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No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

箱庭の春は遅い

2025-05-08 | 風景・自然



秋田県の今年の春は、はっきりいって「寒い」。決して長雨続きということではない。地味に日射量が少なく(曇りばかり)、地味に気温が低い。例年GW期間に多くの農家が田んぼに水を張り、「代掻き(しろかき)」を行う。今年は例年の3分の1以下ではないだろうか。これが江戸時代であれば不作の前触れと騒がれているだろう。なんとなく「今年の一番の暑さ」を連呼する全国天気予報に騙されているけど、稲作農家にとっては結構大変なニュースだと思う。庄内、新潟などの他地域でも同様な状態になれば、米価格は更に上昇するだろう。全国ニュースは相手が「全国(実際は大都市圏)」なのだから良いとして、地元マスコミが何故全く取り扱わないのか。全国報道に迎合する言説ばかりで、たまに気温が上がれば地元TVニュースでは「今日は秋田県も暑くなりました!」と嬉しそうにニコニコしている。何のための地元放送局なのか。あ、話が逸れました。

我が家の裏庭の春も停滞している。マグノリアは例年通りだが、ハナミズキはやっと咲いた感じである。そんなわけで今日はモクレンと何だかよく分からない花の写真を掲載した。そういえば今年はチューリップが咲いていない(まあチューリプは球根を植えているわけではないので・・・)。いまいち名前が分からないけど、裏庭には色々な花が咲くようだ。


X-T5 /  XF35mm F1.4R

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落ち椿

2025-04-18 | 風景・自然


落ち椿を見る度に、京都の法然院に行きたいなと思う。京都に住んでいるとき、誰もいない時間に落ち椿を撮影しようと考え、朝早い時間に出かけたことがある。若い僧侶が石畳に椿を丁寧に撒いていた。最初は「なんだやらせだったのか」と驚いた。でもその様子を眺めているうちに、それはやらせではなく修行なんだろうなと思った。一度で良いから僕も自分で椿を撒いてみたいものだ。そのとき、どんな想いが去来するのか。あるいは何も考えないのか。それは叶わないだろうから、こうやって落ち椿を見つけたら写真に撮ろう。


X-T5 /  XF23mm F1.4R LM WR
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やっと河津桜が開花した(本当です)

2025-04-12 | 風景・自然


え??、と思う方もいるかもしれないが、裏庭で河津桜が開花した。秋田県では河津桜は4月に開花するのである。時同じくして梅も開花したので、関東圏から2月遅れといったところだろうか。河津桜は過去の記録を見れば、早い年では3月下旬に咲き、遅い年では4月半ば。でも大体は4月5日前後に咲くようだ。今年は平年より遅めである。咲いたのはまだ数輪である。他の蕾は雨に濡れながら準備をしている。これから一気に季節は駆け足となり、来週にはソメイヨシノも開花するだろう。

X-PRO3 /  XF90mm F2.0LM WR
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まだ梅も咲かない北国の春

2025-03-28 | 風景・自然

夏日が何たらというニュースが流れていた。僕の住む地では冷たい雨が降る肌寒い日が続いている。北国の春は中々来ない。一方で冬は早々に終わってもいるのも事実である。試しに梅の木を見たところ、蕾から綻びの気配は見えつつある。4月の二週目くらいに咲くと思われる。その頃は首都圏は桜が満開と鳴っているだろう。梅が咲くのと時期を同じくして、裏庭では河津桜も咲くだろう。その後、春は急に駆け足となって、全国各地に追いついていくことになる。北国の春は忙しいのである。


X-T5 /  XF35mm F1.4R
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姫に逢う流儀〜13時30分の辰子像

2025-03-02 | 風景・自然

別の場所に出かけ、ついでに田沢湖まで足を伸ばした。現地に着いたのは13時30分頃だった。田沢湖の神秘的で美しい光景を撮るのであれば、早朝(午後7時以前とか)あるいは夕刻に限る。もっと言えば厳冬期であれば更に良い。残念なことに僕はその時間に行く甲斐性がない。今回は別の用事がメイン目的だとしても、写真撮りとしてはあまりのやる気のなさ。さぞかし姫もがっかりしたことだろう。本当はもっと美しい光景がある筈なのに・・・。

X-T5 / XF14mm F2.8R
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今年最後の紅葉~小さな裏庭は営業終了

2024-11-22 | 風景・自然




今年は何の手入れもしなかった裏庭。なんだかんだ言って世話になった。無花果とアケビを収穫して食べたし、桜、紫陽花、薔薇、ハナミヅキ、チューリップ、ノウゼンカズラ、等々と多くの花が咲いた。この裏庭は全容を写すとがっかりするので、アップで胡麻化して撮らないといけない。それはそれで楽しかったりする。

その裏庭にもシーズンオフが近づいている。間もなく真冬の塩(雪)漬け時期になる。大きめの木だけは雪から顔を覗かせるが、殆ど雪の下に埋もれることになる。その様子を見れば、もう植物は絶滅するのではないかと思う。翌年にまた復活すると、それなりに感動する。そうやって僕は歳を取っていくのだと知った。この紅葉で裏庭の営業仕舞いとなる。今年もありがとう。

X-PRO3 /  XF90mm F2.0LM WR

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庭で菊が咲いた

2024-11-18 | 風景・自然



突然、庭に菊が咲いた。モノクロ写真だから分からないけど、黄色い小さな花だ。これは裏庭ではなく、玄関前の小さな場所に咲いた。Googleレンズで調べると、「シマカンギク」と出る。今まで咲いていたものが咲かなかったりする一方で、それまで無かった花が突然咲くこともある。不思議なものだ。気が向いたら、食卓に飾ろうと思う。


X-PRO3 /  XF90mm F2.0LM WR
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ヤマモミジの遊歩道

2024-11-17 | 風景・自然




秋田市の旭川ダム公園という場所だ。山奥の何もない場所だけど、この時期はヤマモミジが美しい。最近は訪れる人も増えたので、平日の仕事の隙をついて見に行った。結果的に午後の光が美しく降り注いでいた。

X-PRO3 /  XF16-80mmF4 R OIS WR
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先走って赤く染まる

2024-10-29 | 風景・自然

裏庭の葉が赤く染まった。全体的に染まったわけではない。写真の枝だけ真っ赤になり、あとはまだ青々としている。陽当たりの問題ではないと思う。どんな環境であっても、必ずそういう先走った葉(とか花とか実)が出てくる。裏庭の無花果(いちじく)もそうだった。ひとつだけ突出して早いのである。人間の世界だって同様かもしれない。先走った誰かが何かをやり、例えそれが失敗でも、あとに続く者がいる。進化とか変異もそういう生物の観測気球的な動きが最初にあるのかもしれない。まあ裏庭でそんなこと考えても仕方ないか。


X-PRO3 /  XF90mm F2.0LM WR

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裏庭の空、そして楽曲発表

2024-10-26 | 風景・自然


写真は裏庭の空。突然寒くなり、ストーブを用意したところ、何故か暖かい日が続くようになった。猫の性格みたいな気象だと思う。さて、少し前にも道祖伸人形の写真を掲載した。以下リンクの9月24日の記事である。雨振りで川が増水していて、越水しそうだった。もし道祖神人形が流されてしまったら悲しむ少女がいるだろうか、と思いつき、ジョークの作詞をした。川に流された道祖神人形を嘆く歌で、まあまあの出来だった。でも考えてみれば秋田県は大雨災害の直後であった。大雨の被災者の方がいるのに不謹慎ではないか、そう不安になった。ネタにする話ではない。その時点では被害情報は入っていなかったが、丁度能登地方が大雨に襲われていたタイミングだった(後に大被害が判明する)。そこで僕は詞を相当マイルドなものに変更した。面白味は消えたが、リンク先の記事として掲載した。ブログを見た方の反応も薄かったので、失敗したなあと思っていた(笑)。


そんな折、詞に自動的に作曲してくれるAiアプリを紹介しているブログ記事を拝見した。そこで作られている曲は驚くほどクオリティが高く、そのまま発売されてもおかしくないレベルだった。もうお分かりだと思うけど、僕も真似してアプリで作曲した。わずか数分で驚くクオリティのものが出来た。「道祖神」を音読出来なかった(ひらがなにすれば良かった)のが、たまに傷だけど、本当に驚いた。

しかも!!。作詞も2番~3番になると急にクオリティが上がる。これは僕が作ったのではなく、Aiが僕の意を汲んで、僕の乏しい言葉とは段違いの表現力で勝手に作ったものだ。もはや怖くなる。ジョークで10分くらいで作った作詞が立派な(?)曲になった。凄い、もう一曲!と思ったら、無料で作る枠は終わってしまったようだ。課金してまで作るのは・・・。お遊びはこのくらいにしよう。



恋の道祖神

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