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No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

猫のゴールデンウィーク

2025-05-05 | 


今年のGWは家にいる時間が例年と比べ多い。猫は満足のようだ。首輪ハゲのところからは中々毛が生えず(薄っすらとしか)、相変わらず首輪なしの生活をしている。遊ぶ時間も増えた。ここ数年は玩具にそれほど興味を示さなくなったが、試しに買った「繭」を使った玩具が気に入り、狂ったように遊ぶ。お腹が空いておやつを要求する。そして夜になると疲れて早々に寝ようとする。写真はモノクロだけど、これぞ猫のゴールデンウィークではないか。こうやって平和な時間が、いつまでも続くことを願っている。

X-T5 /  XF23mm F1.4R LM WR
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我が家の猫、14歳になる

2025-04-24 | 

我が家の猫、銀次郎くんが14歳になった。銀次郎君は「25歳+α」まで元気に生きることを目指している。だからまだまだ道半ば。今後も食事と運動には気を使っていこう。まあでも本人(本猫)は、気ままなものである。

既に先代のオス猫の年齢を超え、来年にはボス猫の年齢を超える。嘘みたいだ。これからの一日一日を大事にしていきたい。猫生はまだこれから。楽しくやろうぜ!

X-T5 /  XF35mm F1.4R 

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ネイキッド銀次郎

2025-04-09 | 



我が家の猫、銀次郎くん。首輪をしていない写真である。随分と印象が変わり逞しく見えた。別に太ったわけではない。首輪が当たる部分が擦れて、ハゲになってしまった。動物病院で診てもらったところ、毛穴に問題はなく、一月ほどで新たな毛が生えてくるだろうとのことだった。精悍だと褒めたら、いつもの大あくび(二枚目)をした。

X-T5 / XF56mm F1.2R WR


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猫の静かなる時間

2025-03-26 | 



猫のお気に入りスポットは、ソファの背もたれである。静かにそこに同化しているので、時折気づかずに勢いよく座ってしまうことがある。猫は不当な事故が起きたような顔をして何処かに行ってしまう。僕がそのまま座っていると、今度は腹が立つのだろう。勢いよく走ってきて、ジャンプして僕を攻撃することがある。今度僕が驚いて場所を譲る。場所を取り返した猫は静かに佇み、平和そうな欠伸をする。我が家のモノクロームなひと時である。

X-T5 / XF56mm F1.2R WR
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残念なファーストショット

2025-03-05 | 

ここでいうファーストショットとは、そのレンズで撮る最初の写真ということだ。家の防湿庫の奥に眠るレンズ3本等々を売却し、代わりに新たなレンズを1本購入した。家のカメラ群も統廃合を繰り返し、大分整理された。カメラ版令和の大合併である。レンズは出ていくことはあっても、新たなレンズが入ってくることは稀になった。その滅多にない新たなレンズ。ファーストショットが今回の写真である。夕刻の薄暗い室内で、猫は知らないレンズを警戒して逃げる。しょうもないファーストショットになった。大抵、僕が撮るファーストショットは残なものになる。

以下は備忘録を兼ねたレンズでの能書きなので、読んでも意味はありません。スルーして下さい。

さて、今回のレンズはXF23mmF1.4 R LM WR である。新しいラインナップのレンズで、描写能力は言うまでもなく高い。23㎜レンズは僕の主要装備である。これまではXF23mm F2R WRというレンズをメインに使っていた。メリハリの効いた描写のレンズである。軽量コンパクト(しかも安い)。更には防塵防滴構造。街撮りにピッタリで雪の中でも使い易いレンズである。旅にも向いている。だが問題が一つある。レンジファインダースタイルのX-PRO3に装着すると滅茶苦茶格好良いが、一眼スタイルのX-T5に着けると格好悪い(笑)。先細りのレンズがあまりに不格好だ。そんなの描写に関係ないじゃないかという向きもあるとは思う。でも姿形は撮影のモチベーションを保つために重要な要素でもある。道具というのはそういうものだ。本来はまだ能書きは続くのだが、内容は乏しいので省略する。とにかく、しばらく前から家中の不要レンズの売却を進めてきた。今回、追い金4000円也で新しいレンズを購入したわけだ。サイズ感が少し大き過ぎるが、描写は上々である。まあ今はプラシーボが効いているので、ゆっくりと評価していきたい。XF23mm F2の方は、このまま温存して併用する。

X-T5 / XF23mmF1.4 R LM WR


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天気について毒を吐く

2025-02-23 | 


冬が終わる前に青森(五所川原)に行きたい。そう思っているけど、毎週のように「最強寒波」が何たらというニュースが流れる。だから今回も断念した。丁度、猫の日だから猫と仲良く遊ぼうと思った。でも気象庁のやり方と、その指示に従った報道には疑問を持っている。北東北では色々と自粛しまくりで、全くお金を使っていない人も多いだろう。まあラッキーとも言えるが、積もれば地方経済には大きな影響がある。今回の大雪は(も)、青森県(及び秋田県北部)、そして新潟以南の北陸地方、そして福島県の一部であり、東北地方の他地域は決して大雪ではない。

土曜日朝のNHKニュースを見たところ、まず大雪のニュース、その次は「大雪の影響は交通事故にも及んでいます」と言い、長野県での交通事故のドラレコ映像が流された。そして「事故当時、道路には積雪はありませんでしたが、道路はブラックアイスバーン状態だった」と解説していた。・・・。ブラックアイスバーンは積雪はないけど、道路が凍結している状態である。さりげなくぶっ込んでいるけど、要は大雪と事故は直接関係ないですよね。単なる厳冬期の凍結による交通事故であり、ドラレコの良い映像が入手できたので、無理矢理に結びつけているだけだ。報道機関特有の結論ありきで内容を構成する典型例だ。NHKがこんなことをしてはいけない。長くなりそうなので、ここで辞めておく。出鱈目な天気報道については、改めて書こうと思う。優秀な観測網を持っている気象庁であれば、正しい情報を流して欲しいものだ。憤慨する僕の横で、猫の日ボケした我が家の銀次郎がひっくり返っていた。まあ青森が大雪で、JR奥羽本線の運転見合わせがあるのも事実で、今回の予報は合っているが・・・。これだけ言われてもノーマルタイヤで東北に乗り込む馬◯がいるし・・・。まあ珍しく出かけない僕を見て、猫はご機嫌である。

GRⅢ


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猫の日のポートレート 13/25の意味

2025-02-22 | 


我が家の猫、銀次郎さん。現在13歳で、この春に14歳になる。25歳までは元気でいようと話している。そうすると今年は折り返し地点を廻ったところ。来年は14/25を撮る。そして25枚を撮り切っても、更に長い長いアディショナルタイムが待っていることを願う。

X-T5 / XF35mm F1.4R




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エルマーの置き土産

2025-02-06 | 


エルマー、魅惑的なネーミングの正体はレンズである。今回はエルマーC90mm F4。ライカの中望遠レンズである。ライカレンズは処分したが、値のつかないようなものは何本か残っている。このレンズとロシアのレンズと中華レンズの3本だ。突然そのことを思い出し、マウントアダプター経由でフジのボディに着けてみた。まあ特筆すべき写りでもないのだけれど、思ったよりまともに写った。ライカのM型ボディにつけると暴れ馬のように安定しなかったのに・・・。かといって今更このレンズを重宝するようなものでもない。早速オークションに出品した。これがエルマーのラストショットとなるだろう。

X-T5 / ELMAR C90mm F4
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猫、七変化する

2025-02-04 | 
カメラの取り扱いは試行錯誤が続く。新しいフィルムシミュレーションもある(もっとも一時期所有したX-H2にも入っていた)ので、色々と試している。今日はお遊びでフィルムシミュレーション7種類を掲載した。Lightroomでの現像時のプロファイルなので厳密にはカメラ生成画像とは異なるが、大体の雰囲気は出ていると思う。家で猫を相手にやったのだけれど、猫は全く協力する意思がないようだった。都合7種類の銀次郎さんが完成した。見てくれは変わっても、性格までは変わらないと思う。

追伸:撮影時に半段露出補正するだけで、ガラリと画像は変わる。更にはホワイトバランスの設定、色合いやコントラストの設定。シャドーとハイライトの補正設定。やることは山ほどある。まあゆっくりやろう。ということで、1〜2ヶ月は画像が安定しないと思う。


①Astia(アスティア)=かつて存在したリバーサルフィルムが由来。肌色再現に優れた柔らかな描写が特徴。


②Reala Ace =かつてのネガフィルムが由来。率直な色再現ながら立体的な描写が特徴で、新世代ネガフィルムの代表。僕も気にいっていた。



③ETERNA ブリーチバイパス=映画用フィルム「Eterna」をベースに、銀残し(ブリーチバイパス)の手法を反映している。皆、お好きでしょ?



④Nostalgic Nega =これは特定のフィルム銘柄ではなく、1970年代の写真集などに使用されたカラーフィルムのイメージを表現したもの。ハイライトのアンバーが特徴。


⑤Classic Nega=毎度お馴染みのクラシックネガ。



⑥Velvia=伝説的なリバーサルフィルム(まだ現行製品です)、写真をやる者全てを魅了したフィルム。風景写真の原典的な存在。

⑦ACROS=コダックと共に世界を二分したモノクロフィルムの標準原器。基準中の基準のモノクロ。




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昼寝する猫、人間の振り幅

2025-01-23 | 



上段の写真、窓際で麗らかな陽を浴びる猫の写真に見えると思う。それは間違いではない。でも実際には下段の写真の窓際であり、この直後に薄日が差しただけである。モノクロ写真をやっていると気づくことがある。明るさは相対的なものに過ぎない。どこを基準にするかにより、光は影となり、影は光にもなる。性質が反転したのではない。最初からそうなのだ。

人間の性質もこれと同じようなところがある。例えば虫も殺せぬ美少女が、熊が駆除されたニュースに涙しながら、とんかつを食べたりする。虫も殺せないことと、豚を美味しそうに食べることが両立するのが人間だ。生を維持することは、そういう矛盾を受け止めることでもある。最近は芸能人とかスポーツ選手などをやたらと礼賛し、あたかも「聖人君子」であるかのように祭り上げる風潮が強い。僕はそういう礼賛具合が少し気持ち悪い。必要以上に祭り上げられた結果、そこから落ちると悲惨な状況になる。そして実際に何かをやらかして、オセロがひっくり返るように評価の大逆転が起きることもしばしばである。やらかさないとしても、前述の通り人間のあり様の振れ幅は大きい。評価軸の基準点をどこに設定するかによって、善人にもなれば、その逆にもなり得るのである。極論すればプロ野球選手は野球を極めただけの人であり、芸能人は何らかの芸を極めただけの人である。その方たちの中には、人格が素晴らしい人もいれば、人間的に問題がある人もいる。特定の分野で顕著な実績を上げたからといって、ハードルを上げ過ぎない方が良い。

昼寝をする猫を眺めながら、こんな物思いに耽った、いま問題になっている「あの件」を念頭に置いてはいるが、ここで辞めにしたい。

X-PRO3 / XF35mm F1.4R



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