とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

「間垣の里」で「小串祭り」がありました

2016年02月07日 | 日記
6日、「ぞんべら祭り」が終わってから上大沢、大沢に走りました。大沢・静浦神社で「小串祭り」があるのです。

「小串祭り」は能登の生贄伝説が残るお祭りの一つです。



供えられるお餅は「大判・小判」と云ったらしく。以前は大きな切り餅(大判)とその半分(小判)であったそうです。
もう一つの供え物、竹の箸に巻いてあるのは「ぎんばさ」(ぎばさ=ほんだわら)で娘の髪の毛。




小串は娘さんの「かんざし」を表しているそうです。

お祭りの由来は昨年の「とし坊の・・・」でもお知らせしましたが、
大沢の里に猿鬼が住む。村を荒らし娘を奪うようになる。
娘が欲しくなったら、娘の居る家に白羽の矢を差須。親は泣く泣く多くの贈り物と娘を着飾り差し出す。大沢の海岸に神様が流れ住み、村人が依頼し猿鬼を退治したとあります。






お祭りは、一般的にお祓い、祝詞奏上、玉串奉奠と続き直会に入るものです。

例年だと、地元の小学生、保育所の園児たちが参加しているのですが、今年は土曜日のせいか子どもクラスは一人も参加なし少し寂しい。

小串と大判・小判をいただき帰路に。

上大沢、大沢は昨年のNHK朝ドラの「まれ」のロケ地として知れ渡り、放映が終わってもまだ沢山の観光客が訪れています。昨日もみぞれ降る中、沢山の人に出会いました。

間垣を少し紹介します










上大沢には地区の神社で春祭りがあり、おばあちゃん方が歩いていたので一枚。


「まれ」舞台「そとら村」から静浦神社を見る


左の間垣は「民宿・桶作」の家


まれが登った塔(やぐら・・・?)もまだ撤去なし港を望む

大沢が一望できる展望台に行ってみましたが、みぞれと風で視界悪くやめました。

午前、午後と二つのお祭りを訪ねました。








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