とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

豪華な漆塗りのキリコが集結の中、「早船狂言」が演じられる

2023年09月12日 | 日記
11日、珠洲市蛸島・早船狂言を見てきました。






コロナが少し治まったけれど、地震で大変な珠洲市。そんな中に蛸島の秋祭りが、地域若者の「やりたい!」と言う意気込みから今年の「早船狂言」が演じられました。


開演の前には記念写真コーナーなどがあり、沢山の方が集まる


開演に先立ち、「早船狂言」の由来、狂言の物語などが紹介される。
出演者は、地元の青年で、今年の新成人が演じるのが習わしで「蛸島早船狂言保存会」が指導します。


巻物を朗々と読み上げる口上は新成人山塚さんが勤める








舞台の最前列には同級生が陣取り、かけ声に紙吹雪で盛り上げる。蛇の目傘をさした船頭が登場。呼び出された艫取(ともとり)が、芸者にいれあげ、一向に出港しようとしない船頭を、説得して船出させる話で、両者の軽妙な掛け合いが見どころ。


船頭と艫取がの掛け合いが演じられ、船出を促し先導が折れて船出が出来二人は並んで退場する。


見事に演じた3人は皆の前で拍手、褒めのかけ声に一礼


同級生の皆さんと記念写真に納まる。

早船狂言は、いつの頃に起こったのかは、はっきりしないとのこと。漆塗の飾早船や口碑によると、今から約220年前と言われている。
狂言の内容は絶世の美男子=長右衛門という船頭が揚屋の芸者=高尾高崎にドント打込み、水夫たちの再三のすすめにも応ぜず、一向に船を出さないので、ある日とうとう艫取と掛合になると言う場面である。









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