街角の紫陽花

期限切れから二年たつフィルムが冷蔵庫から出てきた。ブローニ判のカラーネガフィルムだ。富士フィルムの現行製品は「PRO160」で、今回出てきたものは「Super G100」。明らかに「Super G100」の方が良いような気がする。僕は実際のところ「REALA ACE」というフィルムが好きだったのだ。「Super G100」と「REALA ACE」が、どう違うのかは分からない。

ROLLEIFLEX 2.8D / FUJI SUPER-G 100

なまはげ立つ

今朝アップした居酒屋さんの開店準備が進むと、この「なまはげ」が入り口に立つ。凶器が生々しいと思うのは僕だけであろうか。

追伸：昨年あたりからローライのファインダーが反射して見えにくくなり、ちょっと日差しが強いと乱反射したようになりピント合わせすら苦労する。本日意を決してファインダーを外して清掃した。内部のミラーが埃で汚くなっていた。それを拭くと、すっきり綺麗に見えるようになった。ものすごく嬉しい。


ROLLEIFLEX 2.8D / FUJI PRO160

日付が違うじゃないか

毎月、「８」のつく日にちは、花の写真をブログに掲載するという「「８na8na-club」に参加している。最近でこそ、カラー写真の比率がアップしたものの、僕のブログはもともとモノクロ写真が多く、地味なのである。だから、意図的に普段は撮らない花の写真を掲載することにより、ブログに華ができ、写真生活の張りにもなると思っている。花の写真自体は得意ではないが、撮ることに意義があるのである。

そして、今朝も自宅の庭の片隅で撮った秋桜を掲載し、「うんうん、我がブログにもまた花の写真が載ったな」と一人満足していたのである。だが気づくのが遅すぎたのだ、今日は「８日」ではなく、「７日」だと。今更引っ込めるのも変なので、そのままとしておく。ただひとつ言い訳をさせてもらえるなら、腕時計の日付が「８日」となっていたのである。スマホではなく、腕時計で日時を確認する律儀なところを褒めてほしい。




ROLLEIFLEX 2.8D / FUJICOLOR 100

仁丹の薬局

今年になって、なぜか急に「フィルム現像」が面倒になり、殆ど自家現像をしなくなった。それに伴い、フィルムカメラの使用頻度も極端に低くなった。自分で現像するだけなく、お店に現像を出すことも面倒になる始末で、フィルムもすぐに現像に出さない。９月中旬の連休に行った「飯坂温泉」のフィルムもやっと上がってきた。ライカで撮った写真とカブりまくっていたけど、この「仁丹の薬局」は、やはり存在感があったということだと思う。


ROLLEIFLEX 2.8D / FUJI PRO160

とりあえず撮るもの

それでどうすると言われても困るのだが、見つけたら、「とりあえず撮る」ものが僕には幾つかある。井戸ポンプとか、赤提灯とか、非常ベルとか、消火栓とか。「とりあえず」という位だから、こうして無理やり機会を設けないと、誰にも見られることのない写真が沢山あるのである。


ROLLEIFLEX 2.8D / FUI PRO160

極上のひと時

この時期の窓から差し込む光を浴びることは、猫にとっては極上のひと時のようだ。古いカメラ、そして数ミリ動かしただけで針が大きく振れる単体露出計。僕にとっては難しいひと時であった。


ROLLEIFLEX 2.8D / ILFORD DELTA 400

徘徊する黒猫

何故か猫写真が続く。楢下宿を散策した時のもので、町を徘徊する黒猫の写真である。久しぶりに持ち出した二眼レフ、カラーネガでの撮影だ。何だかんだいって、二眼レフを持っての散策は、他に代え難い悦びなのである。

ROLLEIFLEX 2.8D / FUI PRO160

カラーの理由 錆びの場合

昨日、カラーで撮るしかないケースという例を載せたが、もう一つ追記したい。それは、こんな錆び色を見つけた場合である。これはカラーで撮らなければならない。しかし、錆び色は画像処理ソフトで弄りだすと、もう収拾が効かなくなる。自分の中で折り合いがつくまでは、レベル調整くらいで止めておく方がベターである。いつか、自分の求める錆色（何だそりゃ）を見つけた時は、LightRoomに登録したい。


ROLLEIFLEX 2.8D / KODAK EKTAR 100

カラーの理由 その１

モノクロ写真をメインに掲載している。とはいえ、カラー写真の比率だって３～４割はある。例えば、こんな「素敵な色」に出会った時はカラーで撮るしかない。この写真は数日前に掲載した「五城目町」にて撮影した。恐らく、当地には現在若干の積雪が見られるだろう。冬はどうするのか定かではないが、こんな色の看板を作るお店は通年営業して欲しい。

ROLLEIFLEX 2.8D / KODAK EKTAR 100

彼岸花と神隠し・・・with 8na8na-club

スキャナーを買い替えたので、各種フォーマットでテスト中である。写真は季節外れのうえに、撮ったのも数年前だけど、「彼岸花」の写真である。何故そこに行ったのか判らないが、どこかのお寺である。お寺は不気味な位に静かだった。もう夕方近くで、西日が花に当たっていた。その西日が綺麗だったことを鮮明に覚えている。細い道を通って駐車場に車を止めたら、他には車は１台もなく不安になったことも覚えている。そしてフィルムも手元に残っている。でも、この場所が何処なのか全く分からないのだ。神隠しにあって、異界に連れ去られ、そこで見た光景かもしれない。

追伸：一般的には、人はこの現象を「物忘れ」という。


★８の付く日は　「8na8na-club」。「8na8na-club」は、awaさんが主催するクラブです。詳細はコチラ Dear to you

ROLLEOFLEX 2.8D / RDP3