No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

漁港の猫〜微妙な関係

2023-10-27 | 漁港の猫





「漁港の猫」は、当初は象潟漁港という場所で撮った猫の写真を掲載していた。でも最近では他にも数か所の猫漁港がある。今回は第二の漁港であり、たまたま近くを通ったので、少し立ち寄ってみた。なんか猫が増えていた。あまりよろしくない事態かもしれない。猫たちは総じて人間に親密だった(だから切ないし、良くないことを考えてしまう)。一方で猫同士の関係は微妙でもあった。黒い猫が2匹いて、どちらも人間には懐いている。というより一匹が異様なほど人間にすり寄ってくる。多分餌を貰えるのであれば独占しようと考えているのだろう。僕が動く度に付いてくる。一方で他の猫が僕に近づくと威嚇したりもする。黒猫(一匹)以外の他の猫達は仲が良さそうに見える。まあ僕は餌もおやつも持っていないので、早々に退散した。



X-H2 / XF56mm F1.2R WR
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漁港の猫、おすそ分けをゲットする

2023-07-23 | 漁港の猫



釣り人の背後で静かに待つ猫。釣り人との間に阿吽の呼吸があるのか、おすそ分けにありついていた。諸々のことが重なり、X−H2(ロケットみたいな名前だな)を思う存分使うことが出来ていない。分かったことの一つとして、「アクロス」モードであれば、従前の機種と殆ど差はないということだ。であればより軽量なカメラの方が撮りやすくもある。なんか余計に悩ましい状況になった。引き続き研究していきたい。

X-H2 /  XF16-80mmF4 R OIS WR









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寄り添う時間

2023-07-18 | 漁港の猫
久しぶりに象潟漁港に行けば、久しぶりに茶トラの姿を見た。子猫の頃から知っている猫だ。寄り添っている猫はシャム系の猫で、血縁関係などはないだろう。どういう経緯が分からないが、この2匹は一緒に行動し常に寄り添っているようだ。なんかジンと来る。


X-H2 /  XF16-80mmF4 R OIS WR

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黒猫 キャプションなし

2023-06-14 | 漁港の猫
キャプションなし

GRⅢ
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4月29日の意味〜漁港にて想う

2023-04-30 | 漁港の猫



写真家、上原稔さんが亡くなってから丸3年が経過した。相変わらず東北の町の写真を撮り続けているけど、あの日以来、何かが大きく変わってしまったように感じる。僕の写真の出来栄えは一向に進歩しない。むしろ退化しているようだ。これではいけないと思う。そういえば昨年は3月に左足を骨折し、GW前にギプスが取れた。今年は2月にカテーテルアブレーションの手術を受けて、GW明けに最後の検査を受けることになっている。毎年この時期に、写真を撮ることのできる有り難さ、そのことを噛み締める出来事が起こる。「東北の町撮り写真の神様」である亡き師匠の教えを胸に、少しづつでも進んでいこうと思う。


X-PRO3 / XF23mm F1.4R
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やさぐれ黒猫の安堵

2023-03-25 | 漁港の猫
陽だまりに佇む黒猫。こんな麗らかな陽を浴びているのも、北国の冬を乗り切ったからである。直近のひと月ほどは本格的な降雪はなく、例年よりも過ごし易い冬ではあった。それでも寒風吹きすさぶ漁港での越冬は楽ではなかったと思う。防風林の松林で、やさぐれ猫は安堵しているようだった。


X-PRO3 / XF56mm F1.2R  WR

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青空は少し濁って見えた

2023-03-18 | 漁港の猫






今年は雪が少なかったせいか、気持ち的にも春を迎える準備が出来ている。気候も暖かで、空も青い。殆ど春といって良い季節が北国にも来た。僕はよく象潟漁港に猫を見に行く。今回訪れた漁港はそれとは別の場所だ。そこには長毛種の猫がいた。愛想が良いとは言えないが、普通に近づいてくる姿から飼い猫だったことは間違いない。そもそもこんな猫が根っからの野良猫の訳がない。何故ここで暮らすことになったのか、いつから暮らしているのか。それを考えると切なくなる。春が来た筈の青空が、どことなく濁って見えるのは、黄砂のせいだけなのだろうか。


GRⅢ
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漁港の猫・定点観察

2023-02-15 | 漁港の猫

  
前2日の掲載文の写真は山形県酒田市に行ったときのものだ。クルマの運転リハビリを兼ねていた。僕が酒田に行く場合は、帰りにこの漁港に寄って猫を見る。特別なことはないかもしれないが、とにかく見る。そして何だか安心するのである。

X-PRO3 / XF23mm F2R WR
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漁港の猫〜風雪变化

2023-01-27 | 漁港の猫




最強寒波の前に撮った写真です。
北国の天候は目まぐるしい。暴風雪のすぐ後に晴れ間が見える。もうこのまま雪は降らないだろう、そうとしか思えない穏やかな瞬間が訪れる。それも束の間、5分後には再び前も見えないほどの暴風雪になったりする。秋田県に移住してきた当初、その感覚が中々身につかなかった。漁港に住む猫たちは、流石に北国の猫。当たり前のようにその状況を受け入れている。というより、それ以外の環境を知らないのだろう。今年は雪が少なく、昨年よりは暮らしやすいだろう。それでも冬の漁港は、冷たい風に粉雪が舞う中で、晴れたり曇ったりを繰り替えしていた。慣れっこの猫は妙に落ち着いてダンディーだった。


X-PRO3 / XF56mm F1.2R WR

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漁港にも真冬がやってくる

2022-12-07 | 漁港の猫
秋田県にかほ市の象潟漁港。秋田県では最も温暖な地の一つである。積雪量もそれほど多くない。あくまで「秋田県では」という話であり、一般的な感覚でいえば相当厳しい冬がやってくる。とにかく風が強い場所である。猫たちは身を寄せ合って冬を越していくしかない。写真は先月のもので、この時点では静かな漁港だった。今は丁度「季節ハタハタ漁」の真っ最中で、一年でも最もごった返している。水揚げと直売所で、てんやわんやだ。それが終わる頃には、本当に厳しい季節を迎えるだろう。今年も無事に乗り越えて欲しいと思うし、家に来る「ちょび子(仮称)」と重ね合わせるものもある。

GRⅢ


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