




番外編が残っていた。久しぶりに夜の秋田川反で一人しっぽりと呑んだ。まず渋い郷土料理店で「きりたんぽ鍋」を楽しんだ。きっと日本酒が最高に合うことは分かってはいた。でも日本酒にすれば間違いなく飲み過ぎる。そこはビール2本で我慢した。便宜的に1合と解釈しよう(もう少し多かったけど)。この日はトータル3合相当で抑えようと思っていた。日本酒に手を出すとプラス2合はいき、早くも上限値に達してしまう。僕にしては大人の判断をした。
そして一度態勢を立て直すべく、僕はジャズ喫茶ロンドに行った。ジャズを聴きながら酒を飲むと、これまた量が増えてしまう。でもこの店にはどう考えてもアルコールが似合う。しかし・・・。迷った末にまたしても僕は大人の判断をする。何とアイスコーヒーを注文したのである。この場は酔い覚ましとしよう。誰かは分からないが、スコット・ハミルトン的な太いテナーサックスの音楽が掛かる。嗚呼、良い。これにはバーボンだなと思いつつ、アイスコーヒーをストローで啜る。前向きに解釈すれば、随分とセーブしたのだから次の店で沢山飲めることになる。でもセーブすることばかり考えている自分が情けなくなってきた。呑むべき場面で我慢している。何だか白けて呑む気分ではなくなった。そうしてロンドを出た僕は、次の店に行くことではなく、マチアルキニストになって歩き廻ることを選択したのだった(掲載済み)。二軒目として、この店構えの店に入り、ここで酒を飲まないであれば、もう酒場放浪人ではない。そう思った夜だった。
そんな夜もたまには良い。
iPhone 15PRO
音楽を聴きながら、美味しい飲物を頂く等して寛ぐ場所というのが凄く羨ましい感じです。
店内の雰囲気、スピーカーやピアノの質感等、何か素敵な画です。「iPhone」の画ですか?!少々驚かされます。個人的にはその種のモノを使わないものですから。
それにしても、こういう御店で佳い音楽を聴けば、何か蒸留酒のグラスを傾けたくなるような気もします…
愉しい記事、好い画に感謝!
激減しているのが現状です。
今の時代、ジャズはもちろんですが
ロックも衰退の一歩です。
サブスクの影響でもうアルバムを通して
音楽を聴くなんてことが無くなるんでしょうね。
応援ぽち
このレベルではあれば十分ですが、原寸でみればそれなりの差はあります。
いまになって、やはり飲めば良かったなー、きっと音楽も3割増で良かっただろうなーと思っております。
ちなみにここは夜しかやっていないのですよ〜。
僕はサブスクも幾つかやっているし、ハイレゾのダウンロードやネットワークオーディプレイヤーもやっていますが、スマホで音楽なんか聴きません。
ジャズだと今だにレコードでしか手に入らないアルバムも多いです。死ぬまでレコードとCDメインで頑張ります!
一番よく聴くのはロック。
それも英国のロックが一番好きです。
この10年ほどの間に好きなミュージシャンが
次々に亡くなっていきました。
私が六十路になったのですから
仕方がないのですがねぇ。
応援ぽち
よく聴くものでは、クラプトン、ストーンズ。ロッドスチュワート。ジョージャクソン、レッド・ツェッペリンあたりがイギリス由来のミュージシャンでしょうか。
クラプトンはライブとかも行きました。いまは田舎なので無理ですが・・・。今回も行きたかったものです。
マチアルキしたときに、このお店は「いい雰囲気だなぁ」と、次(あったら、その時には)入りたいお店として、写真だけ撮ってきました^^
感性、似ているんでしょうか(^^;
この時は、南大通りのアケガラスで肉寿司を堪能しました。その記事は、既に投稿しました^^
町を歩く者、そこに到るのは必然。川反の必然の一つだと思います。
追伸:誰かが同じようにそこに至ると嬉しくなりますよね。