とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

雨乞いのお祭り

2011年08月25日 | 日記
8月25日 羽咋市大町で300余年、大町に伝わる雨乞いの神事?が行われました。

地区の役員は、前日24日から準備に取りかかり、この日早朝から祭事の行われる
山に入り、大町山の中腹(海抜約250㍍)に鎮座する巨石が役員を迎えました。

大町では、この祭りに備え、先週は地区全員の奉仕活動で山道の草刈りなどを行い地区に豊作の恵みを与えてくれた神に感謝の祭事を執り行う準備をしました。

今日は、上野町会長さんと役員計8人が、お供え物やしめ縄、御神酒等を担いで
ふもとから林道を車で、途中から徒歩で山道を進んだ。
(昔はふもとから歩いたそうだ)例年だと残暑が厳しく大変なのだが、今年は時折
谷間から涼しい風が吹き込み、朝の風が清々しい。

林道を離れ30分ほど歩くと視界が開け邑知地溝帯が眼下に。 男石、女石と言われ
る巨石が鎮座する広場に到着、持参したほうきで掃き清め準備をする。

広場の手前にしめ縄を張り巡らす。これは、勝っては鳥居があったが、朽ちてしまい
今は青竹にしめ縄を張り式場にしているのだそうだ。 男岩の前では、上野町会長さんが、「御門石祭り御祝祠」を読み上げ、一同が参拝。 なぜか、手には「数珠」が・・・・?   かっての「神仏混合」の名残と説明してくれました。
女石では、祝詞は無く参拝のみ

神事の後は直会、お供えのスイカをいただき喉を潤す。御神酒と簡単なつまみで
直会が進み、頃合いを見て下山。

なぜか、帰宅途中に小雨がぱらり。雨乞いの御利益か  ?


 山道を行く


男石の前で祝詞を奉詞する上野町会長さん


女石ではみんなで   このあと直会

今夜は輪島大祭最後の、輪島前神社の大祭  雨が心配 

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