2004年の京都・龍安寺の枯山水庭園である。この頃は京都に住んでいた。過去写真から見つけたものだ。当時の写真を見て、気づいたことがある。それは誰もスマホで写真を撮っていないことだ。この写真はデジタル一眼レフで撮ったものだし、当時だって携帯電話にカメラもついていた筈だ。それでも人々は庭園を直視している。他に見ていものといえば、パンフレットだったり、同行している人の顔だけである。この15年で、その辺りの事情は大きく変わった。いまでは、どんな観光地でも人々は必ずスマホを構えている。折角、そこに行ったのであれば、液晶画面ではなく現物を直視する。当時の観光は正しい姿でもあった。一方、現在では多くの人がスマホ経由であれ、写真を撮るようになった。昔はカメラは一家に一台、またはグループに一台しかなかった。いまは一人一台。写真を撮る枚数が増えるということは、人々の撮影レベルも上がっていくだろう。
追伸:
①決算期の業務増大により、写真が撮れていません。数日更新が止まります。
②ブログ村の再開テスト(PVランキングのみ)、一旦停止します。PV部門のみの参加は、やはり意味は薄いので、今後のことは考えます。