


秋田県某所。物件が特定されないように、断片的な写真しか掲載できないことをご容赦願いたい。撮影したのはちょっと前のこと。いつものように街を歩きながら写真を撮っていた。そこに廃屋らしき建物を見つけて、通り過ぎようとした。ん?、ん?。建物の奥で灯りが点いている?。こういう場合は大抵、どこかの穴から光が差し込んで反射しているだけだ。僕は何となく入口に近づいてみた。照明が点いている。流石にこの建物で営業はしていないだろうと思ったら、入口に「営業中」の札が掛かっている。これが雑貨屋さんとかであれば、敢えてそういう狙いなのかもしれない。でもここは美容室だ。この状態で営業許可の更新が出来るのだろうか?。あまりのことに動揺した僕は確認する勇気もなく、そそくさと現場を跡にした。帰宅してネットで検索したが、該当店舗の情報は何も出てこない。昔流行ったセリフでいえば、スカリー「モルダー、あなた疲れているのよ」、モルダー「何を言うんだスカリー!。僕はこの眼で確かに見たんだ」、スカリー「・・・」。という感じである。
「スカリー、確かにここに写真データがあるんだ」。触れてはいけないことのような気がしてきたので、ここで止めておく。
GRⅢ