛システムなど専守防衛の範囲内で、自衛隊の装備をしっかりとすることが必要だ。そして中国との関係は、外交での解決しかない。

 

 現在の緊張関係が数十年後にどうなるかというと、また局面が変わってくる。そのときには違った安全保障環境の中で、さまざまな自衛隊のあり方を考えていけばいい。

 

 そういった変化を考えると、一番しんどいのがいまこの瞬間、この時期だ。時代の変化とともに、その瞬間の政治判断を間違うことなく、しっかりと対応していきたいと思っている。

 

以上、産経新聞

 

 

稲田さんは、本当に素人で、日本防衛を何か考えていたのだろうか?

 

防衛大臣は、日本と日本人をどうやって守るか、真剣に考えて方針を出すことをやってほしいものだ。

 

この小野寺さんは、論理的で冷静に対応するタイプだとみています。

 

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