山形建築研究所 休憩室

ここは、山形建築研究所の休憩室です。ちょっとひと休みしていきませんか?玄関口ではなく勝手口からお気軽にどうぞ!

山形建築研究所 休憩室へようこそ!

山形建築研究所 休憩室にお越しいただきありがとうございます。 私たちは、首都圏北部の中核と言われる宇都宮市に事務所を置き、栃木県全域をはじめ、関東近県を設計業務範囲の核として、住宅設計を主として行っている建築設計事務所です。 ここは山形建築研究所の『休憩室』です。現在進行中の建築現場のレポートをはじめ、住まい、建築にまつわる諸々、事務所や我家での出来事等公私、織り交ぜて思いつくまま、気の向くままに綴っています、よろしくお付き合い下さい。

生活を包む『器』

2015年07月27日 | 仕事
すまいの計画を進めていきたいと云う方と初顔合わせ!
敷地のこと、ご予算のこと、そしてご家族のこと・・・等など、プランを提案するために必要な情報をヒアリングしていきます。
どの情報もすまいづくりのためには重要な事柄ですが、重要なのはご家族の暮らし。

建物というのはいわば容器、入れ物です。そこに何かを入れるために容器はつくられるはずです。
ビールは炭酸が抜けないように、フィルムは感光しないようにというように出来ています。
住宅がそこに住む人の暮らしを包み込む『器』だとするならば、まずその中にどういう生活がが入るのかを良く考えてみる事が重要!
住宅(うつわ)によって生活が決まるわけじゃありませんからね。
家族の様子をじっくり観察して良く考え、それに合うような『器』どう作ればよいのかを考えればなりません。


『住宅調書』にそってヒアリングを進めましたが、すまい手のお母さんの年齢が私とひとつ違いだったことがちょっとだけ印象的でした。(-_-;)

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『大暑』二日前・・・

2015年07月21日 | 雑記帳
関東地方では梅雨が明けて、暑い毎日が続いています。

月の満ち欠けによる太陰暦を使っていたころには、季節感にズレが生じてしまっていました。この季節感のズレを修復するべく考え出されたのが『二十四節気』
地球から見た太陽の通り道を15度ごとに24分割したもので中国から伝わったとされています。
曇りや雨の日よりも、天気の良い日のほうが暖かいと感じるもので、その日の気温は日照時間にかなり左右されます。
しかし、日照時間が一番長い夏至よりも、7月、8月の方が暑く感じるのはなぜなのでしょう?
日照時間の差によって、夏至に一番暑く、冬至に一番寒くても良いのではないかと思うのですが・・・

自称!熱血科学青年?が調べてみました・・・
日射によって暖められた熱が空気に伝わり気温は上がります。晴れた日の最高気温も日射量が最も多い12時より約2時間ほど遅れて最高気温となります
同様に年間の最高気温も地面、空気が暖まるまで時間がかかるため太陽高度が最も高い夏至より遅れて最高気温となるわけです。
日本の夏の前には梅雨があり、日照時間が短いために最高気温にはならず、梅雨が明けてから本格的に地面が熱せられて夏至から約1ヶ月後がピークとなるわけです。
2日後に控えている、大きく暑いと書く『大暑』は夏至から約一ヶ月後。


部屋の中で仕事をしているのに、「暑い暑い・・・」と云っていては現場の皆さんに申し訳ありませんが・・・暑いものはやっぱり暑い!(^^;
水分を十分に摂ってエアコン等を上手く使って熱中症などにならないように、くれぐれもご自愛のほど。


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キャンペーン価格

2015年07月13日 | 宮上野のすまい
天気予報通りに今日も猛暑日となった宇都宮界隈。二日続くとさすがに堪えますが、天気予報では明日も・・・ということです。

そんな中、今日は<宮上野のすまい>の建築確認申請を提出しました。以前は特定行政庁の建築主事宛に提出して審査を受けていたのですが、
平成11年の建築基準法の改正で、特定行政庁の建築主事が行ってきた確認検査業務について民間機関が行えるようになりました。
数年前からうちの事務所でも民間機関に提出するようになりました。
「民間」となれば申請に係る費用もそれぞれの「企業」によってさまざまです。競争の原理が働くことになります。
そして、今回の提出先は「株式会社総研」・・・特定行政庁に比べて割安なのです。さらに期間限定で特定の規模、種別に限りキャンペーン価格を実施中。(^^)
<例えば、200岼米發裡換羞築物の確認と完了検査で通常料金52,000円のところ、 期間限定プライス39,000円>とのこと。
以前では申請料のディスカウントなんて考えもしなかったことだけに、続いている暑さ以上に驚いているところです。


話題とは何の関係もありませんが、夏祭りが近い我が街。暑い日はしばらく続きそうですので、ブログをご覧なっていらっしゃる皆さま、くれぐれもご自愛のほど。(^^)v
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揃い踏み

2015年07月10日 | 宮上野のすまい
今日は工務店3社に見積をお願いしていた<宮上野のすまい>の見積書提出日。
予定通り見積が上がってきたのですが・・・

・・・概算見積からでは若干のオーバーではありますが、「ドヒャー」と声を上げてしまうような金額ではなく、ホッとひと安心。(^^
ほぼほぼ想定の範囲内での揃い踏みということになりました。
こんなことは山形建築研究所史上初!(←あくまでも記憶の範囲内ではありますが…)
まるで公共工事の入札のような金額の並び・・・もちろん談合なんぞはありません。(^^)

こうなってくると、逆にどの工務店を選ぶのかが難しいところです。
競争入札なら1円でも安いところに落札、即決定!と簡単ですが
見積合せの場合は工務店の得手不得手(言い換えればこの工事が要求している内容に対しての向き不向き)や
見積書から匂い立つ意気込みを含めて検討するため、なかなかに難しいのです。
どの工務店も「仕事が欲しい!」という意欲がビシビシ感じられる見積書の内容で…尚の事、難しい。(^^;

今週末に住まい手Eさんご家族と協議して決定へ、ですが、何を決め手にするのか?そんなところが選択のポイントになりそうな感です。

ということで当ブログを見ている工務店の皆様、結果の返事はちょっとお待ちください。(^^)v


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雨の日の現場

2015年07月09日 | クマさんのすまい
今日は午後から《クマさんのすまい》の現場打合せでした。


クロゼット(収納室)から北庭を眺めて・・・GRデジタル掘.痢璽肇螢潺鵐亜


玄関ホール窓越しの眺め。

雨の日の写真は静かなイメージで撮られていますが…
今日の打合せはすまい手のクマさん、建具職、そして最後には大工職も加わっての賑やかな打合せでした。
外部足場が撤去され工事進捗はいよいよ佳境へというところですが、雨の日ということで外の様子は、お預け!です。

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建舞

2015年07月04日 | 仕事
梅雨の真っ只中ですが、今日は曇り空ながらもなんとか雨は降らずにいてくれた7月の土曜日。
<十一間の大屋根>の現場では上棟式。建物の新築の際に行われる祭祀で、他の呼び名は、棟上げ(むねあげ)、建前(てたまえ)、建舞(たてまい)など・・・
タイトルの「建舞」は、今日の現場の様子をお伝えするために、子供のころの呼び名にならって 「建舞」に
というのも昔ながらに餅をまいたり福銭を散銭したりという盛大なものでした。
そんな様子を「ババッ!」と写真でご紹介‼︎ 以下 GRデジタル


魔除けのための 「弓矢飾り」


祭壇と棟札


四方固め、<切麻散米


初めて目にした儀式・・・

そして直会(なおらい)へ・・・



「宴もたけなわではございますが・・・」というところで中座させていただきましたが、心に残る宴でした。
はじめに書いた写真でババっとというのは、盛大な!直会の様子から想像していただければ…m(_ _)m

改めまして、Aさんご家族をはじめとして、関係者の皆様、ありがとうございました。


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再登場

2015年06月29日 | クマさんのすまい
『ゆっくり』と云ったイメージではありますが順調に工事が進んでいる《クマさんのすまい》・・・大工工事もそろそろ佳境といったところです。
先週の定例打合せの現場からのリポートです。


玄関床に敷設された甲丸(コウマル)レール。GRデジタル掘.痢璽肇螢潺鵐亜
甲丸レールは最近の住宅では、なかなか見ることがなくなってしまった部品です。ちょっと前の住宅では木製建具のレールといえば、まず甲丸レール。
かまぼこ型の断面形状、その上を走る戸車は専用戸車を使っていました。
かまぼこ状の脳天から釘打ちで止めていたため、釘の上を通過すときは音が出てしまったり、釘止めしていない部分は曲がりやすかったりしていました。
定番だった甲丸レールは、溝をついて埋め込む事で、ずれたり音が出ないVレールに代わってきました。

でも溝のあるレールは溝の中に砂やほこりが入ってしまうと戸車がうまく動きません。なので、玄関など土足で使用する部屋には使えません。
そこで一度退場した「甲丸レール」の再登場!
ただ、レールだけに建具の重量を負担させないようにハンガーレールで建具を吊っておいて、レールの役割は「ガイド役」
しばらくぶりの登場なので、ちょっと負担を軽くしましょう・・・といったところでしょうか。

写真の中で3本のレールが見えますが2本が引き違いの玄関建具、残りの1本は網戸用。右側に見えるステンレスは床仕上げの見切材。
現場での取付作業は強度はもちろんですが、精度も要求される難しいところでしたが、無事に取付完了しました。
きちんと並べるためにレールの下でちょっとした工夫が隠されているんですが・・・それは内緒です。


ここからは今日のおまけ。きちんと並んだ・・・




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見えないところでも

2015年06月25日 | 十一間の大屋根
梅雨の晴れ間を縫って工事が進んでいる<十一間の大屋根>の現場。
雨の多い時期に屋根下地ということになってしまいましたが、養生シートで木材を濡らさないような気配りが感じられる現場。(^^


施工を担当する工務店のブログでは施工状況をアップしている様子なのですが・・・今日は「GRデジタルの・・・!」なんて話じゃなくて。(-_-;)
屋根の下地に碁盤の目のように組まれたタルキ。さらに不自然と思えるように開けられた穴・・・?
まず、井桁状に組まれたタルキは、外観デザインを簡素に見せるため(妻面に母屋の断面を出したくない)という思いの裏側ではこんなことをやっているんです・・・といった事でしょうか。
そして、不自然に開けられた穴は、構造上必要な妻面に伸びるタルキ、でも屋根下で屋根頂部へ通気もなければといったところから開けられた穴なのです。

工事が進んでしまうと見ることが出来なくなってしまうけれど、建物にとっては構造上、耐久性の点でも重要な部分。これも『縁の下の力持ち』という部分なのです。

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道具として

2015年06月22日 | 十一間の大屋根

先週末は<十一間の大屋根>の建て方でした。
週末の打合せの都合から現場で立ち会えたのは朝のうちだけでしたが、週が明けて月曜日は思った以上の進捗具合。
確認のために現場に足を運びました。愛機GR君を忘れてiphoneで撮影。(-_-;)
ここのところFBやブログにiphoneで撮影した写真がUPされて、『iphoneでもなかなか・・・』なんて思ったりもしていましたが

ところがさにあらづ・・・

撮った写真を画面上で見てみると・・・『GR君、ゴメン・・・』といった感。
まあ、撮り手の思い入れの大きさも違っているのでしょうが、上の場面をGRで撮っていればと思うばかり。

手に馴染んだ道具の秀逸さを改めて感じた今日でした。(^^

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夏珈琲

2015年06月15日 | 事務所
ずっと暑い日が続いていますね。外で作業をする仕事ではないのに『暑い!暑い!』と云うのもどうかと思われますが・・・
暑いのは気温だけじゃなくて、業務のほうもかなりヒートアップ状態! ケツを・・・失礼!おしりを叩かれて、もしくは叩かれそうな毎日を過ごさせております。

能率アップを目指して、6月初め頃から早起きをして仕事に取り掛かる様な習慣をつけましたが、夜になると眠いこと眠いこと・・・(^^ゞ
まあ、早起きは三文の得と云いますのいで、しばらくはこの調子で今年の夏をのり切りたいと決意を固めて←ちょっとオーバー過ぎ。


写真は蔵出しで、先週現場で見つけた<小雨に濡れたアジサイ> GRデジタル掘.痢璽肇螢潺鵐亜

←こちらは夏をのり切るための
暑い、じゃなくて『あったかい珈琲で一息』 (^^)v
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雨の季節に

2015年06月08日 | 我が街

今日は午後からリフォームのご相談でした。打合せの合間にとなりに建つ平屋建て屋根が気になって・・・これから雨の季節に入りますからねェ。
事務所に戻ると『関東甲信地方が梅雨入りしました・・・関東では明日午前中は雨!』とのこと・・・んーん、タイムリー。雨にちなんでちょっとだけ思うことを書いてみます。



日本語にはありませんが、ラテン語系の言葉では名詞には女性名詞、男性名詞に区別されていて、ドイツ語には中性名詞まであります。
家は、ラ・メゾン、ラ・カサです。「ラ」つまり女性名詞、ドイツ語では中性名詞ですが、ラテン語系のフランス語でもイタリア語でもスペイン語でも、家は女性です。
理由は、家のつくりによるものだと思われます。家のつくられ方は、その論にいろいろあるにしても、それが建つ地方の気象・風土に支配されていることは事実です。

夏、暑さが厳しく、冬も寒い大陸型気候の中近東、ヨーロッパ等では、土、石やレンガ等の厚い壁で囲まれた「子宮のような」、暑さ寒さを壁で閉ざす家が必要になります。
周りを子宮のように壁で囲まれた壺のような家だから「女」だというわけです。

イソップの童話で、わらの家、木の家、レンガの家で最後にレンガの家が残るという『三匹の子豚』の話がありますが、
「家はやはりレンガだよ、レンガが一番いいね、暑さ寒さだけでなく外敵の入れない家ができるね」と子供たちに教えているわけです。

子供の頃『どうしてレンガの家なんだろう? どうして木の家じゃ駄目なんだろう?』と子供ながらに不思議でなりませんでしたが・・・

私たちの暮らす、東南アジア系のモンスーン気候帯では、多雨が特徴ですから、その雨露をしのぐということが最初に出てきます。
東南アジアというのは非常に降水量が多いところで、東京ではパリやロンドンなどの先進国の首都の約三倍の雨が降ります。
ですから東南アジアのほうでは雨を防ぐ厚い屋根がまず家の原点となります。さらに照りつける日射を遮るためにも必要となっていったのです。

『屋根』って大切なんですね・・・隣のちょっと古くなっている瓦屋根がまた心配になってきました。
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ちなみに『ちょっと古くなった瓦屋根』っていうのは叔母の家の屋根です。(^^ゞ



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思い立ったが吉日!

2015年06月01日 | 休暇
6月1日、6月初め、さらに週の初め・・・そんな月曜日の朝に思い立ってしまったんです。思春期の子供が家出を計画するように←ちょっと大げさ!
新国立美術館で開催されている<ルーブル美術館展>が6月1日までということ、以前からどうしても観たかった『フェルメール』・・・
そんな言い訳のもと平日にも関わらず、抱えている仕事のことが気になりながらも朝7時には家を出て、向かったのは六本木!

『天文学者』を観たのだから、今度は『地理学者』もなんて・・・
事実、この二つの絵画は結びつきが強いそうで、描かれているモデルは同一人物とも云われているそうで、<風俗画>としての様々な経緯が含まれているようです。


展示会場はもちろん撮影不可。展示を見終えて一息つくと気になるのは建物。(^^ゞ 黒川紀章の設計による新国立美術館 GRデジタル掘.痢璽肇螢潺鵐亜
アトリウムは好感が持てますが、やわらかく毛深い独特の建築のファサードは目の当たりすると少し暑苦しく感じるのは僕だけでしょうかねェ。

その後、ちょっと寄り道をして<旧岩崎邸庭園>へ

ジョサイア・コンドルの設計による日本における洋風建築の・・・なんていう話になるんでしょうが
興味の対象は、完成当時には建坪550坪に及んだという洋館をはるかにしのぐ規模があったという『和館』


岩崎久彌が実際の暮らしをしていた・・・なんていうところが気になって気になって仕方がないところです。

仕事から離れたつもりで出掛けた6月の逃避行でしたが、建物のことが気になって・・・そんな一日でした。(^^

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小雨

2015年05月29日 | 仕事
定例打合せに出掛けた大平下、『クマさんのすまい』。打合せをしていると雨が・・・


小雨に濡れたどくだみの花 GRデジタル掘.痢璽肇螢潺鵐亜
わずかでしたが渇きをいやしてくれました。(^^)v
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薄暑

2015年05月27日 | 十一間の大屋根
高気圧に覆われ強い日差しで気温がグングン上がっている宇都宮界隈。 5月に二日連続で夏を思わせるようなことはめったにないことだと・・・


打合せに出掛けた<十一間の大屋根>の現場で見つけた黄色い花。たぶん春菊かなと思いますが、季節はすでに夏。(^^;


先週の配筋検査後に基礎底盤のコンクリートの打設を終了し、立ち上りの鋼製型枠が組み立てられ二回目のコンクリート打設を待つ現場。 GRデジタル掘.痢璽肇螢潺鵐亜
現場は来月中旬に予定している建て方へ向けての準備が進行中。そして今日はプレカット施工図をもとにチェックと確認の打合せでした。

移動する車中で聞いたラジオでは、2004年以来の五月の暑さとのことでした。皆様くれぐれもご自愛のほど。




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夏めく

2015年05月22日 | 十一間の大屋根
草木の緑色も増してだんだんと夏めいてきた宇都宮界隈。気温が上がってきてはいますがスッキリと一年の中でもすごし易い季節です。
そんな夏めく午後、<十一間の大屋根>の現場では基礎工事が進行中。進捗に合わせて配筋検査のために現場へと。


瑕疵保険加入のための日本住宅保障検査機構、略称JIOによる検査にあわせて配筋検査を行いました。 GRデジタル掘.痢璽肇螢潺鵐亜

検査のポイントとして・・・配筋の詳細を確認することは当然なんですが、全体を眺めてみて綺麗に見えるかどうか・・・
鉄筋がキチンと組まれていれば美しく見えますから、まず直感的に全体を眺めて見ることも重要ポイントです。

JIOによる検査の指摘事項はなく、事務所の検査も問題なく一部鉄筋の付加を指示して無事に検査終了。(^^
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