

秋田県の今年の春は、はっきりいって「寒い」。決して長雨続きということではない。地味に日射量が少なく(曇りばかり)、地味に気温が低い。例年GW期間に多くの農家が田んぼに水を張り、「代掻き(しろかき)」を行う。今年は例年の3分の1以下ではないだろうか。これが江戸時代であれば不作の前触れと騒がれているだろう。なんとなく「今年の一番の暑さ」を連呼する全国天気予報に騙されているけど、稲作農家にとっては結構大変なニュースだと思う。庄内、新潟などの他地域でも同様な状態になれば、米価格は更に上昇するだろう。全国ニュースは相手が「全国(実際は大都市圏)」なのだから良いとして、地元マスコミが何故全く取り扱わないのか。全国報道に迎合する言説ばかりで、たまに気温が上がれば地元TVニュースでは「今日は秋田県も暑くなりました!」と嬉しそうにニコニコしている。何のための地元放送局なのか。あ、話が逸れました。
我が家の裏庭の春も停滞している。マグノリアは例年通りだが、ハナミズキはやっと咲いた感じである。そんなわけで今日はモクレンと何だかよく分からない花の写真を掲載した。そういえば今年はチューリップが咲いていない(まあチューリプは球根を植えているわけではないので・・・)。いまいち名前が分からないけど、裏庭には色々な花が咲くようだ。
X-T5 / XF35mm F1.4R