山形建築研究所 休憩室

ここは、山形建築研究所の休憩室です。ちょっとひと休みしていきませんか?玄関口ではなく勝手口からお気軽にどうぞ!

山形建築研究所 休憩室へようこそ!

山形建築研究所 休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 このブログは山形建築研究所の休憩室です。 イベント情報や現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々の話、事務所や我家での出来事等、日々感じた事などを趣味の写真を交えながら気の向くまま、勝手気ままに綴っていきます。 よろしくお付き合い下さい。

源平

2016年04月25日 | 南宇都宮のすまい
大工職による造作工事が着々とすすむ<南宇都宮のすまい>
構造補強が完了して壁・天井の下地、そして断熱材充填がほぼ完了。断熱材は高性能グラスウール16Kgを壁に105mm、天井に155mmを充填しています。
建具枠、巾木、サッシュ額縁などの造作材の加工された材料が現場に搬入され、順次取付られて行きます。

番号をふられた造作材は、杉フローリングの施工中のため、一時仮のラックの上で待機中です。GR DIGITAL 検.痢璽肇螢潺鵐亜
杉フローリングを張り、後を追いかけるようにして養生板(写真右下に立てかけられている板)でキズ防止の養生をされるためにしばらく見ることはできなくなります。
当然、この時期からは『土足厳禁』となります。

無垢材(特に杉・ヒノキなどの針葉樹)は製材の関係から、樹芯の周りを取り巻く赤っぽい部分の「芯材」と(その色合いから「赤身」と呼ばれます。)
それに対し、外側の白っぽい部分を「辺材」または「白太」と呼ばれる部分があります。・・・赤み、トロなどマグロのようですが←ちょっと脱線。(-_-;)
この赤身(芯材)と白太(辺材)が混在している板などを源平といいます。源平という言葉は、昔、源氏が白旗、平家が赤旗を掲げて戦ったことに由来しているようです。
白太部分は、木の表面を守っている外周部分なだけに、無節の美しい白材は、あまり多く採取できず希少品として珍重されます。
一方、赤身部分は、木の部分で一番耐朽性が高く、色合いも美しいので、高級材として扱われ、木の性質上、節が出やすい芯に近い部分から採取されるため、無節の物は希少価値の高い最高級品として重宝されます。
基本的に杉・ヒノキ材は赤と白が混在する『源平』となります。どちらか一方だけを揃えようとするとコストアップということになります。(希少なものだけにしようとすれば当然のことです。)

そこで、現場に搬入された材料を選別して、赤と白が混在しないように振り分けてから床張りをすすめていきます。(まあ、これが結構と時間がかかることなんですが・・・)
 

今回、玄関ホール・ファミリールームなどを『白太』、クロゼットへ『赤身』といった具合に振り分けてから張っていきます。

住まい手からの要望にはなくとも、こういった事を考えて設計、そして工事を行う・・・それが私たちの仕事です。(^^)v



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暮らしのはじまり

2016年04月23日 | 宮上野のすまい

春先には白い花を咲かせて春のおとずれを知らせてくれていた梅の木。気がつくと小さな実をつけていました。今朝の散歩道から・・・GR DIGITAL 掘.痢璽肇螢潺鵐亜
梅の果実の収穫は6月頃。梅酒・梅ジャム・甘露梅など様々な楽しみ方があるようで、強い酸味が魅力です。・・・おっと、唾が溜まってきました。(-_-;)


タイトルの頭に(仮)をつけた計画のはじまりは、おととし、2014年秋でした。
とっておきの居心地・・・家族みんなで食事をしたり、くつろいだりできる空間がある。それ以外の時間は、各人が思い思いに過ごすことができる。
すまいの中に、とっておきの居心地のよい場所を持てる、そういう場所を見つけ出しましょう!・・・という思いを込めてすすめてきました。
そして竣工の運びとなり、本日めでたくお引き渡しとなりました。

設備機器等の取扱い説明、引渡しの書類の取り交わし、鍵の引渡し等など、今回、完成見学会は行いませんでしたが、すまいの様子をスナップでご紹介。(^^

とっておきの居場所。ご主人はもとより、ご家族でもお使いになる書斎コーナー。写真左:寝室から。 写真右:コーナーに障子を設えたデスク。障子の先は階段。

写真左:階段からの見返し。階段手摺下に見える建具は子供の転落防止用。 写真右:壁に付いている『ポッチ』は木製の戸当り。

話はかわって、今回も竣工写真をきちんと撮っておきたいと思っているのですが、竣工写真の撮影時期を調整するのは結構難しくて。(^^;
引越し前だとあまりに生活感が無くて殺風景な写真になってしまうし、引越しを終えて家具などが入ってきてしまっても・・・
撮影時期を上手く調整させて頂いて、いい竣工写真をのこせればと思っています。
撮影はEさんご家族が、ひと段落してから(梅の果実収穫以降、この場を借りて)という思いでおりますが・・・(#^.^#)


そしてこの後、めでたくお引っ越し!
昨日まで「現場」と呼んでいたものは「すまい」へとかわっていきます。・・・あたらしい暮らしが始まります。
さらに、外構工事やメンテナンスなどのおつき合いは続きます。今後とも、よろしくお願いいたします。(^^)


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道具

2016年04月20日 | 南宇都宮のすまい

桜の花が終わると続いては、ツツジの花が見頃となった我が街宇都宮界隈。ちなみにサツキツツジは宇都宮市の自治体の花とのことです。以下、写真はすべてGR DIGITAL 検.痢璽肇螢潺鵐亜


以前の記事でお伝えした<一条の家>では、茶室の造作工事が大詰めです。

水屋で使う竹すのこの組み立て。白竹を並べてバランスを確認してから釘止めしていきます。

そしてリフォーム工事<南宇都宮のすまい>でも、大工職による造作工事が進めれれています。

引込み障子の鴨居枠の取付の様子。マクロ設定で断面にピントを向けたはずなのですが、ピンが違うところに飛んじゃってわかりにくいので・・・図面で。(-_-;)
道具(カメラ)はいいものなんですが、撮り手の腕がネエ・・・(汗

刃掛け(はっかけ)数寄屋づくりの手法として壁止まりになる造作材の見付を消してしまおうという発想から生まれた納まりで、床の間の落し掛けや、建具枠等に用いられます。
内法の高さが低いことから、建具枠の見付部分(正面から見える部分)を薄く軽快に見える仕上がりになるようにディティールを決めました。

そんな造作工事に使うのでしょうか、現場には箱入りの鑿(ノミ)のセットが・・・。

なにげなく現場に置かれていますが、どうやらこの道具は高価なものらしい・・・。
もっとも、道具が良いからといって腕が良いとは限りませんが、腕が良い職人は道具を厳選しているのもまた事実。
ここは後者と捉えて造作に期待・・・と、大工・某氏(お父さん)にプレッシャーを。(^^)v

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田母沢

2016年04月14日 | 仕事
自然公園法とは、自然環境の保護と、快適な利用を推進する事を目的として定められた法律。一定の条件を満たす地域を公園として指定しています。
でも自然公園の指定地域だからと云って全面的に開発を禁止している訳ではありません。様々な産業活動を行なうことを一定の条件下で許容しています。
地域の自然環境の実情に応じて地区を設定し管理を行っています。そんな管理計画の内容について教えて頂くために、田母沢にといったわけです。もちろん仕事です。(-_-;)


出掛けた先は日光市田母沢にある日光自然環境事務所、環境省の関東地方環境事務所の出先機関。

で、相談を終えて。ここまで来たんだからと、ちょっと寄り道をして<田母沢御用邸>へ



のんびりと、しばし散策・・・ガラス越し、灯篭越しに見える桃色の花は、アカヤシオ

観て回っているうちに気になりだしたのは・・・

写真左:石垣張りの障子。その名の通り石垣を組んだように張られています。
昔は、紙がとても貴重なものでしたので、襖や障子には帳面を貼り付けたりしたようです。今のように大きな紙がありませんので石垣を組むように張ったようです。

写真右:付け樋端(ツケヒバタ) 一般の鴨居のように溝を彫って樋端をつくるのではなく角木を付けて樋端としています。
溝を彫る道具が未発達だったため、鴨居などに直接溝を彫ることが困難だった時代には、別の細い角材を打ちつけて溝にしていました。

・・・そんなところに。(-_-;)


まだ春はこれからといった日光。ちょっと寄り道でした。(^^
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追い込み

2016年04月12日 | 宮上野のすまい

花びらよりも緑色の葉の割合が多くなってきたマイ標本木。今年も楽しませていただきました。 GR DIGITAL

先日の雨でソメイヨシノの花もそろそろ終わりかなぁ・・・なんて思いながら<宮上野のすまい>の現場へ。
工事はいよいよ追い込み段階に入り、現場では様々な職方が出入りしています。

主寝室からつながる書斎コーナー。デスク正面の開口部からの柔らかな明りが寝室へとこぼれてきます。


キッチンカウンターからパントリー、ユーティリティー土間。この時期の現場には小型の脚立が活躍(持ち主の名前入り!)


ユーティリティー土間スペースから玄関方向を見る。建具職により木製玄関扉が吊り込まれハンドル等の金物が取り付けられていきます。
大工職による造作棚板の取付、外部では左官職によるポーチ土間の砂利洗い出し工事が進められています。

設備機器の据付けが完了して、照明器具、スイッチ・コンセントのプレートが取り付けられています。
なんだかんだとごった返している現場ですが、この後は床の養生ボードがはがされ塗装職が現場に入ってきます。




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工事進捗

2016年04月06日 | 南宇都宮のすまい
桜の開花状況や愛犬の話題等が続いている当ブログですが、本来は建築設計事務所のブログです。くれぐれもお忘れなく。(^^;
ということで今日は現在進行中の現場の進捗状況の話題で・・・

前回の報告からずいぶんと間が空いてしまいましたが、順調に工事が進んでいる<一条の家>の現場から 写真はすべてGR DIGITAL

『本格的じゃなくても・・・』と云いながら広間の工事が進んでいますが、すまい手Nさんから出される資料は『本格的じゃない』ものではないようで・・・
慣れない工事をする大工職との現場打合せです。特に水屋の工事については、材料の手配先は?なんていうところから。

窓枠の見込み寸法が通常の寸法の2倍となっていますが・・・

この<一条の家>は付加断熱を施工する断熱性能の高いすまいでもあります。柱間に充填された105个涼杷材のさらに外側に105个離哀薀好Α璽襪鯢娉辰垢襪箸いΔ發痢
こちらの施工は建築会社、大工職ともに慣れたものです。


続いては<南宇都宮のすまい> 前回の記事では、あまり変わり映えのしない写真でしたが・・・
ところがここに来て素人の方にも進捗の状況がよくわかる状態に (^^)v・・・という事で今日の現場の様子です。

不陸を調整し床下地を施工し、断熱材充填、床下地合板張りが完了しています。


柱や梁の補強、耐力壁の追加等を行った後、柱の撤去に伴う小屋組や梁の補強工事を進めることになります。
このリフォームの主目的は家族構成の変化に伴って不要となった個室で小間割りになっている空間を大きく広くするという点ですが、そのためには既存の柱をいくつか取っ払わなければなりません。
となると既存の構造部分には荷重が集中しますから、柱の付加や梁の補強が必要になってくるわけです。
これまではあまり現場写真では進捗をお伝えしにくい状況でしたが、これからは一気に現場が進展していく事でしょう・・・たぶん。(^^)

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桜雨

2016年04月04日 | 家族

昨夜から降り始めた雨はソメイヨシノの花びらを散らしてしまう雨にはならなかったようです。GR DIGITAL 検.痢璽肇螢潺鵐亜
桜の時期になるとおかげさまで話題にはこと欠かない当ブログです。(^^


桜の花からのカタチつながりで<エリザベスカラー>、我が家の愛犬チュウの話題を・・・家族のことなので写真は控え目で。(^^;
先月末の去勢手術後からカラーがつけられて、かなり不自由な日々送っています。エリザベスカラーもかなり貫禄がついてきたようで・・・

去勢手術についての賛否は様々ですが、手術を行うことを選びました。
何と言っても一番の理由は前立腺肥大や精巣腫瘍といった病気を防ぐことができることです。犬の死亡率として多いのはガンや心疾患とのことです。
残念ながらガンにかかると対処のしようがありません、手術によりガンにかかる確率が減らせます。以前飼っていたシュシュを泌臓にできた腫瘍が原因で亡くしたことも理由のひとつです。

次には突然の問題行動を防ぐこと、発情によるストレスが少なくできるといったことです。
おだやかに暮らす時間を得た犬は、それまで以上に良きパートナーになることができ、そのことで犬自身の幸せにつながると思います。

手術をすることをかわいそうだと思う人は多いようですが、手術をしないこともまたかわいそうなことだと思います。
手術をしないことによる心身の負担について考えて決めました。




桜が満開になる頃にはエリザベスカラーも外れます。もうちょっとのガマンです。(^^ ←親バカのコメントでスミマセン。






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花開き

2016年04月01日 | 南宇都宮のすまい

週の初めに降った暖かい雨は、期待にたがわず花咲かせの雨となったここ宇都宮界隈。事務所近く貝殻公園(正式名称:桜美公園)のソメイヨシノも一気に花開き、の観。
前回の記事<開花>で週末にはチョイと早いと書きましたが、まあ満開とはまではいきませんが見頃となりました。


さて、<南宇都宮のすまい>では・・・
こちらも記事<木工事着工>以後も週一回以上は現場に行って写真は撮っていたのですが、下の写真のようにパッと見(特に素人の方には)あまり代わり映えしない写真・・・まあ、業界の方ならそれなりの変化はわかるでしょうけれど。


墨出しの作業を進める大工職の親子・・・目線を入れたほうが良かったでしょうかね? GR DIGITAL 掘.痢璽肇螢潺鵐亜
・・・ということで今日の現場の様子です。(^^)v



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開花

2016年03月28日 | 仕事

桜の時期になるとおなじみですが、事務所近くの貝殻公園のソメイヨシノ、マイ標本木が開花です・・・5輪以上の開花を確認したので開花宣言!です。
ニュースで伝え聞く東京都心の桜と比較すると遅咲きといった感じですが、我が街の開花時期としては例年並みといった感です。
ちなみに気象庁発表の開花予想は3月29日、予想満開日は昨年より3日遅い4月5日とのことです。
なので、見ごろは今週末ではちょいと早いようで、来週半ばくらいになりそうです。お出掛けの方は参考にしてみてくださいね・・・以上、宇都宮市桜界隈の開花実況でした。(^^)


そんな春めいてきた昨日、第28回とちぎ県産材木造住宅コンクールの表彰式に参加してきました。

頂いた賞状は栃木県産杉材を薄くスライスした、杉で出来ている紙。天然の木目、ほのかな香りがします。 以上2点ともGR DIGITAL

表彰式の後の意見交換会では、様々な意見が出ました。
みんなが木をもう少し気楽に使ってみようという気になることが大切だと思います。なまじ木の歴史が長いものだから、『やっぱり柱はひのきでなくちゃ』とか
『柱は柾目の杉で天井はけやきの一枚板が』などと価値判断が妙に道楽じみたところにあるからいけないのです。
木の良さは様々な良いところがデータとしてあげられています。<木のどこがいいの?>参照
木目が通っていて綺麗だから音の反射が良いとか、柾目の杉だから吸湿性が特に良いということは特にありません。
だから性能として木の良さを評価するという気持ちになって、なにも銘木にこだわる、希少価値にこだわるといった世界にはまらないで
とにかく健康な本物の(表面に木目を印刷したようなプラスチックなんかじゃなくて)木を使ってみようというところが大事なところです。

これを機にさらに良質な住まいづくりのお手伝いができますよう、がんばってまいります。(^^)v

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もうちょい!

2016年03月25日 | 雑記帳

事務所近くの貝殻公園の桜。マイ標本木の状況は『もうちょい!』 GR DIGITAL 検.痢璽肇螢潺鵐

栃木県の標本木は宇都宮地方気象台構内(栃木県宇都宮市明保野町1-4)にあるそうですが・・・
『初桜折しも今日はよき日なり』 芭蕉の句ですが、初桜がちらほら咲いてお天気も良くよい日です。



ここからはオマケ・・・親バカな一枚。(-_-;)

桜の花を背伸びしながら撮っている飼い主を不思議そうに・・・GR DIGITAL 検‥宜トリミング。
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