久しぶりに宮城県方面に出かけた。県道の通行止めとか、熊出没騒動で無駄な時間を使ってしまった。やっと到着した町は、旧・津山町(登米市)である。この町は面積の8割が山林であり、イヌワシの生息地としても知られているそうだ。でも僕が撮影したのは町中であり、山林からは離れていた。面積比でいえば町の中心部を撮ったところで、全体の2割以下にしかならない。実のところ、この写真とは全く異なる顔を持つのかもしれない。たかが2割とはいえ、その2割の光景は僕の好みだった。
(追伸)
今回の訪問で登米市の旧9町を全て網羅した。宮城コンプリート(県内の旧市町村を全て訪問して写真を撮る)への最大の関門は、栗原、登米、大崎の3市であり、何と26もの旧市町村が存在する。今回の訪問で、それは全てクリアした。現時点での進捗状況は、宮城県71市町村のうち、58市町村である。
LEICA M10 MONOCHROME / Summicron M35mm ASPH