<大東建託・いい部屋ネットレディス2日目◇23日◇滝のカントリークラブ(北海道)◇6578ヤード・パー72>
ツアー通算5勝を挙げている藤田さいきが連日のアンダーパーでトータル9アンダーまで浮上した。初日の「67」に続き2日目も1イーグル・4バーディ・2ボギーの「68」をマークし、優勝争いの真ん中で決勝ラウンドに進む。
年女。今年の11月で36歳。ベテランの域に達した藤田にとって、またとないチャンスが巡っている。道具の進化やスイングの安定性から近年は飛距離も伸ばし、きょうのイーグルで今季7つめ。ロングヒッターとしても名をとどろかせている。「すごいですね、私(笑)」と、コメントにもベテランならではの余裕が感じられる。
今季もすでに獲得賞金4000万円を突破。まだまだ第一線でその実力を発揮するが、優勝となると別。2011年の「富士通レディース」以来、10年間ものあいだ遠ざかっている。このあいだはケガや不振にも追い込まれるなど、順風満帆ではなかったが、「この2、3年はゴルフを楽しめている。またうまくなれるかなと思えている」と、新たな境地に達している。
「ショートゲームが前よりうまくなって、それでショットも安定してきた。ミスしてもアプローチ、パターでカバーできるようになって、その結果バーディ数が増えてきた」と、コロナ禍だからこそ増えた練習が、好結果をもたらす要因となった。
10年には「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」を制すなど、期待を背負っていた藤田。その後は伸び悩んだが、心の底からゴルフを楽しめているという気持ちが復活への原動力だ。
稲見萌寧、小祝さくら、西村優菜、山下美夢有ら若手の勢いを止めるべく、今年に入り上田桃子、笠りつ子、菊地絵理香、若林舞衣子といったベテラン勢が軒並み優勝を遂げている。久しぶりの優勝でいえば、青木瀬怜奈や鈴木愛といった選手も苦しい時期を経て復活を遂げた。そんな流れに乗って、「私もブームに乗っかりたい。この2日間頑張った。せっかくなので」と優勝という2文字を意識して戦う。
「ワクワクする」と話す優勝争いへ。残り2日間でベテランの味を見せつける。
貼り付け元 <https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=173575?page=2>
以上、アルバニュース
ベテラン選手がきました。
でも、気になるのは申ジエですね。渡辺彩香、勝みなみもきています。
土日2日あるので、最後まで分からないですね。